豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

「Dear フランキー」&「メリンダ・メリンダ」

2005年07月30日 15時25分04秒 | シネレポ
「Dearフランキー」見ました
「オペラ座の怪人」のファントム役のジェラルド・バトラーの出演作です。
これもすごくイイ映画でした。静かな展開の話の中で母親の息子への愛情が
実に絶妙なタッチで描かれて、感動がじわじわとこみ上げてきます。
バトラーも抑え気味の静かな演技でとてもいい存在感のある演技で魅せてくれてます。
女性は特に母親なら涙必至ですね。
これ2000円の価値あり。

「メリンダ・メリンダ」
ウッディ・アレン監督作品です。
ウッディ・アレンははまると結構はまるんですが今回は・・・イマイチ。
残念ながら非常に退屈な映画でした。半分寝てました。
次回作に期待しましょう。いやもう期待とかしない方がいいかも。
ま、300円くらいですな。レンタルで十分だったかと。

50回目のファーストキス

2005年07月28日 14時08分44秒 | シネレポ
「50回目のファーストキス」見てきました!
バリモアは過去の大事故で脳に障害が残り一晩眠ると前日の記憶が消えて
事故翌日に戻ってしまう(何とか)健忘症を抱えた女の子。
アダム・サンドラは地元の女は相手せず、よそからバカンスに来た女の子とのワンナイトラブを楽しむナンパな男。
そんな彼が恋に落ちた相手がバリモア。
彼女のハートを掴んだと思ったら次の日にはまたゼロからのスタート。
そんな二人の恋の行方は・・・

もーーーっ、めちゃめちゃよかったです。これ最高でした。
めっちゃ笑えて、めちゃめちゃ泣けます。完全にツボつかれました!
最初はこんな病気で笑いにとるなんてって気持ちも多少ありつつ見てたんですが
そういう堅い考えも吹きとばしてくれるくらいめっちゃビュアな純愛物語なんです。
韓国映画とかがこの手のテーマを扱うときっとめちゃめちゃ泣かせる映画になるんでしょうけど
(「私の頭の中の消しゴム」って映画が似たようなテーマの泣かせ映画のような気がするんですが・・・)
さすがアメリカ程良い笑いでとてもイイ乗りの映画に仕上がってます。
アダム・サンドラの今回ちょっと抑えた演技と表情がめちゃめちゃイイんです。
まさかアダムに泣かされるとは思いもしませんでした。
そしてバリモアもいままで見た作品の中で一番キュートに見えました。
周りの仲間達もイイ人ばかりだし最高です。

二人は何とか付き合うようになって、バリモアが私にとっては毎日がファーストキス。
こんな素敵な気持ちを毎日味わえるなんて最高!なんていうと
アダムはもう23回目なんだし、そろそろ次の段階に行きたいんだけど・・・みたいな。
なんとも微笑ましくもあり、せつなくもあり、滑稽でもあるシチュエーションがたまらなくよいんです。
それとかアダムがバリモアに「俺が本当は退屈な男だってことがばれなくて良かったよぉ」なんてセリフも優しくてイイでしょ~。
ラストもすっごい感動!めっちゃくちゃ素敵な結末で涙涙です。
とにかくテンポもいいし、笑えて泣けて感動出来て見終わってとても心地よい気分にしてくれる映画です。

あと一番笑えたのは「シックス・センス」のくだり。
バリモアは毎朝起きると父親の誕生日の日からの記憶に戻ってる。
だから毎日が父親の誕生パーティー。父親と弟もそれに毎日付き合ってる。
バリモアの父親へのプレゼントが「シックスセンス」のビデオ。
毎晩「シックスセンス」をみんなで鑑賞してるわけです。
そしてバリモアは毎回あのラストに衝撃を受けて「まさかブルースがゴーストだったなんて」と興奮気味に話してるんです。
よころが父親と弟はもう何百回も見てて結末も当然知ってるわけで、この二人とバリモアの
温度差が最高におかしいんです!このシーン最高に笑えますよ。
この弟役は「ロード・オブ・ザ・リング」のサム役の彼です。
王の帰還で感動させてくれた彼がちょっとおまぬけな役を演じててこれも見ものですよ。

今年の私の選ぶベスト10入りは間違いないでしょう。
私の中のラブストーリー部門の殿堂入り作品も決定です。
こんなイイ映画なのに上映館が少ないのが不思議です。もっとたくさんの人に見てもらいたい!
是非是非劇場で観てください。
この映画私的には2500円出す価値あります。DVDも買い決定!絶対お薦め!


