解説: モダン・ホラーの帝王スティーヴン・キングの非ホラー短編を基に、
R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。
オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、
ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く。
(allcinema ONLINE)
あらすじ
作家ゴーディ・ラチャンス(リチャード・ドレイファス)が、遠い過去の日を思い起こす
きっかけになったのは、ある新聞記事に目を止めたことだった。
“弁護士クリス・チャンバース刺殺される"--。オレゴン州キャッスルロックは
人口1200あまりの小さな町。12歳のゴーディ(ウィル・ウィートン)は、文章を書くことに
才能の片りんをのぞかせる感受性豊かな少年だった。
彼には春に小学校を卒業以来、いつも一緒の3人の仲間がいた。
リーダー格のクリス(リヴァー・フェニックス)、大きなメガネをかけたテディ
(コリー・フェルドマン)、ちょっとスローなバーン(ジェリー・オコネル)。
性格も個性も違う4人だが、木の上に組み立てた小屋の中に集まってはタバコを喫ったり、
ワイ談をしたり、少年期特有の仲間意識で結ばれていた。
が、そんな彼らもそれぞれ家庭の問題をかかえている。
ゴーディは、出来のよかった兄(ジョン・キューザック)の事故死以来、両親がショックで
立ち直らず、彼を邪剣にしており、クリスは、アル中の父、グレた兄という家庭環境の中で
将来に不安を感じ、またテディは、ノルマンジー作戦の英雄だったが今は精神を
病んでしまっている父へ屈折した想いを抱いている。
ある日、バーンが耳よりの情報を持ってきた。
ここ数日、行方不明になって話題となっている少年が、30キロ先の森の奥で列車に
はねられ、その死体が野ざらしになっているというのだ。
バーンはそれを、彼やクリスの兄たちがメンバーとなっている、エース
(キーファー・サザーランド)をボスとする不良グループの会話から盗み聞きしたのだ。
死体を発見したら町の英雄になれる!キャッスルロックという小さな世界しか知らなかった
少年たちにとって、それは初めて体験する大冒険だった。
テディが走ってくる列車の前に立ちはだかろうとしたり、鉄橋を渡ってる時に列車に
追いかけられたり、また、沼でヒル攻めにあったり、この旅は少年たちにとって
度胸だめしの性格を帯びていた。野宿の夜、交代でクリスが持ってきた拳銃を手に
見張りをする。クリスはゴーディと2人きりになった時、自分の将来に希望はないが、
ゴーディのものを書く才能を何とか守ってみせると優しく語りかける。
翌日、4人はついに死体を見つけた。
だが、そこヘエースたち不良グループが死体を横取りしようと現われた。
テディとバーンは逃げ出すが、クリスは毅然とした態度で立ち向かった。
怒ったエースはナイフでクリスを刺そうとした瞬間、ゴーディが拳銃をエースに突きつけた。
少年たちの気迫に押されてエースたちは退散した。
冒険は終わった。4人はそれぞれ帰路につく……。
以来、バーンとテディは徐々に仲間から離れていくようになった。
その後、クリスは一念発起して弁護士になり、ゴーディは作家になったのだった--。
今、ゴーディはあの時のような友だちを2度と持つことはなかった、と思い出にひたるのだった。
午前10時の映画祭で見てきました。
土日2日連続で見てしまいました。
この映画をまさか映画館の大スクリーンで見ることが出来るなんて・・・
この企画、そしてこの映画を選んでくれた選考委員の方に感謝感謝です。
この映画は多分、いや間違いなく私が最もリピートして見た映画です。
当時レーザーディスクが出始めの頃に無い金集めてプレイヤーを購入しました。
その時同時購入したソフトがこの「スタンド・バイ・ミー」とあと「ターミネーター2」と
「メジャーリーグ」でした。当時LDソフトは今のDVDに比べてかなり値段が高く
確か1枚6、7千円してたと思います。
それでなかなか新しいソフトを買い揃えることが出来ず、この3枚を何度も何度もリピートして
見ていたものでした。
そしていつしか「スタンド・バイ・ミー」ばかりを見るようになって、
毎日家に帰って部屋に入っては、まずテレビとLDの電源を入れては
この「スタンド・バイ・ミー」をBGMのように流しっぱなしにしていました。
そんな思い出深い映画を初めて大スクリーンでの鑑賞。
少年時代にこんな冒険をした経験もなく、肩を抱き合って涙しながら語り合えるような
親友もいなかった私には、この映画に映る少年達や風景、エピソード全てが憧れで
宝箱のような映画。
以前「ショーシャンクの空に」を見たときにスティーブン・キング原作の中では
これがNO1ですと書きましたが、訂正します。
スティーブン・キング原作の映画の中で私の中でのNO1はこの「スタンド・バイ・ミー」です。
そして私の一番好きな映画も、この「スタンド・バイ・ミー」だとこれからは答えることにします。
よく「一番好きな映画は?」とか聞かれても、NO1を選ぶことが出来ないでいたんですが、
今回気づかせてくれました。
これが私のNO1です。
今はなきリバー・フェニックス、若かりし頃のキーファ・サザーランドやジョン・キューザックも
