豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

ウェイトレス 美味しい人生の作り方

2008年01月11日 23時00分16秒 | シネレポ2008
解説: サンダンス映画祭など各国の映画祭で大絶賛され、
アメリカで公開されるやいなや予想を上回る大ヒットを記録したハートフル・ストーリー。
田舎のダイナーで働くウェイトレスが、突然の妊娠をきっかけに自分自身に目覚めていく姿を描く。
監督は2006年に他界した女性監督エイドリアン・シェリー。
ヒロインのウェイトレスを「フェリシティの青春」のケリー・ラッセルが演じる。
ほろ苦くもおかしい独特の語り口と、登場するおいしそうなパイの数々がポイント。
(シネマトゥデイ)

あらすじ: 南部の田舎町にあるダイナーで働くジェンナ(ケリー・ラッセル)は
パイ作りにかけては天才的な腕前を持つウェイトレス。
ある日、彼女は嫉妬(しっと)深い夫アール(ジェレミー・シスト)の子どもを妊娠。
予想外の妊娠に困惑するジェンナはアールから逃げる計画を立てる一方、
産婦人科医のポマター(ネイサン・フィリオン)と不倫関係に陥る。
(シネマトゥデイ)


思ってた程美味しそうな映画ではなかった。
食べ物の映像にウキウキさせられるかと思いきやそれほどではなかったです。

あまりパイは映画の内容には関係がない感じでした。
にしても、アメリカ人ってあんなでかいパイをしょっちゅう食べてるんでしょうか。
あれじゃあ、肥満が多いのも当然ですね。
それはさておき・・・

あのダメ亭主がむかついてしょうがなかった!!
あの車のクラクションをブーブーブーブー鳴らすの見てたら
イライラして仕方なかった!
とにかくとんでもないKY亭主

主人公のヒロインもどこか優柔不断というか、
なんでとっとと逃げないのか不思議でしかたない。
結局ダンナの支配に依存してるのか、何か見てて、ん~~って感じ。
子供を妊娠したときも堕ろすという考えは頭に全くないものの
お腹の中の赤ん坊に愛情を持てずにいるし。
挙句、不倫しちゃったりして、なんだかなぁぁって感じ。

ただ全く重くなく、すんなり見れるところは良かった。
なんといっても最後が痛快!
子供が生まれた瞬間の豹変ぶりといったら凄い!
あんだけ恐れていたダンナを一喝
そして不倫相手ともあっさりと切れちゃって、一人たくましく生きていく道を。
まさに母は強し!
ラストは実に爽快でした。

涙は全くなかったです。
女性向きの映画かな。