豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

ロボット 完全版

2012年08月10日 23時17分17秒 | シネレポ2009



解説: 最先端VFX、ド派手なアクション、マサラムービーならではの絢爛さを
融合させたカオスな世界観が評判となり、世界興収100億円を超えるヒットを
マークしたSFアクション。自身を無残に破棄した博士をうらむ超高性能ロボットが
引き起こす暴走劇が繰り広げられていく。
インド映画界のスーパースターとして日本でも知られる『ムトゥ踊るマハラジャ』の
ラジニカーントが、天才博士と狂気に支配されたロボットを一人二役で熱演する。
監督は、『ジーンズ/世界は2人のために』などのシャンカール。

シネマトゥデイ(外部リンク)




あらすじ: 10年もの月日をかけて、バシー博士(ラジニカーント)は自分と同じ
姿かたちをしたハイテク・ロボットのチッティ(ラジニカーント)を開発。
さまざまなトラブルを巻き起こしながらも、人間社会の規律や習慣を学んでいく
チッティだったが、次第に感情が芽生えるようになる。
やがて、博士の恋人サナ(アイシュワリヤー・ラーイ)に心を奪われ、
強引に彼女に気持ちを伝えようとするが、それが博士の逆鱗に触れて解体されてしまう。
博士への激しい怒りと、サナへの絶ち切れぬ思いから、チッティは殺人マシンとなって復活を果たすが……。



念願だった「ロボット」の完全版を見ることが出来ました。
めっちゃ楽しかったです。
3時間が全然長く感じない楽しさでした。
主にカットされてたのは突然歌い踊り出すミュージカル部分だったんですが
ミュージカル見慣れてるので、突然歌ったり踊ったり始めるのも
何の違和感もなく受入れられました。
むしろめっちゃ楽しく見れました。
しかし、やはりサナ役のアイシュワリヤー・ラーイは超絶美貌ですな。
これ完全版の方DVD買おうかなぁ。
欲しくなりました!



機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)

2010年02月21日 20時00分52秒 | シネレポ2009
実に一週間以上ぶりの映画鑑賞です。

ずっと仕事が忙しくて仕事帰りに映画に行く暇がありませんでした。

コメントへの返事も遅れてしまってすみません。


正確には映画ではないのですが、映画館で見たので一応シネレポ扱いにしました。

「機動戦士ガンダムUC(ユニコーン)」です。

普通アニメ化されてプラモが発売されるという流れなんですが、

これは小説が発表された後、異例のプラモの発売。

そしてこの度アニメ化決定というちょっと変わった流れで展開されてるガンダムの新シリーズです。

アニメ化と聞いててっきりテレビアニメ化かと思い、久しぶりにきちんと見てみようかなぁって

気になってたら・・・なんとOVAでのアニメ化でした。

ちょっとガッカリ。レンタルで借りたりDVD買ってまで見ようとは思いません。

今回第1話の完成記念のプレミアレビューということで、映画館での上映があってたので

見てみましたが・・・

イマイチそそられませんでした。

はっきり言って全くストーリーについていけなかったというか、

何が敵なのかということすらはっきりと理解出来ずに見てる状態。

まったくチンプンカンプンでした。

続きは別に見なくてもいいかなって感じでしたが、

プラモの今後の展開には期待したいと思います

グルレポ~韓国居酒屋多聞

2010年01月17日 04時02分58秒 | シネレポ2009
今週は大雪降ったりでとんでもなく寒い日続きで、
暖かい鍋が食べたい気分だったのと、
さらに暖たまるものをと考えたら、やはり辛いもの。
ということで、辛い鍋と言ったらやはり韓国料理。

韓国料理といえば、やはり多聞だろうということで、多聞に行ってきました



付出し

ワンタンの皮を揚げてたんでしょうか?
一味がかかってて美味しかった



きました!ホルモンチゲ

これが辛旨なんです。

最初口に入れたら、韓国味噌の甘みが口に広がったと思ったら

ピリリッと後から刺激がきます。

これが辛いんだけど美味しい!

