医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

ワンコインの進化

2010-09-09 08:07:59 | 薬局
医療分野のベンチャー企業が活躍だ。
5月に行なったHSEセミナーのテーマは「ワンコイン健診の現状と今後の展望」であった。
若き経営者の挑戦に、参加していた若手も奮い立つ思いを感じていたはずである。
その彼が日経新聞に登場した。
「検診サービス多様に」の見出しである。
「ダイエーで1分野500円(プロケア)」に頑張っている姿が浮かぶ。
さらに「有望市場、ベンチャー参入」ともある。
袖すれ合う人が活躍する様子を見るのはうれしい。
彼はまだ27か28歳くらいだったと思う。
見た目はどこにでもいる「僕ちゃん」って感じであるが。
思わず我社員と比べてしまう。
その記事によると兵庫県のダイエー系列の店舗で、8月から簡易健康診断サービスが始まっているらしい。
1箇所でずっとではなく、20店舗ほどを日替わりで巡回する計画だ。
今後は大阪府の関連店舗や福岡を始め全国展開を考えている。
ここまでは頑張れと応援してしまうが、ちょっと気になるのがダイエー系列である。
ブログでも何回も書いているが、ダイエーの親会社はイオンである。
この企画には何かあると感じたのは私だけではないと思う。
イオンはあの手、この手で消費者の囲い込みを画策中である。
それも医療系である。
ここでも悔やまれるのが「特定検診・特定保健指導事業」である。
まぁ、何を言っても「動かざること山の如し」ではダメですね。
その内にドラッグストアで健康診断が当たり前になる日も近い。

コメント
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