医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

では、行って来ます

2013-05-05 05:05:52 | 薬局
ウォッチングしちゃう。

先月の26日夕方から札幌に戻っている。
自宅生活で不便なのは日経新聞が読めないことだ。
これが無いとブログネタに困る。
もちろん東京の事務所では定期購読しているが、まさかこの時期だけ札幌に届けてとはいかない。
仕方がないので毎朝近所のCVSで買ってくる。
CVSに新聞が入る5時くらいを目掛けて、出来るだけいろいろなCVSに出かけている。
なぜなら、CVSは小売業のマーケティングが集積しているからだ。
たまには自分の感性を磨くためにウォッチングが必要となる。
残念ながら自宅近くにはセブンイレブン、ローソン、サンクス、セイコーマートの4種類しかない。
因みに、セイコーマートは地場のCVSで、元々酒類卸が主宰したフランチャイズである。
これがなかなか頑張っている。

“酒屋が酒を売っていたら潰れる“
これはセミナー等で使う話であるが、かつてたくさんあった酒屋は街中から消えている。
なぜだろうか?
それは酒屋が酒を売っていたからだ。
酒屋が酒を売るのが当たり前などと言っていちゃ薬局も同じ目に合う。
お酒はどこで売られても同じ製品は同じ製品だ。
「同じなら最大のサービスは価格にあり」とヤマダ電器の社長も言っていた。
これに目をつけたのがカテゴリーキラーと呼ばれる業態である。
大量仕入れによる“エブリデイロープライス(いつでも安売り)”店が従来の酒屋を凌駕していった。
ところが小売業は生き物である。
このカテゴリーキラーも価格が同じになると利便性の“ワンストップショッピング(1ヶ所で揃う)には適わない。
やがてスーパーに圧されて、より薄利な価格戦略で対応せざるを得なくなる。
そのせいか最近、お酒の安売り店の姿が見えなくなったと感じないだろうか。
で、生き残った酒屋は酒ではなく酒の付加価値を提供する業態として頑張っている。
日本酒やワインなど保存状態を考え、生産地、蔵元にこだわり、製品そのものもさることながら楽しみ方を提供してくれる。
これが価格に勝てる決め手だ。

話しが飛んでしまったが、毎朝尋ねるCVSであるが、明らかに進化している。
店奥のビールなどは定番であるが、かつては振り向くと乾物(つまみ)があったが、最近はワインなどのボトルで並ぶようになった。
これもニーズの変化だろう。
そして、小さな惣菜も増えている。
もちろん野菜や卵などの食材も増えている。
単身生活者や高齢者対応が見て取れる。

私は日経新聞を片手に店内を見渡しながら歩く。
客はほとんどいないので、雑誌が並ぶ「アダルトコーナー」が気になる。
その誘惑を振り切って、新聞と一緒にスイーツも買い求める。(これは家内と母親の分だ)
それとつい買ってしまうのが100円のドリップコーヒーである。
これが意外にいける。
150円のも試したが私はチープな方が合うみたいだ。
そう言えば、今日は「子供の日」だ。
今から子供が出来ると面倒だが孫が欲しい。
「アダルトコーナー」に刺激されたようだ。

さて、今日もこれからウォッチングに出かける。


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コメント (2)
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