豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

オタク軍団VS変態IT社長

2006年08月31日 00時25分26秒 | 試写レポ
世界の電脳中心地<アキハバラ>――
そこは、最新AV機器から胡散臭いジャンク商品までが揃う、世界最大にして最強のエレクトリック・マーケット。
今では“アキバ”の名称で親しまれ、日本独自のポップカルチャーをも生み出す流行の発信地として注目を浴びている。
物語はそんなアキハバラに、社会からドロップアウトした5人の若者が“ある出来事”をきっかけに偶然出会うところから始まる。
彼らは、自分たちの人生に再チャレンジするべく小さいながらもベンチャー企業を設立。
IT業界を騒然とさせる革命的な検索エンジン“クルーク”を開発するが
、初めて自信を持ちアツクなれるものを見つけたそんな彼らの前に、
巨大IT企業の悪の影が忍び寄る・・・。
金と権力がすべての理不尽な社会に、彼らは全てを投げ打つ覚悟で仲間とともに人生初の大勝負に出る!


個性的なキャラのオタク5人衆
左から
タイコ・・・メカニックに詳しい食いしん坊。光の点滅を見つめるとフリーズしてしまう特異体質
イズム・・・プログラマー。色素欠乏症の為外出時は紫外線カットスーツを着用。
ページ・・・リーダー的存在のまとめ役。重度のドモリ症。
アキラ・・・格闘家でメイド喫茶でバイト中。
ボックス・・・重度の女性恐怖症と潔癖症

なかなか個性的な面々で面白いんだけど、一つ問題なのは成宮演じるページのドモリ。
あまりに過剰な演技で、見てて不愉快。ちょっとやり過ぎ。
実際にドモリ症の人をバカにしてるようにとられても仕方ないような過剰な演出は
ちょっと問題ありそう。


山田優のメイド姿。はっきり言って似合ってないと思う・・・

山田優神取忍
長身で手足が長い山田のアクションはなかなかはまってました。

変態IT社長の中込(佐々木蔵之助)。
この映画の最低最悪だったところは
この中込が飼ってる人間ペット。
詳細はふせときますが、マジ胸くそ悪い映像で腹立たしかった
これのせいで、この映画全体が台無しになった気分。

後ろに写ってるのは護衛役の寺島しのぶ。
山田優との格闘シーンは見ものか??

萩原聖人はデジキャピ社の幹部役。
意外と重要な役どころ。


前半はそこそこ面白く見れたんですが、
ラスト、会社に忍び込み盗まれたプログラムを奪回しにいくシーンになると
急に安っぽいチープなB級の乗りになってしまったのが残念。
最後の最後もなんかあっさりし過ぎてて物足りない。
ラストカットは笑えたけど。
前半が面白かっただけに、ラストに向かうに連れて失速、パワーダウンで尻すぼみな感じになってしまったのは
非常に残念。感想は残念ながらイマイチ


奇跡の夏

2006年08月30日 16時43分27秒 | シネレポ
「奇跡の夏」を見てみました。

9歳の腕白坊主ハニ(パク・チビン)と、12歳の物静かな兄ハンビョル(ソ・テハン)は仲のいい兄弟だ。
ある日体調の悪い兄と一緒に学校を早退したハニがTVゲームに熱中していると、
帰宅した母(ペ・ジョンオク)に塾をサボったことがバレて叱られる。
だが兄は本当に体調が悪く、駆け込んだ病院で脳腫瘍と診断され……。

実話なんだそうです。
兄弟役の子役二人は共に映画初共演で、弟役のパク・チビンは2005年ニュー・モントリオール国際映画祭最年少の主演男優賞受賞者となったそうです。

号泣覚悟で行ってきたんですが、思ったほど泣けませんでした。
感動しなかったわけではないんですが、イマイチはまらなかった・・・

何故か・・・?あくまでも個人的な印象なんですが、な~ぜだかイマイチどの登場人物にも
感情移入できなかった。
弟は確かに演技も達者で可愛いとは思ったけど、あまりに純真無垢過ぎるというか
わんぱくでやんちゃだから、見てて何かやらかすんじゃないかってハラハラドキドキで
気が気でないって感じ。
もうちょっと大人しくしてろよーって感じ。ちょっとイライラ気味でした(笑)。