皇帝ペンギン

2005年07月27日 01時15分18秒 | シネレポ
「皇帝ペンギン」見てきました。
フランスでは「ディープ・ブルー」「ワタリドリ」を超えて記録的大ヒットだそうで
この手のドキュメンタリーが好きな国なんでしょうかねぇ。
まあ子供のペンギンは非常に可愛いし、今まで知らなかったペンギンの生態にそれなりに感動したり感心したりしてまあまあ楽しめました。
一体どうやって撮ったんだって映像もたくさんあってそれに一番感心してたかも。
ただ、ナレーションが妙に鼻につく。
子供ペンギン視線の擬人化したようなナレーションが子供向け過ぎる印象でな~んか気にくわんかった。
素晴らしい映像に余計なナレーションは必要ないです。
字幕版をみればそう気にならずに見れたかもしれません。
ま、レイトショー料金の1200円ならOKです。



神木君に会っちゃいました!

2005年07月25日 23時36分45秒 | 試写レポ
「妖怪大戦争」の試写会結局行ってきちゃいました。
するとちょっとイイ事ありました。
なんと舞台挨拶に三池崇史監督と主演の神木龍之介君と川姫役の高橋真唯さんが来てました。
たまたま最前列に座ったもんだからわずか5mくらいの距離で見てしまいました。も~神木君が可愛いのなんのって!
ちょっとませてるっていうか大人びた子なのかなぁとおもってたら、ホンット全然普通の小学生。
終始ニコニコ笑顔で喋る時はペコペコおじぎしながら喋ってて、か~わ~い~いぃ~って感じ。
つられてニコニコしながら見てるところをとなりの高橋さんにチラ見されてしまいました。
きっといい歳こいたおっさんが子供見てニコニコしてきも~いとか思われたことでしょう。

で、映画はと言うと、ま、良くも悪くもお祭り映画です。
登場する妖怪もそれを演じる俳優もとにかく豪華豪華。さすが角川映画60周年記念映画。
残念ながら(?)俳優さんは特殊メイクでほとんど誰がやってるのかわかんないんですが(笑)
エンドロールを見るとあの人だったのかぁなんてサプライズがあって、試写会では
珍しくエンドロールが終わるまで席を立つ人が少なかったです。
ま、はっきり言って子供向けです。といっても、妖怪とか興味ある子供って今時いるのでしょうか?
それなりに楽しんできましたがお金出して見るかなぁって感じ。
ま、映画の日だったらイイかなって感じ。
という事でこの映画1000円。

「妖怪大戦争」

2005年07月24日 20時56分12秒 | 試写レポ
「妖怪大戦争」の試写会が当たってしまった。
さすがに躊躇してます。タダで見れるとはいえ、見に行くべきか。
コレって子供向けじゃないのかしら?
主演は人気子役の神木隆之助くん。
よく見ると結構豪華キャスト。近藤正臣、豊川悦司、栗山千明、宮迫博之、岡村隆史、菅原文太、南果歩、阿部サダヲなどが妖怪役で出てるみたい。
ん~、微妙。微妙過ぎる・・・。ま、多分行っちゃうんだろうけどね。

ハサミ男

2005年07月21日 23時49分06秒 | シネレポ
「ハサミ男」見てきました。
すっげぇ面白かったぁ!!
久々ラストの驚きサプライズな秘密にやられたぁぁぁって感じでした。
ま、通の人にはありがちな話と言われるかも知れませんが、全くそんな展開を
想像してなかったもんでかなり衝撃的でした。
久々ブルッてしまいました。この監督かなり見せ方上手いと思いました。
最初にある答えを明かしちゃってるんですが、そこにすでにトリックがしかけられてて
最後にあっと驚く展開が待ってるわけです
ところどころに変な違和感を感じさせる部分があるんですが、
それが全てキーワードになってる感じでラストに全て明らかになって
実に感動的というか心地良いものがあります。
テンポも実にイイ!警察の捜査がまたすごい。かなり早いテンポで犯人に近づいていくとこは
警察ってやっぱすげぇなぁなんて思ってしまいました。刑事モノとしても楽しめる部分があります。
うぉぉぉ、ネタバレ言いてぇぇぇ。いや、言いませんので是非ビデオででも見て欲しい!
今週で終了しなければもう一回見たいところなんですが、残念です。
とにかく満足度の高い作品でした。これは2500円の価値ありです。
DVD買いかなぁって気分になってきてます。年間ベスト10にもいいとこくいこみそうな気がします。
「電車男」といい、「○○男」はなかなかヒット続きですね。
(これ別にシリーズモノじゃないんですけどね)
まじお薦め!!

