豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

今年の見納め

2005年12月31日 04時25分56秒 | シネレポ
これで今年も見納めとなりました。
残念ながら今年の目標の250本には達成いたしませんでした。
年末失速してしまい、240本で終了。
去年よりも2本少ない結果となりました。

で、ことし最後に見た映画が「SAYURI」と「ザスーラ」の2本。

まずは「SAYURI」から。
とにかく映像が素晴らしく美しい!
日本映画以上に日本らしいと言っても過言でないくらい豪華絢爛なセットに
ただただうっとりしてしまいました。

聞くところによると、セットはカリフォルニアに作られて、
セットをシルクの布で覆って柔らかい日差しを再現したんだとか。
温泉のシーンのあの温泉はメキシコで穴を掘って実際露天風呂作って撮影したものらしく
どう見ても本物の温泉にしか見えない凄い映像に仕上がってます
あのシーンの撮影の為に(わずか数分のシーン)渡辺謙さん6時間以上
お湯につかって撮影に挑んだらしいです。

映画はあくまで架空の世界のファンタジー映画であって日本が舞台だと思わずに見れば
楽しめると聞いてたので、そう思って見ると確かに違和感なく見れるというか
多少の違和感もすんなり受け入れる事が出来ました。
日本語と英語が混在してたりと、確かに突っ込みどころは多々あるかも知れませんが、
そんな意地の悪い事考えずに見て楽しんでもらいたい。

一番目を引いたのは、コン・リー。
意地悪姐さん役はお見事の一言です。素晴らしく良かったと思います。
今作で一番注目すべきは絶対コン・リーでしょう。
あとさゆりの幼少期を演じた子役の子もなかなか良かった。
渡辺謙、役所広司、桃井かおるが若干影が薄い印象。
特に記憶に残るものはありませんでしたね。

「ザスーラ」はまあまあ。
B級にしてはなかなか楽しめました。
まあ子供向けの映画なんで、これも細かい突っ込みは抜きにして楽しんでもらいたい。
兄弟愛がテーマなんで、ご家族で見に行けば楽しめるんじゃないでしょうか。


「さよならみどりちゃん」

2005年12月29日 19時12分04秒 | シネレポ
「さよならみどりちゃん」見てきました。
出演 星野真理、西岡秀隆 岩佐真悠子などなど
星野真理がオールヌードを披露して話題になった作品です。
それが目当てだろうと言われても否定は出来ないんですが
とりあえず見てみました。

今時の男女の恋愛模様を描いてるっていうのでしょうか
なんとも言えない不愉快さが残る映画でした。

物語はゆうこがユタカに振り回され弄ばれて傷つけられるだけの話。
ユタカ(西島)はどうしようもない女ったらしの最低男。
ゆうこ(星野)はそんなユタカにメロメロで頼まれると嫌と言えずに
なんでもいいなり。やりたくもないスナックでのバイトなんかもやらせれる。
ユタカはバイトの女の子を狙ってるとか、元カノと会ってホテルに行ったとか
昔の彼女が妊娠しやすくて2度も子供を堕ろしたとか平然とゆうこに話してる。
さらには俺には生き別れの妹がいるんだけど、もしかするとお前かも知れないとか
シャレになんないことまで笑っていう始末。

そんなゆうこもユタカが好きなのに他の男と簡単に寝ちゃってる。
それに気付いてるからかユタカの女遊びは拍車をかける一方。
バイトの女真希とも寝ちゃう。そしてゆうこにも報告。
あいつ処女だったとか、だったらイイホテル連れて行きゃよかったとか。
男にしてみれば、まさに都合のイイ女ってやつか?

それでもゆうこはやっぱりユタカが好き。
最後にようやくユタカへの思いを伝えるものの、
ありえないようなかわされ方で見事に撃沈。
なんともいえない憐れなで無残な姿が痛々しい。

不快感極まりない話であります。

救いはラストに、ゆうこが頑なに拒んでたカラオケを熱唱するところ。
全てをふっきったかのように明るく陽気に振舞う様は切ないが
これでゆうこは立ち直れたと願いたい。

果たして女性はこれをみてどう思うんでしょう?
ゆうこに共感したりするんでしょうか?
私も経験あるぅとか、私もやっぱりそうするかもぉとか。
ユタカみたいな男にやっぱり惚れちゃうんでしょうか?
はっきり言います!そんな風に思ってる方は絶対幸せになれませんよ。
きっと、間違いなく。