あと、お母さんにもなんとなく共感出来ない。むしろどこか気に食わない。
確かに突然子供が命に関わる病気になってショックなのはわかるけど
な~んか見ててあまり同情出来ない。何故だろ
お父さん・・・影が薄い・・・
あくまで個人的な印象なので気にしないでください。
多分同じ子を持つ母親の立場の方だったら、見てられないくらいの状況かもしれません。

ちょっと期待し過ぎて、肩透かしをくらった感じ。
普通に見ると楽しめるとは思います。

実がついた・・・

2006年08月29日 13時05分15秒 | 庭レポ

おじぎ草に実がついてました。
何か毛が生えてて気持ち悪い・・・
はたして種が取れるか。







すいか、地植えしときました。
育つわけないけどね・・・


追記でーす。

これ普通の状態。
葉っぱに触れると・・・・




半分閉じました~。さらに触ると・・

これで全部閉じました。
さらに振動を与えたりすると・・・


根元から首を下げてます。
リアクションがかえってくる感じで、育てててとっても楽しいんです。





おまけ。ひょうたんが育ってました。
形が若干いびつ・・・

風船やぶる!の巻

2006年08月26日 11時26分47秒 | 庭レポ

風船かずらがイイ感じに熟してました。熟したっていうんかな?。
採取してみることにしました。




何がでるかな何が出るかな
何か理科の授業みたいで楽しい

ジャジャー-ン

種が取れましたぁ
一個に3つ入り。全部取ったら相当な数になりそう。
また来年植えましょう



トウガラシもイイ感じに膨らんできました。
後は色が付くのを待つばかりか?
果たして食べることは出来るのやら??

当選42本目

2006年08月25日 19時50分56秒 | 試写レポ
当選しました~
42本目~

映画は「アキハバラ@DEEP」
・・・・なんじゃこりゃ?? だったら応募するなっつうの!
全くノーマークでした。予告も見たことない

出演は成宮寛貴、山田優、忍成修吾(知らん) 、荒川良々、三浦春馬(知らん)
あと寺島しのぶ、萩原聖人、佐々木蔵之助などなど
あまり魅力的なキャストじゃないかな・・・

原作は「IWGP」こと「池袋ウエストゲートパーク」の原作者、石田衣良。

ハガキには「引きこもれない夢がある。奪われたくない夢がある」
「弱さを乗り越えろ!僕たちは最強となる!!」
などと書かれてます。

ようするにアキバ系とかいうオタクの話かしら??

とりあえす、予備知識なしでまっさらな状態で見てみようと思います。





危険!危険!駄作注意報発令!!

2006年08月24日 20時56分57秒 | 試写レポ
「グ○ムル 漢江の怪物」試写会行ってきました。

韓国の人々のオアシス、漢江(ハンガン)に突如出現した怪物を巡る事件に肉迫するパニック映画。
怪物に娘を奪われた一家の奮闘を描く。

これは・・・・酷すぎる!!駄作
本年度ワースト10入り決定!

最低です。怒りがこみ上げてきました
怖がらそうとしてるのか、笑わせようとしてるのか、
そもそも真剣に作ってるのか、ふざけてるのか、全く不可解。
何がやりたいのか全くわかりませんっていうかわかりたくもないくだらなさ

グエムルも冒頭からいきなり姿現して、その姿は恐ろしいというよりも
その滑稽な動きに思わず笑いがもれる始末。
私には、バカボンに出てきたうなぎ犬と「千と千尋」の顔なしを足したように見えました。

言い出したらきりがないくらい突っ込みどころ満載。
っていうか、呆れて突っ込む気にもならない

これが韓国では史上最短で動員人数1100万人を突破したんだとか。
昨日と今日と二日当たってて、面白かったら2回見ようと思ってたんですが
やめました。時間の無駄です。
予告と誇大広告に騙されないように

オーロラに感動!