まさに体の中から温まる感じです。

そして食べ終わった後のお楽しみがさらに待ってます




韓国風サラダ。

韓国風ドレッシングのちょいピリ辛サラダ




居酒屋メニューもあるので、ゴマさばを食べてみました。




今回初チャレンジのメニュー

蒸し豚とキムチのレタス巻き

蒸し豚の味付けがシンプルだったから、もうちょっとキムチ以外の

付けだれとかにもう少しパンチの効いた味が欲しかったところ。




ここでははずせないチヂミ。

ハーフサイズを注文してたら、間違ってフルサイズを作ってしまったらしく、

ハーフの値段でフルサイズをいただきました。

さすがに入らなかったので半分はお持ち帰り



豚足

煮込んだものをさらに焼いてカリッとさせてます。




そしてお待ちかね、チゲ鍋のしめの雑炊。

チーズ入りのリゾット風雑炊にしてもらいました。

ピリ辛のスープとチーズがマッチしてて美味しかったです。


やっぱりココいいです、はまります!

大満足でした!

ディセント2

2010年01月04日 02時05分27秒 | シネレポ2009
解説: 低予算ながらも異例のヒットを飛ばした前作『ディセント』の

待望の続編が登場。前回唯一脱出に成功したメンバーが、

再びあの悪夢の洞窟でサバイバルする様子をたっぷりと見せる。

シャウナ・マクドナルドが前作に引き続き主演のサラを熱演。

1作目で監督を務めたニール・マーシャルは今回プロデュースに回り、

編集のジョン・ハリスが本作で初監督デビューを果たす。

前作の恐怖はそのままに、さらに磨きがかかったアクションホラーに降参!

シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: アパラチア山脈の洞窟探検に出掛けた女性6人のグループが

行方不明になるという事件が発生。

そのうちの一人、サラ(シャウナ・マクドナルド)だけが血まみれの状態で

生還する。保安官(ギャヴァン・オハーリヒー)が残りの仲間たちの安否を

尋ねるが、サラは意識が混濁していたため、救助隊はやむなく彼女を連れて

洞窟に向かうが……。



これが去年最後に見た映画です。

こんなホラーで2009年をしめくくるとは。

しかし、面白かった!

前作超えとはいかなかったけど、なかなか良かったです。

前作で一人生き残ったサラが保護されたところから始まります。

保護されてすぐ、残りの仲間を探すために再び洞窟に連れて行かれるってのは

ちょっと無理な展開だとつっこみたいところでしたが・・

今回洞窟に向かうのは男3人と女2人。

前作の面白さは、真っ暗闇の狭い洞窟の中で得体の知れない謎の生物に

襲われるという、暗所閉所恐怖症の人には堪らないシチュエーションのホラーに加え

女ばかり5人の探検家ってところが生きていて、極限の状況下でおぞましい

人間模様を繰り広げるところが、この映画の面白さだったんですが

今作ではその面白さに欠ける印象でした。途中までは・・・

(ちょっとネタばれですが)

なんと前作最後にサラに置き去りにした女が、生き残ってた!!

そしてサラ再びと再会してからの緊張感たるや、前作のあの興奮が甦りました。

ま、思ったほど二人の関係は根深くなかったんですが・・

でも彼女の登場で俄然面白くなりました。

そして、やはり女は強し!

男がなんとも情けないこと・・・

最後の暴れっぷりは見事でした。

そしてラスト、あっと驚くまさかの展開!!

