高齢者には優しくないオンラインは“おらいらん”だば。
先日の「薬局経営の知恵袋」を聞いていて、はっきり言ってやっていられない時代が近づいていると実感した。
このブログを見ている人は「薬局経営の知恵袋」にも参加していると思う。
ギブアップしたくなったのは私だけだろうか。
先ず、補助金関係が次から次と追加になる。
これは単にシステムの未完成を表している。
まだ出来上がってもいない仕組みを無理やり導入しようとするから、後から機能の追加が出てくる。
その度に半分補助金が出すようだが、その補助金の見積もりがおかしいような気もする。
半分に満たないのだ。
在宅を積極的に展開する薬局はオンライン資格確認のモバイル端末が必要になりそうだ。
モバイル端末に4.1万円、レセコン改修に13万円の合わせて12.8万円の補助金が出る。
ここで詳しい内容など書く気はないが、在宅訪問を積極的に行う薬局はきちんと調べておく必要がある。
こんな面倒なら中小薬局はやらなくなりそうだ。
他にもドライブスルーの薬局が増えている。
特に、新型コロナウイルスの感染予防から利用者が増えているそうだ。
この時のオンライン資格確認はどうやるの?
まさか受付カウンターにある顔認証カードリーダーを移動させるのか。
そう考えるともう1台必要になる。
そこで「2023年10月から2024(R6)年3月までのいずれかの月のマイナ保険証の月間利用件数の総数が500件以上の機関 については、顔認証付きカードリーダー1台の増設に要した費用の一部を補助する」とある。
薬局の補助金は275,000円である。
もしこれをもらい損ねて、追加の顔認証カードリーダーを購入する事態には2倍の55万円になる。
何だか急かされる。
ちょっと、ちょっとしっかり計画を持って補助金対策を考えないと損をする。
他にも医療扶助のオンライン資格確認に対するレセコンシステム改修にも補助金があるようだ。
こんなの出来ないじゃん。
そうは言ってもやるきゃない。
今の健康保険証は今年の12月2日で廃止になる。
「資格確認書」が発行されるようだが、切り替えなど面倒な仕組みになっている。
早くて2年、遅くても3年以内にはマイナ保険証が大半になると思われる。
コロコロ変わる仕組みではあるが必死でついて行くしかない。
”長いものには巻かれろ“とは言うが”弱いものは枯れろ“になりそうだ。
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