2006年08月23日 23時51分02秒 | シネレポ
北極圏に実在する老狩人の真実のドラマ。
犬ぞりなどを使う伝統的狩猟方法を貫くノーマン・ウィンターの、シンプルかつ機能的な暮らしを映し出す。
まるでドキュメンタリー映画のような作りの映画。

ノーマン・ウィンターは、50年間ロッキー山脈で罠猟を続けてきた。
彼はネイティブ・アメリカンの妻、ネブラスカや犬ぞりを引く犬たちと
厳しい大自然の中で暮らしてきたが、そろそろ引退を考えていた。
そんな折、彼は犬ぞリのリーダーである長年の相棒を交通事故で失ってしまう。

またまた不覚にもスイマーに襲われてしまいました
予告の時点ですでにやばい状態だったのですが、冒頭はスイマーとの凄まじい攻防でした。
なんとか打ち勝って集中してみる事が出来たのは30分過ぎくらいから。1/3損しちゃった。

でまあぁぁ、素晴らしい
大画面でみて正解!といってもちっちゃなミニシアターだったんだけど・・・

お世辞抜きに美しい風景
感動以外何もありません。
オーロラが出た時は、思わずお口ポッカァァァン
これだけでも1800円出す価値あり(今回ポイントで無料鑑賞だったんだけどね)

人の手が加わる事によって、保たれてる自然の生態系があるって事を強くアピールしてました。
そうした生き様に誇りと生きがいを見出したノーマン。
ただそれも森林伐採などでそのバランスが崩れてしまってる
狩人も廃業せざる得ない状況に陥ってる現状。

これはリベンジしなくてはいけません!
もう一回しっかり見ようと思います




全員片想い

2006年08月22日 10時13分34秒 | シネレポ
「ハチミツとクローバー」見ました。

浜美大に通う竹本(櫻井翔)は、ある日、一心不乱に絵を描く少女・はぐみ(蒼井優)に恋心を抱く。
彼女は大学の教授・花本(堺雅人)の親戚で、天才少女とうわさされる転入生だった。
はぐみのことが頭から離れない竹本だったが、
彼と同様にはぐみを気にかける非凡な先輩・森田(伊勢谷友介)の存在が竹本の恋心をかき乱し……。

はぐの可愛さだけで、十分満足


キャッチフレーズが「全員片想い」ってだけあって、ドロドロした人間模様もなく
特に恋が進展することもなく、ハラハラドキドキすることもなく
淡々とした展開。
韓流ドラマとか好きな人には、きっと物足りないことでしょう。
あまりに爽やかすぎるというか、純粋すぎるところは、ちょいとこそばゆかったりします。

結構キャラクターが個性的でその辺は意外と面白かった。
そんな中、何の取り柄もない平凡キャラの桜井翔君はあまりに平凡過ぎて
主演のはずなのに、存在感が薄い。どっちかっつうと伊勢谷君の方が主役っぽかった。
最後も一体一人で何をやってるのやら・・・って感じ。トホホでした。

まあ、はぐちゃんが可愛かったんでそれだけで満足でした。


それにしても、この映画を見てたら大学ってホントに楽しそう。
でも現実はあんなんじゃありません!
私もああいうキャンパスライフを夢見てたんですが、全くときめくような出来事はなかったです。

まあ、この映画の舞台は美術大学ってことですが、理系の工学部に関して言わしていただくと
男子校とかわりません!!