これは一体何が起こったんだと、マジ驚きました。

多分続編への布石でしょう。

まあなかなか期待を裏切らない内容でした。

続編にも期待したいと思います



犬と猫と人間と

2010年01月03日 23時30分15秒 | シネレポ2009
解説: 『あしがらさん』の飯田基晴監督が手掛けた、

現在の日本の犬や猫と人間との関係を静かに見つめるドキュメンタリー。

空前のペットブームといわれる中、処分される犬猫の数はなかなか減らず、

彼らを助けようとする人々の努力とジレンマ、

そして確かにそこに存在する命の美しさを丁寧に描写する。

収容施設で死を待つ犬猫たちの姿を見るのはつらいが、

それが悲しい現実でもある。動物好きはもちろんのこと、

そうでない人々も必見の胸を打たれる秀作。

シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 映画監督の飯田は、稲葉恵子さんというおばあさんから

自分の存命中に、動物たちの命の大切さ伝える映画を撮ってほしいと依頼される。

彼はその申し出に最初は面食らうが、いろいろと調べるうちにペット大国日本の

現実が見え始める。犬や猫を家族の一員として迎える家庭がある一方、

全国では一日あたり1,000匹近い犬猫が処分されており……。




いろいろと考えさせられる映画でした。

動物を買うことが悪いこととは言いませんが、ちゃんと責任を持って

飼ってもらいたいものですね。

1日1000匹も処分されてるというのは多すぎです。

ちょっと言葉を失いました。

オーストラリア人のボランティアの人が「日本の犬には生まれたくない」という言葉が

凄く印象的でした。

しかし、小さな団体ではありますが、そういう処分される犬を引取って

世話をしてる人たちや、捨て犬を里親が見つかるまで世話をしている小学生の

存在はわずかではありますが、救いを感じるものもありました。

ペットを飼っている人はもちろん、日本人全員見るべき映画だと思います。

それと学校でも教材として、子供たちに見せて欲しい映画だと思います。

そしてこの映画の製作を頼んだ、猫おばさんこと稲葉さんに感謝。

是非見てください






ジュリー&ジュリア

2010年01月02日 01時17分52秒 | シネレポ2009
解説: 映画『奥さまは魔女』のノーラ・エフロン監督による、

すべての女性たちにオススメの応援歌。

1961年に出版され、アメリカの食卓にフランス料理の大旋風を

巻き起こした料理本の著者と、その本を手に幸せをつかもうとする

現代女性の2つの物語を紡ぐ。

魅力的な主人公を演じるのは、『マンマ・ミーア!』のメリル・ストリープと、

『魔法にかけられて』のエイミー・アダムス。

試行錯誤の末に女性として、そして人間として光り輝く彼女たちが

勇気をくれる。

シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 1949年、ジュリア(メリル・ストリープ)は外交官の夫の

転勤でパリにやって来る。そこで食に目覚めた彼女は名門料理学校

ル・コルドン・ブルーのプロ養成コースに通い、やがて料理本を

執筆するまでになる。

その50年後、ジュリー(エイミー・アダムス)はジュリアの524のレシピを

1年で制覇し、ブログに載せるという無謀な計画を実行する。



良かったです。

なかなか面白かった

ブログをやってるものとしては、興味深く共感できる部分があって

楽しく見れました。


それにしてもこの映画、メリル・スリープの独壇場ですね。

メリル・スリープを見る映画です。

間違いなく今年のアカデミー賞にノミネートされることでしょう。

もしかするとまたオスカー獲っちゃうかも。

ジュリー役はあの「魔法にかけられて」のエイミー・アダムスだったとは

全く気づかなかった。

「魔法にかけられて」では一体どれだけ若作りしてたんでしょうか(笑)

