豚骨劇場

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スウィーニー・トッド フリート街の悪魔の理髪師

2008年01月15日 23時54分15秒 | 試写レポ2007~08
解説: ブロードウェイの巨匠スティーヴン・ソンドハイムのトニー賞受賞ミュージカルを映画化。
監督は『チャーリーとチョコレート工場』のティム・バートン。
彼と6度目のコラボレートとなるジョニー・デップが、
これまでにも映画や舞台で数多く取り上げられてきた伝説の殺人鬼
スウィーニー・トッドを演じる。
共演はティム・バートン夫人でもあるヘレナ・ボナム=カーター。
本格的な歌声を初披露するジョニーのミュージカルスターぶりに注目だ。
(シネマトゥデイ)

あらすじ: 19世紀のイギリス。無実の罪で投獄され、
その首謀者に妻も娘も奪われた男(ジョニー・デップ)が、
名前も姿も変え、ロンドンのフリート街へ戻ってくる。
15年ぶりに理髪店を再開した彼は、理髪師スウィーニー・トッドとして
腕を振るい始めるが、彼は目に狂気を宿らせながら、
かつて自分を陥れた男への復しゅうに燃えていた。
(シネマトゥデイ)



試写会で見てきました。

ジョニー・デップが歌うミュージカル映画。
ゴールデングローブ賞、最優秀主演男優賞受賞しました

ミュージカルと言ってもかなりブラックな内容のゴシップホラー的なミュージカル。

無実の罪で投獄され妻も娘も奪われた理髪師が、復讐のために街の戻ってきて
大量無差別殺人を繰り返す。
殺した人間の死体は下の階のパイ屋で人肉パイとして売られて大繁盛~という
それだけ聞いたら、めっちゃグロい映画に思えるけど、
そこはさすが、ティム・バートンというのか、ちゃんと見れる映画になってます。
多少残酷なシーンはありますが、そこはミュージカル調で意外とあっさり見れちゃいます。
逆にグロさは物足りないくらい。
もっとドバドバ血が出るかと思ってました。

しかし、果たしてパイレーツでデップファンになった人に受け入れられるか?
顔は真っ白で、ずっと眉間にしわを寄せたしかめっ面です。
ファンの人にはお奨めとは言いにくいかも。

物語は、ラストにあっと驚く結末を迎えます。
恐ろしくも悲しい結末で、なかなかイイ余韻を味わえました。


なかなか好きでした。
今まで見てきた楽しいミュージカルとは一味違うミュージカル映画。
歌もなかなか良かったです。
特に相手役のヘレナと子役の子が巧かった。
もちろんデップも良かったです。

もう一回映画館で見ようかな。