120人くらいのクラスの中に女性は7,8人しかいませんでした。
そんなに少ないと女の子ばっかり仲良くなってかたまってしまうから、
男子は近寄り難かったりします。
それ以前にどうでもいいような子しかいなかったんですが・・・

私が行った大学は工学部は大学構内の片隅に追いやられたような所にあって
一般車道を渡って行く様なまるで隔離されたような場所にありました。
しかも校舎は薄汚い高校と同じような校舎。なんかドンヨリした空気が漂ってます(笑)
学校のパンフにはそんな写真載ってません。まさに騙された気分です。

一般教養の授業で文系の棟に入った時や、たまに文系の方の学食まで食べに行ったりすると、まるで別世界。
こんな華やかできらびやかな場所があったのかぁぁなんて感動したものでした(笑)

大学の先生とああいった飲み会なんてありません!
あんな先生すらいませんでした
バイトもする余裕なんてありませんでした。 (上手くやってる人いるみたいだったけど)
私立に通ってたらあんな気安く留年しようなんて考えられないもんです。
単位取るのに必死です。出席もカードに名前記入して提出しないといけないので
代弁もできないし、さぼれない・・・

何だか見てて、羨ましく眩しい見えてなりませんでした。
と同時に、自分の青春時代って一体何だったんだろうみたいな気分にもなってしまいました。




ちょっと予想外・・・

2006年08月21日 00時17分19秒 | シネレポ
幽霊が見えるようになったわんぱく少年を主人公に、一色まことの人気コミックの実写映画化したひと夏の冒険物語。

近所で知らぬ者のいないわんぱく坊主の花田一路(須賀健太)は、
今日も母親の寿枝(篠原涼子)とテレビをめぐって激しいバトルを繰り広げていた。
怒り狂う母親から逃げるため、自転車を猛スピードで走らせていた一路はトラックに跳ねられてしまうが、
奇跡的に一命を取りとめる。しかし、幽霊が見えるという不思議な力を授かってしまい……。

原作は漫画ということですが、全く知らずに見てみました。
劇場には子供づれの家族の姿が多かったです。
場内からは爆笑が起こるシーンも多々あり。

・・・も、前半のみ。
話が進むに連れて、思いのほかシリアスな内容に。

一路の父と壮太の父親の過去
謎の女子高生幽霊、蚊取線香の過去
謎の幽霊沢井と蚊取線香の関係
この辺りかなり重い内容です。
子供たち置いてけぼり状態でした。
一応所々ギャグが散りばめられてはいるんですが。
運動会のシーンでは、思わず号泣してしまいました。哲太にやられた。

一路役の須賀君は可愛いし、まさかまさかの話の展開ではありましたが
逆に思いのほか、楽しめる映画でした。
子供よりも大人の方が楽しめる映画かも。



蚊取線香。ちょっと斉藤由貴似?
彼女の過去は悲しすぎる・・・。笑えない・・・

終始ギャグに徹してくれたのはもたいまさこ。









釣りバカ日誌17 

2006年08月20日 22時18分06秒 | シネレポ
ハマちゃんとスーさんの“釣りバカ”コンビが、釣りと人助けに大奮闘する大人気シリーズ第17弾。
おなじみハマちゃん役の西田敏行と、スーさん役の三國連太郎が、
石川県の金沢や輪島を舞台に、愉快痛快のドタバタ人情劇を繰り広げる。

料金1000円均一ということで、ここ最近ずっと劇場で見てます。
やっぱ1000円だと、ついつい見てもいいかなぁって思っちゃいますよねぇ。

今回もハマちゃんパワー全開で笑わせてくれます。
が、前作があまりにハチャメチャだったからか、今回ややおとなしめだったかな?
お約束的なギャグもちょっと忘れ気味??
スーさんもちょっと疲れ気味?老後の事とか老いを感じさせる発言もあったりで
今後の動向も気になるところ。

今回のゲストマドンナは石田ゆり子。と大泉洋。
石田ゆり子も美しくて良かったですが、大泉洋が好印象。
ちょっと不器用で憎めないイイ奴な役どころです。
ちょっと二人の関係の発展の仕方が突拍子もない早い展開で
もうちょっと丁寧に描いて欲しいところでもあったんですが・・・
北海道のローカルタレントだった大泉さん、すっかり全国区のタレントって感じですね。
個人的には好きですねぇ。なかなか芸達者で良いです。

今回の舞台の金沢、ホンットいい所です。
是非とも一度行ってみたい素敵なところでしたぁ。

寅さんを追い越すくらい、ロングランシリーズとしてこれからもずっと続いて欲しいですね。

そういや、久しぶりダンディ板野を見たぁぁ。
まだいたんやねぇ(笑)


前売り特典の扇子~






久しぶりのスイマー・・・

2006年08月19日 02時56分51秒 | 試写レポ
台風接近の真っ只中、「マイアミ・バイス」試写会行ってきました。
が、雨こそ降ってるものの、風もなく拍子抜けなくらい静か・・・
福岡は完全にそれたのかしら??

