豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

ジョニー・イングリッシュ 気休めの報酬

2012年01月27日 00時01分23秒 | シネレポ2010


“Mr.ビーン”ことローワン・アトキンソン扮する究極のトラブルメーカーが
9年ぶりにスクリーンに帰ってきた。アクションも笑いも前作より過激に
パワーアップした本作、「007」シリーズのパロディをさりげなく散りばめながら、
アトキンソンの優れた身体性とコメディセンスが光り、大爆笑必至の傑作に仕上がった。
超高速スピードの車椅子をはじめガジェット群も秀逸。
さらに、『X-ファイル』でお馴染みのジリアン・アンダーソンと、本家『007』で
ボンド・ガールをつとめたロザムンド・パイクという二人のクール・ビューティが
花を添える。アトキンソンの軽妙な芸を堪能できるエンド・ロールまで
一切手抜き無しで楽しませてくれる。





祖国イギリスの危機を救ったのも今や昔、一時は諜報機関M17のエースとなった
敏腕スパイ、ジョニー・イングリッシュ(ローワン・アトキンソン)も
モザンビークでの任務でヘマをしたことから自信を喪失、今やチベットの
僧院に引きこもり状態だ。そんな折、イングリッシュはM17から新たなミッションの
要請を受けるが、彼の不在の8年の間に、M17はすっかり様変わりしていた。
イングリッシュ憧れのエース級諜報員アンブローズ(ドミニク・ウェスト)が
健在であったことがせめてもの慰め。
新しく上司となった女性、通称ペガサスは英中首脳会談に出席予定の中国首相に
暗殺の動きがあるという。
イングリッシュに命じられたのは、その情報収集と暗殺の阻止。
新人スパイのタッカーを助手に迎え、イングリッシュは情報提供者フィッシャーに
接触すべく香港へ飛ぶ。フィッシャーによると、暗殺計画の背後には
“ボルテックス”と呼ばれる3人組が暗躍しており、彼はそのひとりだったとのこと。
そしてボルテックスは、その3人が所有する鍵を合わせることで作動する
秘密兵器を所有しているという。
掃除婦を装った老婆の暗殺者に命を狙われながらも、何とか鍵のひとつを手に入れた
イングリッシュだったが、それはあっけなく敵に奪われる。
M17の心理学者ケイト(ロザムンド・パイク)から催眠療法を受け、イングリッシュは
二人目のボルテックスを特定。
その男カーレンコから、今度は首尾よく鍵のひとつを手に入れる。
だがカーレンコは、またしても現れた老婆に襲撃され、いまわの際に
“3人目のボルテックスはM17にいる”という言葉を残す。
ところが、ロンドンに戻ったイングリッシュにボルテックス疑惑が向けられ、
イングリッシュは濡れ衣を晴らそうと必死に駆け回る。
スイス山中に舞台を移した首脳会談は刻一刻と近づいており、暗殺者はその時を
狙っている。はたしてイングリッシュは真犯人を捕まえ、
陰謀を阻止することができるのか……。





不覚にも笑ってしまいました。
ローワン・アトキンソンは「Mr.ビーン」の時から苦手というか
顔芸しかネタのないようなところがあまり好きじゃなかったんですけど
今回は不覚にも大笑いしてしまいました。
クスクス笑いはそこそこあったんですが、大笑いしたのはラストシーン。
いわゆるお笑い用語で言うところの天丼ってやつですね。
天丼って同じギャグの繰り返しのことなんですが、
まさかまさか、あの場面でやるかっていう
あの人に対してとんでもないことやらかしてしまいます。
終わりよければ全てヨシって感じで、満足してしまいました。


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4 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
え? (Qchan)
2012-01-28 00:05:34
あの人って・・・もしかしてもしかして・・・?
私もMr.ビーンのシリーズは苦手で見てないのですが、
あらすじとこの格好からして今まだ公開中の作品のあの人ですか?
返信する
あの人です。 (ゆうぞう)
2012-02-03 01:07:35
今まだ公開中のあの人って??
イギリスのあの人と言ったら・・・
女性ですよ。
わかっちゃった?
返信する
もしかしたら・・・ (Qchan)
2012-02-16 22:02:18
60周年のあの方ですか?

Mだし、諜報機関のスパイだし、あの格好だし
私はてっきりトム様かと勘違いしてました。
イギリスの諜報機関はMI6じゃなかったですね、、、。

イギリスの女性と言えばあの方ですよね?
返信する
そう (ゆうぞう)
2012-04-25 01:37:49
エリザベス女王です。
エリザベス女王をぼこぼこにしちゃいます。
興味あられたらご覧になってみてください。
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