豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

クワイエットルームへようこそ

2007年11月30日 09時17分14秒 | シネレポ2007
解説: 監督・俳優・作家・演出家としてマルチな才能を発揮し続ける松尾スズキが、
芥川賞候補となった自身の同名小説を映画化した異色コメディー。
ある日突然、精神科の閉鎖病棟に閉じ込められたバツイチライターの入院生活を描く。
ヒロインには、『BEAT』以来9年ぶりの映画主演となる内田有紀。
共演には、幅広い分野で活躍する宮藤官九郎、『フラガール』の蒼井優、
『憑神(つきがみ)』の妻夫木聡など、人気と実力を兼ね備えた豪華キャストが顔をそろえる。
(シネマトゥデイ)


あらすじ: 仕事も恋愛も微妙な28歳のフリーライター明日香(内田有紀)は、ある日、
目が覚めると見知らぬ部屋にいた。
そこは“クワイエットルーム”と呼ばれる隔離された閉鎖病棟で、
さまざまな問題を抱えた患者たちと出会う中、彼女は自身を見つめ直してゆく。
(シネマトゥデイ)



意外と重いテーマなのに軽いノリとコミカルな演技で
すんなりと見れてしまうのだけども、何か伝えたいことが伝わり難かったような。

内容はさておき、久しぶりの内田有紀は良かったですねぇ。
ゲロまみれの顔やら、素っ裸になったりと一皮抜けた感じでした。

そしてやっぱりイイのが蒼井優。
何をやってもはまりますが、今回は今まで見たことのない
雰囲気で良かったです。

そして見事な怪演の大竹しのぶ。
さすがです。
ラストはやられちゃいました。
あの憎憎しい態度!
ああ・・私もあそこでクワイエットルームに逆戻り~って感じでした。

他にも妻夫木聡がお笑い芸人役ですごい顔で出てきたり、
すべての役者さんが適材適所でしっかりと存在感を出してました。

まあまあでした。







プラレポ~下地塗装

2007年11月29日 08時34分12秒 | プラレポ
プラモ製作、ボチボチやってます。

この日は「百式」のボディフレームの塗装。
金色塗装をする前の下地の塗装です。
まず下地に黒を塗りました。
この後乾いたら、軽く表面をコンパウンドで研磨してならした後に
いよいよ金色の塗装です。



エヴァ初号機の紫色も塗ってみました。
写真ではわかりにくいけど、イイ紫色が出来ました。

1個に絞って作れば、ひとつくらい完成するかもしれないのに
複数個同時に作るのが悪い癖。
マイペースでがんばります。

ラーレポ~川端どさんこ

2007年11月28日 16時43分23秒 | ラーレポ
久しぶり川端商店街にある「川端どさんこ」に行ってきました。
博多発のどさんこラーメンの店です。
最近はラーメンスタジアムが出来て、全国のご当地ラーメンを食べる機会が増えて
北海道のラーメンも食べれるようになったのですが、
本場北海道のラーメンよりもココのラーメンの方が絶対美味しいです。
というか、一番私好みの北海道ラーメンです。
博多っ子好みの北海道ラーメンといったところか。

この日もいつもの「特製味噌バターチャーシュー麺」をいただきました。
ここはチャーシューが絶品。
脂身の少ない肉で、まるでローストビーフのようなもちもちした
肉の食感がするチャーシュー。
スープも麺も全部美味しいです。

もうひとつココの人気メニューがチャーハン。
半チャーハンを頼もうと思ったら、他にチャーハンの注文が入ってる時しか
出来ないと言うことでさすがに1人前は無理なのでやめました。

いつ行ってもお客さんが一杯の人気店。
久しぶりに行ったら美味しかったです。



スターダスト

2007年11月27日 22時16分22秒 | シネレポ2007
解説: ニール・ゲイマンのベストセラー・グラフィックノベルを映画化したファンタジー超大作。
越えてはならない壁の向こうに落ちた流れ星を探すため、壁の外に広がる魔法の国を旅する青年の冒険を描く。
監督は『レイヤー・ケーキ』のマシュー・ヴォーン。
主人公の青年を『カサノバ』のチャーリー・コックスが、
美女に姿を変えた流れ星を『ロミオとジュリエット』のクレア・デインズが演じる。
ミシェル・ファイファー、ロバート・デ・ニーロら豪華俳優陣が演じる
ユニークなキャラクターが見どころ。
(シネマトゥデイ)


あらすじ: イギリスの外れにあるウォール村の青年トリスタン(チャーリー・コックス)は、
村一番の美女ヴィクトリア(シエナ・ミラー)に恋をしていた。
ある夜、村にある壁の向こうに落ちた流れ星を目にした彼は、
それを愛の証としてヴィクトリアにプレゼントすることを決意。
壁の外に広がる魔法の国ストームホールドへと足を踏み入れる。
(シネマトゥデイ)



