解説: 昭和40年代の福岡・久留米のラーメン屋台を舞台に、父が作るラーメンの味を再現しようとする息子の奮闘を描く
感動的な家族ドラマ。とんこつラーメン発祥の地でもある久留米市でロケを行い、味の継承の難しさと共に屋台を取り巻く人情をつづる。
主演を務めるのは、『ロストクライム -閃光-』などの渡辺大。
彼の妻を演じる山口紗弥加のほか、地元出身の鮎川誠やベテランの淡路恵子、津川雅彦など多彩な顔ぶれが共演。
父親のラーメンをめぐるエピソードを受け、次第に変化していく主人公の姿に胸を打たれる。
なお本作は、九州にて先行公開される。
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あらすじ: 東京のデザイン事務所を辞め、九州で亡き父のラーメン店を継ぐことにした光(渡辺大)。
それまで父親に反発してきた光にとってラーメン店は重荷であり、自信を持てないでいた。
ある日、母親の嘉子(山口紗弥加)と訪れたラーメン屋台で、父・昇のラーメン1杯にかける思いを聞かされた光は、
父の味を再現しようと記憶をひもといていく。
これはなかなか良かった。
地元福岡が舞台ということでの、やや贔屓目で見たというのもあるんですが
なかなか面白かった。
例えるならば、「探偵はBARにいる」的なローカルシチュエーションエンターテイメントムービーと
「ALLWAYS3丁目の夕日」的な昭和の良き時代を描いた懐古ムービーの融合的な映画。
近々「ALLWAYS」の新作が3Dで上映されるようだけど、きっとこっちの方がイイと思います。
予想外にホロッとさせられてしまいました。
あと個人的に楽しめたのは福岡のローカルタレントや、地元の有名ラーメン店の店主らが
多数出演していたこと。
若干、方言に違和感はありましたが、まあそれなりに頑張っていたと思います。
特に山口紗弥加はなかなかいいイントネーションで久留米弁喋っていたかとおもいます。
それにしても渡辺謙の息子の大!
お父さんそっくりになりましたねぇ。
目元なんてまるでお父さんそのものって感じでした。
今は九州先行上映のようですが、全国上映の際は是非ご覧になってください。