医療・介護を支える継続企業の知恵袋

毎日ブログを書き続け10年が過ぎました。2025年、2042年に向けた医療介護の厳しい時代を乗り切る策を考えます。

やれば出来るじゃない

2009-04-23 04:23:54 | 薬局
百合さんの受診日がやってきた。
残薬は昨日分でなくなっているはずである。
朝一番で受診するので、それなりの体制で待ち受ける。
9時半にFAXが来る。
処方内容の変更があるが在庫があるので対応可能である。
早速調剤し百合さんのアパートに向かう。
「おはよう~」いくら呼んでも返事がない。
入り口のドアは開いている。
申し訳ないが、ちょっと中に入ってみる。
倒れている様子もない。
20分くらい外の車の中で待機するが帰ってくる気配がない。
仕方がないので空振りで薬局に戻ることにする。
このコストは何ともムダだ。
12時少し回った頃、息子さんに連絡をしてみる。
「どこにも行かないはず」と言って、クリニックに確認を促してみる。
息子さんから「クリニックで倒れた」と連絡がある。
今はクリニックで点滴を受けている。
息子さんは仕事の合間に迎えに行くとの事、その時に薬を持ってきて欲しいと連絡がある。
3時頃連絡があり、アパートに戻ったそうだ。
夕食後から薬を服用させたいので、すぐ準備をして持参する。
百合さんは元気そうだった。
診察を受けて帰ろうとすると、めまいがして倒れてしまったとの事である。
先ずはカレンダーに用意した薬の説明を再度行い復習する。
翌日、担当のケアマネジャーから連絡が来る。
薬の飲み忘れが今回の事を招いたように責められてしまう。
とは言っても、外部からのサポートではこれ以上難しい。
毎日、手渡せというのか。
ちょっと悩んでしまう。

1週間が経過して、またお届けに伺う。
なんと残薬が予定通り夕食分だけある。
今回は上手くできたようだ。
この調子で服薬してくれることを願う。


コメント
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