まるで別人のようでいつも驚かされます。

彼女もなかなか良かったけど、今回のメリルの前ではちょっとかすんでしまう感じか・・

もう少し料理の映像が満載だと食いしん坊には楽しめたかなってとこでしょうか。

しかし、フランス料理に使うバターの量って尋常じゃない

美味しそうだけどあれ見ちゃうとフランス料理って食べるの躊躇してしまいそう。


2012

2010年01月01日 04時00分54秒 | シネレポ2009
解説: マヤ暦による2012年終末説を題材に、

『インデペンデンス・デイ』『紀元前1万年』の

ローランド・エメリッヒが手掛けるディザスター・ムービー。

地球滅亡を目の前になすすべもない人々が、

巨大な自然災害から必死に逃げまどう姿を描く。

偶然にも地球の危機を知ってしまうリムジン運転手に

『ハイ・フィデリティ』のジョン・キューザックがふんし、

大事な家族を守るために奔走する。

大地震、火山噴火、津波など最新CG技術による迫力ある映像に注目。

シネマトゥデイ



あらすじ: 2009年、リムジン運転手のジャクソン・カーティス(ジョン・キューザック)は、

子どもたちとの旅行を楽しんでいた。

ところが、偶然湖底に沈む巨大な研究施設を発見し、

地球が滅亡に向かっていることを知る。

この危機から逃れる手はないものかと模索するジャクソンだったが、

すでに天災は地球上の至るところで起こり始め……。




とにかく凄い映像でした。

ただただそれだけなんですが、その映像は見る価値ありです。

地球崩壊のプロセスはなかなか信憑性があるというか、真実味があって

興味深いものでした。

が、ストーリーはたいしたことないです。

とくにクライマックスのくだりはイマイチ。

泣かそうという魂胆がミエミエでやや興ざめでした。

ので、ストーリーに関してはあまり深く考えずに超絶映像を楽しめばイイと思います。

映像は見る価値大です。

ドキュメンタリー映像か、シュミレーション映像と思って見ればイイと思います。

こういう映画は大画面向けですね。





新年あけましておめでとうございます

本年もどうぞよろしくお願いいたします


いまだ去年の映画のアップ中です。

もうしばらくかかりそうです




イングロリアス・バスターズ

2009年12月31日 23時55分24秒 | シネレポ2009
解説: クエンティン・タランティーノ監督とブラッド・ピットが

タッグを組んだ最強のアクション大作。

ナチス占領下のフランスを舞台に、それぞれに事情を抱えたクセのある

登場人物たちの暴走をユーモアたっぷりに描く。

メラニー・ロランやクリストフ・ヴァルツ、ダイアン・クルーガーなど

各国を代表する俳優たちがこれまでにない役柄を喜々として演じている。

歴史的事実を基に作り上げられた、奇想天外なストーリー展開は拍手喝采の快作!

シネマトゥデイ(外部リンク)



あらすじ: 1941年、ナチス占領下のフランスの田舎町で、

家族を虐殺されたユダヤ人のショシャナ(メラニー・ロラン)は

ランダ大佐(クリストフ・ヴァルツ)の追跡を逃れる。一方、

“イングロリアス・バスターズ”と呼ばれるレイン中尉(ブラッド・ピット)

率いる連合軍の極秘部隊は、次々とナチス兵を血祭りにあげていた。

やがて彼らはパリでの作戦を実行に移す。



これも面白かった!

ようやくというか、ひさしぶりにタランティーノらしい作品でした。

最初っから引き付けられてしまう実に巧い作りでした。

場面転換ごとにチャプター分けされていて、チャプター1を見たら2を

見ずにはいられない見事な作り。

“面白さタラんかったら全額返金しバスターズ”というキャンペーンをやってましたが

返金の条件は、上映1時間以内に退場したら、ということだったようですが

あの冒頭の展開を見せられたら、1時間じゃ絶対退出できません!

タランティーノ独特の、長い長い会話の応酬があちらこちらに出てきてきます。

しかし、これがはまると面白い!