まあまあでした。
あまり期待しないで見てみたんですが、思ってたとおりというか
可もなく不可もなくな感じ。

イマイチのめり込めなかったのは、主人公の男があまり魅力的でなかったのと
ヒロインのクレアもあまりタイプじゃなかったから。

でもそのかわりにというか、ベテラン俳優陣がすごい大活躍でした。
凄かったのは、ミッシェル・ファイファー。
よくぞあそこまでやってくれました。
「ヘアスプレー」の時の美貌がまだ頭に残ってたから
そのギャップの大きさといったら・・・
よく断らなかったものです。素晴らしい

それともう一人、デ・ニーロ。
すっごいはじけてました。
彼もよく引き受けたというか、すっごく楽しんでやってる感じで楽しかったです。

まあ、見所はそこそこある映画です。





カレレポ~クリスマスカレー

2007年11月26日 23時00分37秒 | カレレポ
またクリスマスカレーにて。

ここも結構癖になる味。

最初口に入れると甘みがふわぁ~っと口に広がる。

そのあとピリピリィっと辛い刺激が口の中に

この不思議な感覚がはまる理由。

卵黄がこの辛味をマイルドにしてくれて、それがまたイイ。

しかし、なぜクリスマスカレーなのか・・・いまだ不明。

ここもランクインです!

ブレイブワン

2007年11月26日 19時09分50秒 | シネレポ2007
解説: 婚約者との幸せな未来を夢見ていたヒロインが、暴漢に襲われて婚約者を亡くしたのを機に、
悪に制裁を加える“処刑人”と化すサスペンス・スリラー。
監督は『クライング・ゲーム』のニール・ジョーダン。
2度のアカデミー主演女優賞に輝く名女優ジョディ・フォスターが主演と製作総指揮を務めている。
共演は『ハッスル&フロウ』のテレンス・ハワード。
銃を片手に悪をけ散らすヒロインの変ぼうと、ラスト15分に用意された衝撃の結末に注目だ。
(シネマトゥデイ)


あらすじ: ニューヨークでラジオ番組のパーソナリティを務めるエリカ(ジョディ・フォスター)は、
婚約者であるデイビッド(ナビーン・アンドリュース)との挙式を目前に控えた身。
しかし、ある日の夕暮れ、愛犬を連れて散歩に出かけた2人は3人組の暴漢に襲われ、
エリカは意識不明の重体となり、デイビッドは命を落としてしまう。
(シネマトゥデイ)



ネタバレ注意です

よかったです。
すごく見ごたえありました。

今回のジョディはすごくイイです。
さすがオスカー女優、快心の一撃といった演技でした。
(同じこと書いたような・・・・)
こないだのアンジーと甲乙つけ難い演技だったと思います。
来年のアカデミー賞、果たしてどちらか?あるいはどちらも
ノミネートされるか、楽しみなところです。

映画は、処刑人とか仕事人みたいに悪人を裁いて、スカッとするといった
サスペンスアクションとは一線を画した印象。
犯罪被害者の心情を非常に深く描いてます。

昨今の日本でも起こりえるような事件で、
もし自分の身に振りかかったらと、どう対処すべきか・・・
考えたら怖い話です。

彼女の選んだ選択、許せますか・・・
自分がもし被害者側の立場だったら、絶対同じことを考えると思います。
ただこの映画では、犯人に対する復讐だけじゃなく
犯罪者をどんどん殺しまくるのは、いかがなものか・・・?
そこまではちょっとやりすぎだったのでは?
認めると銃社会までも肯定することになりそうで、
色々と考えさせられるところはありました。

非常に見ごたえあって面白かったんだけど、ラストだけはいただけない。
命乞いする犯人を容赦なく撃ち殺すところは、非常にスカッとするものがあったんだけど
その後がまさかまさかの展開。
邦画だったら絶対あり得ない結末だと思います。

確かに彼女は被害者でその犯人に復讐のためだったとはいえ、
やはりその行為は殺人なわけで、罪は罪として捕まえるべきだったのでは?

あるいはあの後潔く自首するとか。
で、その後裁判で無罪を勝ち取るとか、そういう終わり方の方が
まだ後味はよかったかも。

ま、イイ映画でした!






グルレポ~博多風きりたんぽ鍋?

2007年11月26日 00時05分52秒 | グルレポ
知り合いが秋田に行ってきたとのことで
お土産に「キリタンポ」をもらったので食べてみました。

作り方をみると入れる具材は、ごぼう、糸こんにゃく、舞茸、白ねぎ、
春菊、鶏肉となってましたが
緑黄野菜が少ない気がしたので、白菜と水菜も入れることにしました。
そして豆腐とホルモン(小腸)、ニラも入れてもつ鍋風に。

出来上がりはもつ鍋風きりたんぽ。

きりたんぽってはっきりいってそんなに美味しいものじゃないですね。
ようするにご飯だから、これなら〆に雑炊にしたほうがよほど美味しい。

スープはまあまあでした。ちょっと醤油味が濃いかな。
おなか一杯でしめのうどんにたどり着かなかった
ま、美味しかったです



ヘアスプレー/4回目

2007年11月25日 13時25分46秒 | シネレポ2007
ヘアスプレー、4回目行ってきました。

やっぱり楽しい!

