目立たなきゃやっちゃったもん勝ちかもしれない。
敷地内薬局が何かと問題になっている。
国が敷地内に薬局を作ってもいいと認めておきながら、ひどい仕打ちをするものだと納得がいかない。
医薬分業の本来の姿を損なうなどと言うが、マンツーマンも門前も”目くそ鼻くそ”みたいに思う。
ある薬剤師会の幹部が敷地内薬局ではなく門前でもなく、門横に薬局を作ったそうだ。
門横薬局なら医薬分業の本来の姿になるのだろうか。
いささか疑問が残る。
敷地内であっても「調剤基本料1」を算定できる薬局がある。
それが「当該保険薬局の所在する建物内に保険医療機関(診療所に限る。)が所在している場合」である。
要は、診療所と一体となった建物内の薬局は敷地内であっても除外される。
何とも不思議なことになっている。
私の記憶が正しければの話であるが、敷地内の薬局の始まりは九州のイオン店舗内から始まったように思う。
今では当たり前になっているイオン店舗内でのクリニックは、イオン薬局で処方箋を応需している。
イオンの店舗はイオンの子会社のイオンディテールが所有している。
いうならば親子関係である。
その中のクリニックと薬局は敷地内とみなされるのが本来じゃないかと思う。
ところが、何を思ったのか当時の厚生局は認めてしまった。
これを契機としてイオンのクリニック誘致が始まった。
始まると”どうにも止まらない”と厚労省困っちゃう。
そして、我も我もとなった。
そんなことがあってか規制改革推進会議などからも、患者の利便性から敷地内であっても認める機運が広がった。
結果として2016年10月1日から、一定の条件を満たしていれば、公道に面していなくてもよいことになった
「『保険医療機関及び保険医療養担当規則の一部改正等に伴う実施上の留意事項について」』の一部改正について 」(保医発 0331 第6号 平成 28 年3月 31 日)
現時点で敷地内薬局と言うと病院も診療所も含まれているが、なぜかしら診療所と一体となった建物内では除外されている。
何となく、こんなところにイオンへの忖度があるのかもしれない。
因みに、メディカルビルなどは第三者の所有する建物内に診療所と薬局が賃貸の形で入っている。
敷地内にはなっていない。
ついでに病院の敷地内と診療所の敷地内はちょっと違うんじゃないのかと思う。
さらに病院でも大学病院や公的病院と私的病院との違いがあってもいいのではないだろうか。
敷地内が”●〇味噌一緒”って言うのには納得感がない。
>敷地内はなぜだめなのかだけでなく、マンツーマン薬局や門前薬局、医療モール内薬局の... への返信
いやいや厚労省であろうと日薬であろうと突っ込もうと思えばいくらでも突っ込めますよね。
点数下げなければいけない時、厚労省なんかは突っ込み放題でしょう。
日薬から発表させたなら、ある意味それに該当する会員薬局に対する自爆テロ違いますか。
だからあまりこだわらない方が良いように思っています。
敷地内薬局を持っていることを理由に排除するのが良かったのかどうか。
活用の仕方を提案で来る寛容さが必要じゃないでしょうか。
単に医療費削減したいだけでしょ。。。
サービスの質にかかわらず儲かっていそうなところの点数をある日を境に強制的に下げるっていうのうは強引というしかありませんね。
一方では基本料を上げた分の従業員の賃上げを要望したりしてますが、突然基本料2に下げられた薬局はどうやれば賃上げできるのですか???
納得できる説明をどなたかしてほしいと思うのは私だけでしょうか...
「調剤基本料」に対する引き下げは、単に儲かっているから引き下げるだけの発想です。
「調剤基本料」は同じにして、努力した分の積み上げ方式にした方がいいと思います。
賃上げに関しては周りとの関係から必然的に考える問題で、政策的に誘導できるものじゃないと思います。
うまくいくはずがありません。
納得がいかないのは当たり前ですが、中医協では納得して決まったんじゃないですか。
>同一建物月4千枚超だとか、上位3医療機関集中率合計70%以上だとか、次々に基本料... への返信
そうです。あなたのおっしゃる通り医療費を削減したいだけなんです。
医療費削減すると決めた時、なんとか理由をつけて生け贄を決める事だけなんです。
賃上げ?そんなものは他職種が上がってるから薬局も!と上がりもしないのにパフォーマンスやってるだけですよね。
誰も納得なんかしませんよ。
そこを深く考え込むより処方箋増やして利益上げる方が効率的じゃないですか。
「第8次医療計画等に関する検討会」の資料に「外来数が最大になる年」があります。
日本のほとんどの地域は2015年が最大となっています。
後はドラッグストアに負けない“つながり”の工夫じゃないでしょうか。
逆に「訪問診療を受ける患者数が最大になる年」では2040年以降に最大になるとあります。
在宅を主体に売上を伸ばしている会社もあります。
同一建物以外の処方せんを増やす努力は当然しているのですが、自己努力ではいかんともしがたい要素の影響が強すぎますね。思わず愚痴ってしまいました、すみません。
愚痴りたくもなりますね。
わかる、わかる!