無駄に長く感じるこのセリフからじわじわと確信に近づいていくところは

息を飲む面白さで、タランティーノならでは。

この緊迫感あふれる会話の応酬は「パルプ・フィクション」以来ではないでしょうか。

そしてB級テイストあふれるちょっとグロい演出もタランティーノらしいところ。

決して眉を細めるほどの残酷さは感じられず、痛快でよかったです。

ブラピもノリノリで楽しんでる感じでした。

映画オタクのタランティーノならではの快作です。





今年一年ありがとうございました。

来年も変わらずバンバン映画見まくります。

呆れずにお越しになってくださいませ。

まだ今年見た映画のアップが終わりません。

今年はパソコンいじりながら年越しになりそうです。

ではでは、皆様良いお年を

来年もよろしくお願いします

ってあと5分後ですが



ゼロの焦点

2009年12月31日 23時30分39秒 | シネレポ2009
解説: 2009年に生誕100周年を迎える社会派ミステリーの巨匠、

松本清張の同名傑作小説を映画化。結婚まもなく夫が失踪した妻が、

その謎を追ううちに不可解な連続殺人事件に巻き込まれていく様を、

『グーグーだって猫である』の犬童一心監督が描き出す。

『おくりびと』の広末涼子、『嫌われ松子の一生』の中谷美紀、

『ぐるりのこと。』の木村多江と、今最も輝いている3人の女優が競演。

さらに西島秀俊、杉本哲太、鹿賀丈史といった実力派男優陣が脇を固める。

シネマトゥデイ(外部リンク)




あらすじ: 結婚式から7日後、仕事の引き継ぎのため金沢に向かった

鵜原憲一(西島秀俊)は帰ってこなかった。

夫の消息を追い金沢へと旅立った妻の禎子(広末涼子)は、

憲一のかつての得意先で、社長夫人の室田佐知子(中谷美紀)と

受付嬢の田沼久子(木村多江)に出会う。

一方、憲一の失踪と時を同じくして連続殺人事件が起きるが、

事件の被害者はすべて憲一にかかわりのある人物だった……。



まあまあでした。

そんなに悪くはなかったけど、さほど良かったわけでもなく、

可もなく不可もなくって感じでしょうか。

アカデミー賞受賞女優3人の競演ということでしたが、

広末に関しては特に何も感じるものはなく、

中谷美紀はちょっと不気味でした。

木村多江は地味目だったけど、なかなか雰囲気ありました。

テレビドラマで十分だったんじゃないでしょうか。

わざわざ映画館で見なくても良かった気がします。


狼の死刑宣告

2009年12月29日 23時50分51秒 | シネレポ2009
解説: 大ヒットした『ソウ』シリーズの生みの親であるジェームズ・ワン監督が、

『狼よさらば』の原作者ブライアン・ガーフィールドによる同名小説を映画化した

バイオレンス・アクション。

家族と幸せな生活を送りながらも息子を殺されたことから復讐の鬼と化していく

男の姿を、過去の名作アクションへのオマージュを散りばめて描く。

主演は、『フットルース』のケヴィン・ベーコン。

立体駐車場で繰り広げられる暴漢一味との追跡シーンに息をのむ。

シネマトゥデイ(外部リンク)

あらすじ: 家族と幸せな生活を送るニック(ケヴィン・ベーコン)は

ある日ギャングの襲撃に遭い、目の前で長男(スチュアート・ラファティ)を

殺されてしまう。

犯人は捕まるもあまりに身勝手な殺害理由、そして納得のいく刑罰を

下せないことを知った彼は、法廷で裁くことを断念する。

怒りを抑えられない彼は自らの手で復讐を果たすが、その相手はギャングのボスの

たった一人の弟だった……。



これは良かったです。

面白かった!しびれました!!