80年代に人気を博した伝説の同名TVシリーズを、マイケル・マンがリメイクしたアクションムービー。
国際犯罪が頻発する危険都市マイアミを舞台に、
マイアミ警察の特捜刑事コンビ、ソニー・クロケットとリカルド・タブスが活躍する。


久々スイマーにやられてしまいました
目を覚ますと、コン・リーとコリン・ファレルのラブシーン
これが寝起きにはきっついというか、もういい加減にせい!ってくらいしつこく
ベタベタイチャイチャしてやがんの。
バッチリ目が覚めてしまいました。

が、ほんの数分しか寝てなかったはずなのに、わからない固有名詞だらけに
一体誰のこと?みたいになっちゃって、
ちょっと追いつけなくなってしまって、やや置いてけぼりに・・・

思ったほどド派手なアクションムービーって印象ではなかった。
ラストの銃撃戦はなかなか。

全体的にちょっとイマイチ感が・・・
寝ちゃったからかな??

もう一回・・・見なくていいや


あなた知ってる?

2006年08月19日 02時30分19秒 | シネレポ
白塗りの化粧に全身白ずくめという、特異な姿で注目を集めた伝説の娼婦
“ハマのメリーさん”をめぐるドキュメンタリー。
90年代に突然姿を消し横浜の都市伝説となっていたが、シャンソン歌手の
故・永登元次郎ら彼女を知る人々へのインタビューを通し、
メリーさんの実像に迫る。


メリーさんの存在も都市伝説として語り継がれていたことも全く知らずに見てみました。
白塗りの顔に白いドレス姿。どこか異様とも言えるその風貌のメリーさんのポスターに
興味を持ってしまって・・・。

興味本位でちょっと邪な気持ちも持ちつつ見てみたのですが、見ていくうちにメリーさんの
生き様にじわじわと引き込まれてました。

本名も年齢も何故横浜に現れたのか?どこにすんでいたのか?何故白塗りなのか?全て謎だらけのメリーさん。
決して自分からは何も語ろうとしないが故、膨らんでいった噂話の数々。
映画はそんなメリーさんの知られざる事実を探るのではなく
メリーさんと親交があった人や関わりのある人達の思い出話とともに
メリーさんという人の人間像に迫っていく感じ。
と同時に、知られざる裏のヨコハマの歴史も浮き彫りとなっていく。
横浜と言えば若者のデートスポットてイメージしかなかった町の知られざる一面が・・・

50年間横浜の街角に立ち続け、娼婦としての行き方を貫き通したメリーさん。
決して媚びることもせず、施しを受けることも拒み(裸銭は決して受け取らない、封筒に入ったものでないと)
どんな苦境におかれても決して気品ある立ち振る舞いを忘れず、気高く生き抜いたメリーさんには
どこか感動的で、見てて胸一杯になりました。

そしてラストシーン。
この映画、もう1人の主人公、メリーさんと親交が深かったシャンソン歌手の元次郎さんが
横浜を去り故郷の養老院で暮らすメリーさんを訪ねて「マイウェイ」を披露するシーン。

素顔のそして初めて動くメリーさんの登場。そしてたった一言、か細い声が聞けた!
思わず鳥肌がたってしまいました。
元次郎さんの歌を聞く養老院の老人達が映された時、テロップが出る前に、
これがメリーさんだ!とすぐわかるくらいやはり気品ある雰囲気は健在といった感じでした。
元次郎さんの歌に何度も何度もうなづきながら聞く姿に思わず目頭が熱くなりました。

とても見てよかったと思った映画。
見終わった時に、心地よい感動が込み上げてくる映画でした。

満足度高し。