ユタカは男から見ても最低の男だし、
ゆうこは確かに憐れで可哀想な子だとも思うけど、
やっぱりただのバカな子だと思います。

それにしても西島秀隆のダメ男ぶりはお見事って感じです。
「メゾン・ド・ヒミコ」に続いてまたしても
女ったらし役は完全にはまり役ですね。
こんなイメージが定着するのも嫌でしょうがお見事でした。










「東京ゾンビ」

2005年12月28日 23時20分07秒 | シネレポ
「東京ゾンビ」行ってきました。

浅野忠信&哀川翔共演の和製ゾンビ映画です。
ゾンビ映画と呼ぶにはあまりにチープでただのおバカ映画です。

ん~、なんだかなぁぁ。ダメでした、イマイチ!
くだらなくてバカバカしくても、笑えて面白いって映画はたくさんあると思うんだけど
例えば最近の邦画だったら「逆境ナイン」や「魁!クロマティ高校」なんかはホントに
くだらなくてバカバカしい映画だったんだけど、面白かったし好きなんですが、
これは全然私の笑いのツボにはまりませんでした。
学芸会レベルっていうか、全然笑えませんでした。残念!

見所をしいて挙げるならば、哀川翔のハゲ頭でしょうか。
浅野のアフロヘアーは違和感なくはまってました。

ラーメンレポート2~三九ラーメン~

2005年12月27日 23時51分02秒 | ラーレポ
今日は須崎の「三九ラーメン」に行ってきました。
ズバリ、今私の一番好きなラーメン店です。
週3くらい行っても飽きないと思います。
昔ながらのオーソドックスでスタンダートな博多の豚骨ラーメンなんですが、
スープがとにかくマイルド。塩っ辛さがなく、やや甘めで口当たりがまろやかなで
しつこさも一切なく、最後の一滴まで飲み干せます。
秘密はワインや蜂蜜なんかを使ってるとか。
最近流行り(?)の骨髄が丼の底に残るほどザラザラした濃厚スープ好みの方には
物足りないかもしれませんが、あっさり好みの人には絶対お薦め。
ラーメン一杯500円!
ワンタン麺が600円、なぜかチャーシュー麺がメニューにありません
場所はホテルオークラ福岡の真正面の通り須崎問屋街を入ったところ。
超お薦めですのでお試しください

グルメレポート~もつ鍋~

2005年12月25日 22時52分05秒 | グルレポ
12/23 もつ鍋食べに行きました。
博多でもつ鍋と言えば、やはり「やま中」でしょう!
多くのもつ鍋屋に行ったわけではないんですが、ココが一番美味しいと思います。
平日でも予約しないと入れない店ですので、祝日となると
当日予約は無理かもと思いつつ電話をしてみると、9時なら大丈夫ということで
この時間から夕食ってのは、体に悪いとは思いつつ行きました。
9時過ぎだというのに、ほぼ満席。ほんと凄い人気です。

ココのもつ鍋は”味噌味””醤油味””しゃぶしゃぶ風”とありますが
「やま中」と言えばやはり味噌味でしょう。
醤油も食べてみねばと思いつつ、ココにくると味噌をたのんでしまいます。
他に白菜キムチ、せんまい、酢もつもたのみました。

まずはせんまい、酢もつ、キムチが出てきました。
せんまいも酢もつも美味しかったです。
残念ながらキムチだけがイマイチでした。いかにも市販のキムチの素って感じの味で。

そして出てきました!もつ鍋味噌味!
具はキャベツ、ニラ、ゴボウ、コンニャク、豆腐、そしてもちろんもつが入ります。
もつは小腸のプリプリしたものしか使いません!最近は当たり前ですよね。
コンニャクって以前食べた時は入ってなかったような・・・
ゴボウって意外と珍しいと思うんですが、これがなかなか鍋にあってて美味しい。
臭いなんか気にせず、たっぷりニンニクと鷹の爪を入れます。
まずは、スープから。美味しいぃぃぃ~。
なんとも奥深い味です。ベースがしっかりしてるって感じです。
このスープ最高ですね。そしてもつは小腸オンリーでふわふわプリプリしてて
この食感がたまりません。野菜たっぷりでいくらでも入っちゃいそうです。

二人前じゃ物足りないかと1人前追加しましたが、それがちょっと失敗。
意外と満腹になってしまい、雑炊までたどり着きませんでした。
かわりにしめにちゃんぽん玉1人前だけ追加。
このちゃんぽんが、また最高。ちゃんぽんは別腹です。ぺロッとたいらげちゃいました。