出演してて一見の価値ありです。
是非是非ご覧になっていただきたい。
3日の祝日にもう一回見に行く予定です。
R・ライナーが少年時代の想い出をさわやかに描き上げた名編。
オレゴンの田舎町、行方不明になった少年の死体を見つけようと、
ちょっとした冒険旅行に出かける4人の少年の姿を描く。
(allcinema ONLINE)
あらすじ
作家ゴーディ・ラチャンス(リチャード・ドレイファス)が、遠い過去の日を思い起こす
きっかけになったのは、ある新聞記事に目を止めたことだった。
“弁護士クリス・チャンバース刺殺される"--。オレゴン州キャッスルロックは
人口1200あまりの小さな町。12歳のゴーディ(ウィル・ウィートン)は、文章を書くことに
才能の片りんをのぞかせる感受性豊かな少年だった。
彼には春に小学校を卒業以来、いつも一緒の3人の仲間がいた。
リーダー格のクリス(リヴァー・フェニックス)、大きなメガネをかけたテディ
(コリー・フェルドマン)、ちょっとスローなバーン(ジェリー・オコネル)。
性格も個性も違う4人だが、木の上に組み立てた小屋の中に集まってはタバコを喫ったり、
ワイ談をしたり、少年期特有の仲間意識で結ばれていた。
が、そんな彼らもそれぞれ家庭の問題をかかえている。
ゴーディは、出来のよかった兄(ジョン・キューザック)の事故死以来、両親がショックで
立ち直らず、彼を邪剣にしており、クリスは、アル中の父、グレた兄という家庭環境の中で
将来に不安を感じ、またテディは、ノルマンジー作戦の英雄だったが今は精神を
病んでしまっている父へ屈折した想いを抱いている。
ある日、バーンが耳よりの情報を持ってきた。
ここ数日、行方不明になって話題となっている少年が、30キロ先の森の奥で列車に
はねられ、その死体が野ざらしになっているというのだ。
バーンはそれを、彼やクリスの兄たちがメンバーとなっている、エース
(キーファー・サザーランド)をボスとする不良グループの会話から盗み聞きしたのだ。
死体を発見したら町の英雄になれる!キャッスルロックという小さな世界しか知らなかった
少年たちにとって、それは初めて体験する大冒険だった。
テディが走ってくる列車の前に立ちはだかろうとしたり、鉄橋を渡ってる時に列車に
追いかけられたり、また、沼でヒル攻めにあったり、この旅は少年たちにとって
度胸だめしの性格を帯びていた。野宿の夜、交代でクリスが持ってきた拳銃を手に
見張りをする。クリスはゴーディと2人きりになった時、自分の将来に希望はないが、
ゴーディのものを書く才能を何とか守ってみせると優しく語りかける。
翌日、4人はついに死体を見つけた。
だが、そこヘエースたち不良グループが死体を横取りしようと現われた。
テディとバーンは逃げ出すが、クリスは毅然とした態度で立ち向かった。
怒ったエースはナイフでクリスを刺そうとした瞬間、ゴーディが拳銃をエースに突きつけた。
少年たちの気迫に押されてエースたちは退散した。
冒険は終わった。4人はそれぞれ帰路につく……。
以来、バーンとテディは徐々に仲間から離れていくようになった。
その後、クリスは一念発起して弁護士になり、ゴーディは作家になったのだった--。
今、ゴーディはあの時のような友だちを2度と持つことはなかった、と思い出にひたるのだった。
午前10時の映画祭で見てきました。
土日2日連続で見てしまいました。
この映画をまさか映画館の大スクリーンで見ることが出来るなんて・・・
この企画、そしてこの映画を選んでくれた選考委員の方に感謝感謝です。
この映画は多分、いや間違いなく私が最もリピートして見た映画です。
当時レーザーディスクが出始めの頃に無い金集めてプレイヤーを購入しました。
その時同時購入したソフトがこの「スタンド・バイ・ミー」とあと「ターミネーター2」と
「メジャーリーグ」でした。当時LDソフトは今のDVDに比べてかなり値段が高く
確か1枚6、7千円してたと思います。
それでなかなか新しいソフトを買い揃えることが出来ず、この3枚を何度も何度もリピートして
見ていたものでした。
そしていつしか「スタンド・バイ・ミー」ばかりを見るようになって、
毎日家に帰って部屋に入っては、まずテレビとLDの電源を入れては
この「スタンド・バイ・ミー」をBGMのように流しっぱなしにしていました。
そんな思い出深い映画を初めて大スクリーンでの鑑賞。
少年時代にこんな冒険をした経験もなく、肩を抱き合って涙しながら語り合えるような
親友もいなかった私には、この映画に映る少年達や風景、エピソード全てが憧れで
宝箱のような映画。
以前「ショーシャンクの空に」を見たときにスティーブン・キング原作の中では
これがNO1ですと書きましたが、訂正します。
スティーブン・キング原作の映画の中で私の中でのNO1はこの「スタンド・バイ・ミー」です。
そして私の一番好きな映画も、この「スタンド・バイ・ミー」だとこれからは答えることにします。
よく「一番好きな映画は?」とか聞かれても、NO1を選ぶことが出来ないでいたんですが、
今回気づかせてくれました。
これが私のNO1です。
今はなきリバー・フェニックス、若かりし頃のキーファ・サザーランドやジョン・キューザックも
出演してて一見の価値ありです。
是非是非ご覧になっていただきたい。
3日の祝日にもう一回見に行く予定です。