医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

錦糸町はいかが?

2017-10-08 05:37:49 | 薬局
今日から開催だ。

第50回日本薬剤師会学術大会が今日から開催される。
全国から多数の薬剤師が集まることだろう。
何と言っても開催地は東京である。
地方都市の場合は宿泊施設の確保に苦労する。
その点、東京には周辺を含めるとかなり余裕がある。
あいにくと私は秋田から札幌に帰ってしまう。
私の浅草橋の別荘は空いているのでご利用ください。
何も置いていない殺風景な2部屋ですが、交通の便はいい。
羽田空港になら自部屋から徒歩5分で地下鉄浅草線の浅草橋に到着し、そこから45分ほど、東京駅ならJR秋葉原で乗り換えがあるが15分ほどで着く。
新宿にだって30分もあれば楽勝だ。
例の”黒皮の手帳“がお望みならタクシーで帰ってきても3,000円でおつりがくる。

さて、今年はどんな話題で盛り上がるのか。
何と言っても問題山積だ。
今さら「敷地内薬局反対」はないだろう。
大手調剤チェーンが喜んでいる。
「付け替え問題」も「無診察処方問題」も関係ないような顔をしているがいずれも会員の薬局だ。
日本薬剤師会としてどんな社会的お詫びをするのか、先日の会長発言が気にかかる。
こちらは音なしの構いだが「調剤前の郵送問題」も是非が問われる。
そもそも「調剤」とはなんぞや。
忘れちゃならないのが医薬品流通としての「偽造薬問題」もある。
お陰で不動在庫の移動や店舗間のやり取りに規制が入る。
さらに会員の半分以上を占めると思われる「1人薬剤師薬局」の存続はどうなるのか。
「脆弱なかかりつけ機能」と言われっぱなしで良いのか。
薬剤師不在時の対応も、1人薬剤師薬局が支えてきた学校薬剤師業務に危機を感じる。
しかも開局中は在宅訪問もできない。

そう言えば負け惜しみの様にしか聞こえないが「健康サポート薬局」が進まない。
苦し紛れに聞こえてくるのが「大切に育てていくことが重要」などと言ってていいのか。
当初の目標は中学校区に1カ所だったような気がする。
やっと500軒に達したかどうかだ。
ほど遠い話だ。
そもそも「健康サポート薬局」を作る目的をきちんと理解できているのだろうか。
薬剤師会と私の考えとは異なる。

もう1つ進んでいないのが「かかりつけ薬剤師指導料」である。
今回の発表でも花形のテーマになると思うが、その裏腹にやらない薬剤師が多い。
制度そのものの良し悪しよりも、薬剤師の面倒さが先行していないだろうか。
それとも自己負担が増えるだけの服薬指導に自信がないのか。

何はともあれ盛会であることを願っている。






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