さらに満腹といいつつ、最後の最後のしめに抹茶アイス。
自家製でしょうか、甘さ控えめのあっさりした味でしめにはぴったりの味でした。
いや~、満腹満腹、大大大満足でしたぁぁぁ。

ただ、お値段かなり高め。なんと1人前1155円(税込み)。
たしか以前食べた時は950円だったと思うんだけど。
大体博多のもつ鍋の値段の相場は600~800円くらいのはず。
950円でも高いと思ってたのに、さらに200円もアップしてる。
まあそれでも食べる価値ありの味とは思いましたが、
もうちょっと安くしてほしいもんです。
なんだかんだでお勘定は2人で9000円オーバー。
ちょっとびびりました。

今回行った大橋の1号店、店構えも上品な建物なんですが特筆すべきは便所。
照明もお洒落でまさに癒しの空間です。
やま中にお越しの際は、是非とも便所を利用してみてください。

次回は是非醤油味も食べてみたいと思います。








TWO LOVE ~ふたつの愛の物語~

2005年12月24日 15時37分36秒 | 浜省レポ
「TWO LOVE ~ふたつの愛の物語~」見てきました。
浜省の最新シングル「I am a Father」と「THANK YOU」をベースに作られた物語です。
浜省ファン限定の映画ですね。かなりひいき目で思い入れの加点も含めて非常に面白く見れました。

第1部「I am a Father」は家族の為子供達の為に働くお父さんのことを歌った歌。
曲のイメージにぴったりあった内容だったと思います。
主演は時任三郎さん。浜省とは古くからの親友で、浜省本人から出演を依頼したそうです。
時任さんって今家族の為に仕事を極力減らして、ニュージーランドで暮らしてるそうで
時任さん曰く、この歌で歌われてる「ヒーローでも、スーパーマンでもないただ家族の為に働く父親」役をやらせたら
この俺の右に出るものはいないってことで快く出演に承諾したんだそうです。
しかし最初はプロモーションビデオの出演に承諾しただけのつもりが
話がどんどん膨らんでいって短編映画にしようってなった時にも、ノリノリで参加してくれたんだそうです。
時任さん、すごくイイ人です!
ホント歌の中に出てくる主人公のイメージにぴったりだったと思います。
子供たちの自然な演技も笑いを誘うものがあって可愛くて良かったと思います。

第2部「君と歩いた道」は「THANK YOU」をベースにした物語となってますが、
かなり膨らませた印象。
「THANK YOU」は彼女が自殺未遂をして、そんな彼女からの知らせに
「今も君がこの世界に生きてることにサンキュー」って話。
映画はそんな二人が初めて出会った15の夏から、再び再会する18か19の頃を描いた内容でした。
どちらかというと「君と歩いた道」をベースにした印象でした。

てことは「THANK YOU」の主人公と「君と歩いた道」の主人公って同一人物ってことか??
これから聞くときにそう想像しながら聞くと、また曲の世界が広がって面白いなぁと思いました。

まあファンとしては満足いく内容でした。



「ポビーとティンガン」

2005年12月24日 13時26分37秒 | シネレポ
「ポビーとティンガン」を見てきました。

オーストラリアのオパール発掘で有名な田舎町で暮らすアシュモルとケリーアンの兄弟。
妹ケリーアンにはポビーとティンガンという空想の友達がいる。
家族も、おかしな子だと彼女を見ていたものの、存在を認めてやろうと彼女の空想に付き合うようになります。
そして、父親と兄がポビーとティンガンをオパール発掘現場に連れて行くんだけど、
帰ってくると妹はポビーとティンガンがいなくなったと大騒ぎをする。
そして夜中に父親たちは発掘現場に探しに行くが、そこである事件に巻き込まれる。
妹ケリーアンは心労でどんどん体調を崩していく。
兄は妹のために懸命に二人を探し回ります。さて、どうなるか!?