犬が来たぁぁ

2005年07月20日 23時27分20秒 | シネレポ
また新たな犬がやってきました。
今回はラブラドール・レトリバーです。
名前は・・・まだ覚えてません。何か難しい名前がついてました。
こんな立派な犬が捨てられて処分されるとこだったんですよ!
簡単に捨てる奴ら、ホント許せないですね!腐れ外道どもが!!

図体はでかいですがまだ子供です。遊びたい盛りで大変です。
変な癖があってバケツとかで水をやると両足突っ込んでかならずこぼします。
水飲む時はホースの口から直です
あと散歩の時全然おしっこしないんですよねぇ。
普通マーキングのおしっこするものだと思うんですが、全くしません。
ラブラドールってそうなんでしょうか??
どうも俺はもうなめられてるようです。
引っ張りまわされてます。

アイランド

2005年07月19日 23時29分39秒 | シネレポ
試写で観てきました。正直あまり期待してなかったんですが・・・・
めっちゃ面白かったです。これはイイです。
大作揃いでちょっと影が薄い印象ですが、個人的には
「バッドマン」や「宇宙戦争」よりも断然良かったです。
今年の夏一押しの映画です!
話はクローン人間の話なんですが、近い将来実際起こりえそうな話で結構怖い設定の話。
かなり引き込まれる話の展開に加えて、アクションが素晴らしい絶品!
カーアクションは「バッドボーイズ2バッド」や「マトリックス・リローテッド」にも
勝るとも劣らぬかなりイイ出来。
2時間20分と意外と長いんですがそれを感じさせないくらいテンポのイイ展開で実に観やすい映画です。
是非是非ご覧ください!お勧め!

ピアノマンは何処へ?

2005年07月18日 22時49分17秒 | シネレポ
「ラヴェンダーの咲く庭で」を観てきました。
エリザベス女王がプレミア試写会に駆けつけたとか、2大アカデミー女優の競演とか
そしてなんと言ってもあのピアノマンが映画の設定にそっくりだとか
話題先行な感がありましたが、観てみると実にイイ映画でした。
二人の女優の演技はとても素晴らしかったし、バイオリンの音色が実に美しく
目でも耳でもどちらとも心地よく安心して楽しめるといった感じで、あっという間に
時間が過ぎてとても満足いく作品でした。
非常に質の高い映画を見れたと思います。結構お勧め作品ですね。
大作続きで食傷気味の方は是非どうぞ!

さよなら、サヤカ

2005年07月17日 23時21分53秒 | 犬&猫レポ
我が家で飼ってた犬とお別れの時が来ました。
実はこの犬預かりモノでして、うちの親が動物会議所とかいうのの会員になってて
保健所に捕まった犬を保護して里親が見つかるまで世話をするってのをやってまして
それで預かっていたのですが、この度無事里親が見つかりもらわれていくことになりました。
しかし、ホント簡単に飼い犬を捨てる連中ってのは腹がたちます。
でも捨てる神あれば拾う神ありではないですが、こいつは命拾いしたわけで
里親になってくれる人の家には猫を2匹も飼ってるそうで
果たして仲良くやっていけることやらですが、幸せになってもらいたいです。

次はラブラドールがくるそうです。大型犬好きの親は楽しみのようですが・・

感無量!