「さまよう刃」と同じく、子供を殺された父親が犯人に復讐する話。

しかし、「さまよう刃」とは大違い、こっちの方が格段に良かった。

このくらい徹底したバイオレンスムービーに仕上げられると、

すがすがしいくらい心地よく感じられる。

ケビン・ベーコンの迫真の演技が素晴らしいです。

あの男臭い役どころはずばりドンピシャはまり役。

父親の復讐がさらなる復讐劇を生み、そしてさらなる悲劇が生まれる

その結果父親は全てを失うことになってしまうわけですが・・

復讐の虚しさがヒシヒシと伝わる内容でした。

しかしそこで終わらない、さらなる暴走が続くわけで・・・

もうしびれまくりでした。

ラストはケビン・ベーコンも・・・なんですが、寺尾聡のものとは大違い。

めちゃかっこよくてしぶいです。

これはなかなかのお奨め作です。






パイレーツ・ロック

2009年12月27日 23時33分54秒 | シネレポ2009


解説: 1966年のイギリスを舞台に、24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局と、

ロックを規制しようとする政府の攻防を描いた痛快ストーリー。

監督は『ラブ・アクチュアリー』のリチャード・カーティス。

『カポーティ』のフィリップ・シーモア・ホフマン、『ハンニバル・ライジング』の

リス・エヴァンスらが海賊ラジオ局のクセ者DJにふんしている。

ザ・ローリング・ストーンズ、ザ・キンクスなど、劇中に流れる

1960年代ロックの名曲の数々にも注目。

シネマトゥデイ



あらすじ: 素行不良で高校を退学になったカール(トム・スターリッジ)は、

更正を望む母の提案で、母の旧友クエンティン(ビル・ナイ)のいる船に乗船。

その船は、アメリカ出身のザ・カウント(フィリップ・シーモア・ホフマン)ら、

クールなDJたちがロックの取締りをもくろむ政府の目を盗み、

24時間ロックを流し続ける海賊ラジオ局だった。



これはめちゃ面白かった!

最後の最後にヒットです。

「ラブアクチュアリー」の監督の作品だけあって、登場人物が多くて

いろんなエピソードが盛りだくさん。

でもどのエピソードも面白く、いらないものがないくらい巧くまとまってるし

個性的なキャラクターをみんな巧く活かしてる。

この辺の巧さは「ラブアクチュアリー」と一緒でさすがに巧い。

最後はまるで「タイタニック」ばりの海洋パニック映画のようなアクション要素も

加わって最後の最後まで飽きの来ない内容。

そして何といっても音楽がずば抜けてイイ!