イイお話でした。もっとファンタジックなお話かと思いきや、現実味のあるお話で
家族愛、兄弟愛の感動的なお話でした。
最後はちょっとウルッときてしまいましたねぇ。

子供には子供の価値観っていうか、大切なものがあって、
それを偏見や自分の価値観で否定しちゃいけないんだなぁって。
大人になってもそういう気持ちを忘れちゃいけないなぁって思いましたぁ。

なかなかでした。



「プライドと偏見」に行ったものの・・・・

2005年12月22日 22時33分18秒 | 試写レポ
「プライドと偏見」の試写会行ってきました。

が!
会社を出る前に電話が。非常にむかつく内容の。
何で今頃言ってくるんやって話。
そんなこんなで出る前にバタバタしてなんとかギリギリ到着。
映画は始まったものの、その事が頭の中グルグルまわって
イライライライラしてたら、全く映画が頭に入ってきませんでした。
何度もリセットしなくてはと思ったけど、結局最後まで出来ずに
とうとう映画の内容は全く頭に入らずじまいでした。


今年最後の試写会がこんな終わり方になるとは残念無念です。
そういうわけで、もう一回見直そうと思います。
が、何となくもう見なくてもいいかなぁって気もしてます。
さてどうしようか・・・

ラーメンレポート

2005年12月21日 10時00分18秒 | ラーレポ
昨日は「天下一品」のラーメンを食べました。
ココは京都が本店の店で、何でも”カルチャーショックをうけるスープ”なんだそうで
果たしてどんなスープなのかちょっと試してみることにしました。
メニューは並と大の2種類。替玉はなし。それぞれあっさり、普通、こってりとありました。
トッピングは多数あります。おつまみメニューも多数。
それとべつに創作ラーメンというので担担麺とか、カレーラーメンなどがありました。

今回は並ラーメンのふつう味を食べてみました。
ぱっと見はまあ普通の印象。黄土色のいかにも濃いそうなスープ。
トッピングはチャーシューとネギとシナチク。
麺を持ち上げると、何か重い。とりあえずはスープからと思ってレンゲですくってみると
すごい!ドロドロ!サラサラ~としたスープじゃなくまさにドロドロ~、ボタボタボタッて感じ
ラーメンのスープというよりも、シチューのようなポタージュスープのようなドロドロスープ。
あるいはスープスパゲッティのつゆだくって感じか?
で恐る恐る一口飲んでみると、意外や意外見た目と違ってすっごいあっさりしたスープ。
やや薄味だけど昨日の体調にはちょうどイイ感じ。スープも滑らかな下触りで悪くない。
ベースは豚骨ではなく鶏ガラ100%で野菜と一緒に、野菜が溶けてなくなるまで煮込んだスープのようで
あのとろみは野菜によるもののようです。
いやいや、まさにカルチャーショックをうけるスープでした。

麺を持ち上げて重いと感じたのは、スープが濃厚だから麺にからみついてくるからで、
麺を食べると一緒に自然とスープも口にはいってくる感じ。
麺を食べ終わった時にはスープもほとんどなくなってしまってる。
途中で辛子味噌を加えてみたんですが、これがまたイイ、合う!!

かなり個性的なスープはかなり好みが別れるところかも知れませんが
はまるとめっちゃはまってしまいそう。私は好きでした。
月1くらいは食べたくなりそう

恐るべし京都ラーメン。京都ってラーメン文化がある印象は全くなかったんですが
かなり見直しました。
たしかラースタにも京都ラーメンが出店していたはず。
今度行ってみようと思います。
京都ラーメン要注目です!



「オリバーツイスト」

2005年12月20日 23時48分58秒 | 試写レポ
「オリバーツイスト」試写会行ってきました。
「戦場のピアニスト」でアカデミー最優秀監督賞を受賞した巨匠ロマン・ポワンスキー監督の
最新作です。本年度アカデミー有力候補ともいわれてる作品。
これは期待せずにはいられません。

孤児のオリバーが救貧院を追放され、ひどい仕打ちから逃げ出しロンドンに向かうが
そこで少年窃盗団の仲間になり、悪い人達にたらい回しにされながら
幸せをつかむまでの物語。

そういうわけで期待して見に行ったのですが・・・
率直に言って、全然ダメでした。
ひとつくらいイイとこ見つけようと思ったのですが、何一つ思い浮かばない。
ん~何だかなぁ・・・
子役の子もポランスキー監督曰く、君には将来これを獲って欲しいんだと言って
オスカー像を見せたくらい期待された天才子役だそうですが、
そこまでイイとはおもいませんでした。
ちょっと期待し過ぎだったかも。