2005年07月16日 23時55分36秒 | シネレポ
「スターウォーズ・エピソードⅢシスの復讐」観ました。
良かった~。最高でした。
かなりつらい話ですが、見事に完結しました。
アナキンとしての人生の終焉とダースベーダとしての人生の始まりが見事に描かれてます。
も~歯がゆいくらいせつなくつらいんです。
全ての始まりはパドメへの愛の深さ故。母を失った時のように2度と愛する人を失いたくない想いが
凶行へと導いてしまうんです(涙)。その凶行は子供にまで手をかけてしまいます。ん~つらい、つら過ぎます。
ラストのオビ・ワンとの決闘は涙涙です。
アナキンのダークサイドに堕ちていく時の表情の変貌ぶりが素晴らしく良かった。
ひとつ突っ込むとしたら、何故パドメが死んだ時に過ちに気付かなかったのかなぁってとこ。
それ言っちゃうと話続かないんですけどね。
見所満載ですが、個人的に気に入ったのはR2-D2の活躍ぶり。
お、お前、飛べたんかぁぁみたいな(笑)。
とにかく必見です!あと2回観にいきます!!

帰りにうなぎ食べました。
吉塚うなぎ最高です!
あそこは並んででも食べる価値ありますね。



「逆境ナイン」

2005年07月15日 12時47分42秒 | シネレポ
今夜「逆境ナイン」を観に行きます!
「逆境ナイン」と言えば、原作者島本和彦。
島本和彦と言えば「炎の転校生」!
「炎の転校生」語らずして島本和彦語るなかれと言っても過言じゃない名(迷)作です。
滝沢キック、滝沢国電パンチといった必殺技に中学時代はまりまくってました。
そしてライバルブラック滝沢の出現には腹をかかえて笑ってました。
まさに私の笑いのつぼにはまりまくりの名作です。
以前アニメ化されたのですが、ビデオ化されずLDでのみの販売ということで
レンタルにも姿を見せず幻のアニメ化と言われて作者が落胆したとかしないとかという
エピソードがあったりします。
出来ればこれも映画化して欲しいですね。
邦画としてでなく「頭文字D」みたいに香港で。チャウ・シンチーあたりがやったら面白そうだけど
年齢的に高校生役は厳しいでしょうな。

では映画の感想は後ほど


「姑獲鳥の夏」

2005年07月12日 12時24分18秒 | 試写レポ
今夜「姑獲鳥の夏」の試写会行ってきます。
予告観てるといしだあゆみに興味津々であります。
詳細は後ほど!

行ってきました。
ん~、残念ながらイマイチ・・・かなぁ。
原作を読んだことないので、トンチンカンな事言ってるかもしれませんが、
金田一シリーズのようなおどろおどろしい雰囲気の映画を想像してました。
が、映像的にもグロさを抑えた芸術的な斬新な映像に仕上がってる印象。
妖怪姑獲鳥や憑物落としていうから、陰陽師のようなアクションもあるのかと思いきや
意外と地味な内容にちょっと拍子抜け。(原作を全く知らないものですみません)
堤真一の京極堂も個性的なキャラではあるんだけど、何となく存在感が薄い感じ。
永瀬に主役奪われてる感じ。彼が最重要キャラではあるんですが。
役者宮迫は結構イイ味出してて好印象。
阿部は「トリック」見てるような感じ。
田中麗奈は良かった。
原田知世は美しいのですが、もうちょい不気味な雰囲気が漂う女優のほうがよかったのかな。

「オープン・ウォーター」

2005年07月09日 09時32分02秒 | シネレポ
「オープン・ウォーター」観ました。
ダイビングに来たカップルが、海のど真ん中に置き去りにされてしまう
実際に起こった出来事を基にしたお話だそうです。
怖いです。特に泳げない私にとってはこのシチュエーションは最恐最悪です。
想像してみてください。四方八方水しか見えない海のど真ん中に置き去りですよ。
足元には鮫がウヨウヨ泳いでたら・・・・。冷静でいれるはずがない。
劇中でも極限の状態に置かれた時の心理状況がよく描かれてます。
最初に発狂するのは男のほう。で、売り言葉に買い言葉で口喧嘩が始まります。
男の言い分が最低。「お前の仕事が悪いんだ。仕事が忙しくなければこんな予定たててなかった」とか言い出す始末。
女も「ああ、スキーにすりゃ良かった」って(笑)。
で、最後は「愛してるよ」「私もよ」ブチュ~って、男と女って単純です。
で、ラストは意外な結末にあ然としてしまいました。
エンドロールでのシーンがめちゃドキドキもんですよ。