全編60年代のブリティッシュロック満載で、耳に心地いい。

中学時代はラジオにどっぷりはまって過ごしてきた私には見事ツボにはまる内容でした。


これはお奨めの1本です。





理想の彼氏

2009年12月25日 23時43分05秒 | シネレポ2009
解説: 離婚して引っ越してきたばかりの40歳シングルマザーと、

24歳の青年が惹(ひ)かれ合うロマンチック・コメディー。

監督は、人気女優ジュリアン・ムーアの夫としても知られる

バート・フレインドリッチ。主人公の男女を『幸せのレシピ』の

キャサリン・ゼタ=ジョーンズと『ナショナル・トレジャー』シリーズの

ジャスティン・バーサが演じている。

人生を再生させ始めるセクシーなアラフォー女性と、

人生に戸惑うバツイチ青年の恋の行方に注目だ。

シネマトゥデイ



あらすじ: 夫が長年にわたって浮気をしていたと知り、

荷物をまとめてニューヨークにやって来たサンディ

(キャサリン・ゼタ=ジョーンズ)。スポーツ・ジャーナリストになる夢を

再び追うことにした彼女は、引っ越し先のアパートの下にあるカフェで働く

青年アラム(ジャスティン・バーサ)と知り合い、ひょんなことから

ベビーシッターを頼むことに。



ちょっとイマイチかな。

キャサリンは良かったんですけど、相手役の男がダメ。

全然釣り合ってません。

その違和感が最後まで拭えなくて、最後まで乗れないまま終わりました。

コメディとしての笑えるところは結構ありました。

ラストは色々とその後を想像させる、含みを持った終わり方でしたが、

個人的にははっきりさせてくれっって感じでした。

キャサリンのファンなら見てみてもイイんじゃないでしょうか。


トワイライトサーガ ニュームーン

2009年12月24日 00時28分13秒 | シネレポ2009
解説: 永遠に年を取らない美しきバンパイアと女子高生のラブ・ロマンスを描き、

世界中で大ヒットを記録した『トワイライト~初恋~』の続編。

『アメリカン・パイ』のクリス・ワイツに監督を交替し、

前作をはるかにしのぐ壮大な物語へと発展する。

主人公の二人は前作に続きクリステン・スチュワートとロバート・パティンソンが続投。

バンパイア、エドワードとは敵対関係にあたる狼一族の少年にふんするテイラー・ロートナー、

さらにはダコタ・ファニングも共演。切ない恋の行方と、

バンパイアと新たな種族との闘いに注目だ。

シネマトゥデイ



あらすじ: 18歳の誕生パーティーでのある事件がきっかけとなり、

愛するバンパイアのエドワード(ロバート・パティンソン)と

離ればなれになってしまう人間の女子高生ベラ(クリステン・スチュワート)。

傷つくベラを励ますジェイコブ(テイラー・ロートナー)だったが、

彼はバンパイアの宿敵、狼一族の末裔だった



イマイチのれない話でした。

人間とバンパイアの禁断の恋ってことで、アメリカじゃ凄い人気のシリーズだそうですが

日本じゃあまり受けなかったみたいですね。

前作ほど話題にならずに、あっという間にひっそりと終わってしまいました。

今作ではバンパイア一族と敵対する狼男一族が活躍するんですが、

あまりキャラが魅力的には思えず、のめりこんで見れない。

アクション性も前作より薄まった感じで、あまり見所が感じられなかった。

4部作だそうですが、果たして日本で最後まで公開されるんでしょうか?

DVDで十分だと思います

カレレポ~バークレー

2009年12月23日 23時57分01秒 | シネレポ2009


久しぶりの川端商店街にある「バークレー」に行ってきました。

もちろんココに来たら看板メニューのハンバークカレー。

カレーが美味しいのはもちろんのこと、ハンバーグも絶品。

まさに最強タッグの一品。

ここはルー多目は追加料金あり。

これで多めというのはちょっと物足りない感じでした。

でもカレーもハンバーグも美味しい、ベスト3に入るお奨めカレーです。

カールじいさんの空飛ぶ家

2009年12月22日 19時54分50秒 | シネレポ2009
解説: 『モンスターズ・インク』のピート・ドクターと

『ファインディング・ニモ』の脚本家ボブ・ピーターソンが

共同で監督を務める3Dアニメ。

冒険家への夢をあきらめ切れずにいる78歳の老人に、

驚きの出来事が巻き起こる冒険ロード・ムービー。

カールじいさんの声を『アパッチ砦・ブロンクス』の

エドワード・アズナーが、カールの相棒となる

少年ラッセルの声を新人のジョーダン・ナガイが担当する。

ピクサー初となる3Dデジタルでの作品に期待が高まる。

シネマトゥデイ



あらすじ: いつか世界を旅して回りたいと思っていたカールも、

今や78歳。最愛の妻は亡くなってしまい、夢をかなえるには

年を取り過ぎている。

しかし、何と数千の風船を家に結びつけ、空高く飛び立つことに成功。

カールは8歳の少年ラッセルとともに冒険の旅へと出発する。



これは良かった!感動しました

最初は正直いかがなものかと思ってました。

誰もが思い浮かべるであろうのが、あの風船おじさんだと思うんですが

私もあれとだぶってて、どことなく冷めた目で見てたんですが・・・


プロローグの部分、冒頭の約10分くらいで、カールおじさんと妻のエリーの

ふたりで過ごした時間が描かれるんですが、この部分でがっちりハートを

掴まれてしまった。

まさにつかみはOK状態。ここでやられてしまったから

その後の冒険もずっと画面に釘付けで見入ってしまいました。

78歳のおじいちゃんの大冒険に胸ときめいてしまいました。

ただ残念だったのは3Dで見たんですが、イマイチ3Dを活かした演出がなかった。

もっと客席に向かって飛んでくるような場面があったら良かったんだけど

そういう場面も少なく、ただ全体的に浮き上がって見えるだけのものだったのが

ちょっと残念。

これは高い料金払って3Dを見る必要はないです。