久々辛口ばかりになってしまいましたが、そんな感じの全くはまらない作品でした。
あくまでも個人的な感想ですが、これは要注意ですよ。


「the有頂天ホテル」

2005年12月19日 23時51分03秒 | 試写レポ
本日の試写会、「THE有頂天ホテル」と「プライドと偏見」がだぶってしまい
どっちにするか迷ってたんですが、なんと「プライドと偏見」の別日程が当選しまして
「THE有頂天ホテル」に行く事になりました。

まさに三谷ワールド集大成ともいえる作品でした。
ノンストップアクション映画なんて言葉はありますが、
これはまさにノンストップコメディ映画です。
次から次に5分間隔くらいで必ずギャグがちりばめられてます。
三谷監督が言ってましたが、ホントに全員めちゃめちゃ早口でセリフ喋ってます。

そして何が凄いって、豪華出演者が誰一人としてチョイ役がいないってとこ。
これだけ出演者がいたら、普通ほんのチョイ役程度で登場するだけって人が
いてもおかしくありません。ところが全員がちゃんとメインのストーリーにからんできます。
全てのキャラクターのエピソードが見事に伏線となって絡み合って結び付いていく様はまさにお見事
さらに凄いのは、冒頭のほんの些細な小ネタまでも引っ張って引っ張って
大きく膨らませてラストまで絡ませるところ。
ホント巧いなぁって唸らされます。

ただ・・・これはあくまで個人的な意見ですが、大爆笑はあまりなかったかなと。
クスクス笑いは終始あります。もちろん飽きる事もなく最後まで見れます。
結構お薦め。

三谷幸喜と言えば、来年三谷幸喜脚本のお芝居「竜馬の妻とその夫と愛人」を
見に行きます!これ超楽しみ!!




「キングコング」&「ALWAYS3丁目の夕日」

2005年12月17日 13時09分11秒 | シネレポ
「キングコング」見て来ました。
いやいや、素晴らしかった!期待を裏切らない素晴らしい出来でした。
大満足でした~。
コング登場までの約1時間はちょっと長く感じるけど、
スカル島に上陸してからはハイテンポと超絶CGの連続で画面に釘付けであります。
恐竜に追い回されるシーンは若干CGってわかる感はあったけど、
ティラノザウルスとの決闘シーンは一体どうやって撮影したんだろう?って
思っちゃうくらい凄い。
一番怖かったのは、恐竜よりも巨大な虫。牙のあるイソギンチャクみたいな生き物に
パクッって食われちゃうところ・・・全身鳥肌が立ってしまいました。あれはキモかった。
そしてラストの10分は、結末は知ってても涙があふれてしまいました。
コングの表情が、たまらなくせつなく悲しみがひしひしと伝わってきます。
とても悲しくせつない美女と野獣の愛の物語でした。
あと、非常に人間嫌いになってしまいそうな、人間の描き方をしてました。
特にラストは。悲しみと同時に憤りを感じずにいられないものがありました。
ま、素晴らしい映画でした。これは必見でしょう!

それと「ALWAYS3丁目の夕日」。
ホントはジャン・レノの「エンパイア・オブ・ウルフ」を見てみようと思ったのですが
待ち時間が長かったのでこっちに変更しました。
変更して正解でした。めちゃくちゃ面白かったです、これ。
30年代生まれじゃございませんので、懐かしいとかいう感情はありませんが
心温まるエピソード満載で見ててすごく微笑ましくて、
終始笑って見れました。
堤真一の頑固オヤジっぷりは笑えたし、
吉岡秀隆がようやく純から脱皮出来たような気がしました。
ラストは相当泣けます。
そして映像(CG)もキングコングに負けないくらい(それは言い過ぎですが)イイ出来で
昭和初期の町並みを見事に再現しててとても美しい映像でした。
好評につき上映延長が決まったらしいです。
これも是非映画館で観てみてください。何か暖かい気持になれる映画です。
これも大満足の映画でした!


試写会当選!!