何度見てもウキウキしてしまいます。

じっと座って見てられないくらい、一緒に体が動かしたくなってしまう。

そしてトレーシーの笑顔見てたら、顔が自然にほころんでしまって

終始ニコニコ。

いよいよ今週一杯で終わってしまいそう。

もう一回いけるかなぁ・・

象の背中

2007年11月25日 13時08分22秒 | シネレポ2007
末期の肺ガンで余命半年と宣告された男が、残された時間で
これまで出会った人々と再会しようとする感動作。
秋元康が手がけた初の長編小説を原作に『g@me.』の井坂聡が
死を目前にした一人の男の赤裸々な思いを描く。
末期ガンに侵されながらも今を生きる幸せを噛みしめて生きる主人公を
『バベル』の役所広司。
その夫を献身的に支える妻を20年ぶりの映画出演となる今井美樹が好演する。
生と死を真正面からとらえたテーマが感慨深い。
(シネマトゥデイ)

あらすじ: これまで何不自由なく暮らしてきた48歳の中堅不動産会社部長・藤山幸弘(役所広司)は、
人生の円熟期を迎えようとしていた。
ある日突然、医師に肺ガンで余命半年と宣告されてしまう。
これまでの人生を振り返った藤山は延命治療を選択せず、
今までに出会った大切な人たちと直接会って、自分なりの別れを告げることを決意する。
(シネマトゥデイ)



思ってたほど感動もしなかったし、涙もありませんでした。
ちょっと期待はずれだったってとこでしょうか。

くそマジメなこと言うようだが、愛人がいるって設定がどうも気に食わん。
家族思いのイイお父さんではないのかと思うと、イマイチ感情移入しづらいものがあった。

それと延命治療はしないからといって、タバコをスパスパ吸うのは
見てて非常に腹立たしい。
だったら、死ぬのが怖いとか言ってんじゃないよって感じ。
そんな感じで、どこか冷めた目で見てしまって全く感動には至らなかった。

私ももし末期がんの宣告を受けたら多分延命治療は拒絶するだろうと思ってましたが
これ見てたら、その考えは随分と身勝手だなぁと思いました。
家族に余計な苦労をかけまいと思ってのことでも
それが逆に余計な気苦労をかけるんだろうなぁって
残される家族の立場になって見てたらそう思いました。



マリと子犬の物語 

2007年11月22日 10時05分02秒 | シネレポ2007
解説: “新潟県中越地震”の実話を基に描かれベストセラーとなった絵本、
「山古志村のマリと三匹の子犬」を映画化した感動作。
大地震で無人になった村に取り残されながらも、必死でわが子を守り抜く
母犬の強さと優しさを圧倒的な力強さでみせる。
出演も『おばちゃんチップス』の船越英一郎を筆頭に松本明子、
高嶋政伸、宇津井健ら実力派がずらりと並ぶ。
健気に生きる犬と人間の魂の交流が生んだ、真実の家族と奇跡の物語が観る者の胸を震わせる。
(シネマトゥデイ)

あらすじ: ある日、新潟県山古志村で暮らす石川家に生まれたばかりの子犬がやって来る。
役場に勤める父の優一(船越英一郎)は、幼いころに母を亡くした亮太(広田亮平)と
彩(佐々木麻緒)の兄妹がその子犬を“マリ”と名付け、一生懸命面倒をみる姿を見守っていた。
やがてマリは成長し、3匹の子犬を生むが、そんな幸せな一家を大きな地震が襲う。
(シネマトゥデイ



試写会で見てきました。

舞台挨拶付の試写会、現れたのは船越英一郎さん。
出演者を見たときに、誰が来てもあまり期待できないなぁなんて言ってたけど
すごくイイ舞台挨拶でした。(失礼しました)
よく喋るし、話も巧いし面白い。
やはりこういう饒舌な人が来ると、場は和むし映画への期待も膨らんできます。
どっかの女王様だかなんだか知りませんが、”別に・・・”なんて言う女とは大違い。
サービス精神旺盛でとても好印象でした。

そしてさらに特別ゲストが!
マリ役のワンちゃんも登場。
たくさんの観客の前に出てきても、全くビクつかずに
どっしり構えた姿は大女優並みの貫禄でした(笑)。

映画が始まると船越さんのトークの効果もあってか、涙涙
場内あちこちからすすり泣く声が。

船越さんもおっしゃってましたが、子供と動物の演技には適わないとは
まさにその通り。
ちゃんと犬にも表情があって演技してるんだなぁって感じるくらい、
顔つきが違って見えるものなんです。

瓦礫の下に埋まったおじいちゃんと彩を助けようと、手を血だらけにしながら
瓦礫を掘り続ける姿や、やむ得ぬ理由で置き去りにされたときに
ずっとヘリコプターを追いかけ走り続ける姿には
さすがに思わずウルッとさせられました。
そして彩役の子も実にイイ表情してました。

子供を想う父親の愛情、妹を守ろうとする兄の想い、犬を想う妹の愛情、子犬を守る母犬
そんな命を尊う全ての想いが奇跡の連鎖を呼び起こし感動のフィナレーを
迎えます。
 
イイ映画でした。