2005年12月15日 21時31分09秒 | 試写レポ
試写会が3枚も当たりました!
「オリバーツイスト」「THE 有頂天ホテル」「プライドと偏見」です。

「オリバーツイスト」は「戦場のピアニスト」でアカデミー最優秀監督賞を受賞した
巨匠ロマン・ポワンスキー監督の最新作です。
これはかなり期待大です。楽しみ楽しみ。

「THE 有頂天ホテル」は三谷幸喜脚本監督の最新作。
役所広司、松たか子、佐藤浩市、香取慎吾、篠原涼子、戸田恵子、生瀬勝久、
麻生久美子、YOU、オダギリジョー、角野卓造、寺島進、原田美枝子、
唐沢寿明、津川雅彦、伊藤四郎、西田敏行
と凄い豪華出演者です。三谷幸喜作品は好きなんでこれまた期待大な作品です。

そして「プライドと偏見」。
キーラ・ナイトレイ主演作です。前作の「ドミノ」はワイルドな女を演じてましたが
今回は全然正反対の印象の女性を演じてます。
これだから女優って凄いですよね・・・。
”『恋に落ちたシェイクスピア』から7年、「ラブ・アクチュアリー」の製作者が贈る
感動のラブストーリー”と書いてあります。
私の大好きな作品2本の名を挙げるとは、なかなかそそるコピーであります。
そして、この時期お約束の「本年度アカデミー賞最有力作品!」とも。
はたしてどうなのか。まったくノーマークだったけど、ちょっと気になってきました。

が、しかし残念な事に「THE 有頂天ホテル」「プライドと偏見」が日程がだぶってました。
どっちを見に行くべきか・・・かなり迷うところです。
いち早く見たいと思うのは「THE 有頂天ホテル」の方。
でもタダで見といた方が無難かなと思うのは「プライドと偏見」の方。
会場は「プライドと偏見」のある会場の方が立派。
「THE 有頂天ホテル」がある会場は座席はフラットで椅子はパイプ椅子で
スクリーンもやや小さめ。正直パイプ椅子は結構疲れます。
ん~、どっちがいいものか・・・迷うなぁぁ。

「TWO LOVE」~ふたつの愛の物語~

2005年12月14日 16時34分27秒 | シネレポ
浜田省吾のシングル「I am a Father」と「Thank you」から
インスパイアーされて製作された短編映画です。
こないだコンサートに連れて行った相手が、浜省にはまってしまい
見たいというので行ってみる事にしました。
当然ですが浜省が出演してるわけではありません。
出演は時任三郎、吹越満などなど。
100%浜省ファンのためのものですね。

これって”ペ”の映画のようなものですよね。
ペのファンがペが出てれば何でもイイのと同じように
浜省ファンだから浜省がらみなら何でもイイってところは
つまり、俺もペのファンのおばさま達と同レベルということです(笑)。
少しペのファンのおばさま達の気持ちがわかった気分であります(笑)。
23日行ってきます!

吉田家

2005年12月12日 16時19分49秒 | グルレポ
佐賀二日目、佐賀で話題の店に行ってみました。
その店とは「吉田家」。
あのはなわの歌「佐賀県」に出てくる、”吉野屋と思ったら吉田家~♪”の吉田家です。
この店ホントはあの歌が流行った時はなかったんです。
はなわの作ったネタの中の架空の店だったんですが、あの歌を聞いて
吉田家ってどこにあるの?って問い合わせが殺到したんだとか。
それではなわのプロデュースで吉田家をホントにオープンさせたんだそうです。
ただ、この吉田家単なるパロディで作った店ではありません。
協力してるのは佐賀では有名な「ステーキハウス蜂」。たしかハンバーグが評判の店だったかと。
そこが手がけた牛丼ということで期待も高まります。

メインメニューは2種類。AGビーフを使用した廉価版のレギュラー丼470円と
佐賀牛、佐賀産玉葱、佐賀県産米こしひかりと佐賀県産の食材にこだわったはなわ丼870円。
お持ち帰りは弁当(ご飯付)が870円で、冷凍具のみは840円ってたったの30円差ってのは何?って気もしますが・・・

もちろんはなわ丼を食べてみました。
味は・・・・まあ普通に美味しかったです。
せっかくイイ肉を使っても牛丼にしてしまうと、あまり素材の良さが生かされないような気がします。
すき焼き丼ならまだしも、牛丼には安い肉の方があってるのかもしれませんねぇ。
値段分の感動はなかった気がします。

ひとつ気になる張り紙がしてあったのですが、
品不足の時は県産品の食材を使用出来ない場合がありますみたいな事が。
多分オープン当初行列が出来るくらい繁盛してたからでしょうが、
それって佐賀牛を使ってないって事?それとも玉葱の方?
おことわりをされても佐賀牛を使ってなかったら詐欺だろうとか思ったんですが。
はたして昨日食べたのは佐賀牛だったのか・・・??
もうピークは過ぎたようで、昼時を避けて行ってみたら、
全っ然ガラガラでした。

はなわと一緒に消えていく運命かもしれませんな。