解説: イラクに大量破壊兵器が存在しないことを公表したために、
アメリカ政府の厳しい報復に遭った元CIAの女性エージェントの実話
「プレイム事件」を映画化したクライム・サスペンス。
『ボーン・アイデンティティー』『Mr.&Mrs.スミス』のダグ・リーマンが
メガホンを取り、CIA諜報員役のナオミ・ワッツと元大使役のショーン・ペンが
夫婦役で共演。真の正義を貫いた夫婦のきずなと衝撃の真実がリアルに描かれ、
スピード感あふれるスリリングなエンターテインメント作品としても楽しめる。
シネマトゥデイ(外部リンク)
あらすじ:2001年9月11日の同時多発テロ以降、アメリカのブッシュ政権は
イラク政府が大量破壊兵器を密かに保有し、世界にテロを“輸出”する
「悪の枢軸」のひとつだとして、世論を動かしながら攻撃準備を進めていた。
極秘にこの疑惑を調査していたCIAの秘密諜報員ヴァレリー・プレイム
(ナオミ・ワッツ)は、潜入捜査の末、イラクに核兵器開発計画がないことを
突き止める。一方、ヴァレリーの夫で、元ニジェール大使のジョー・ウィルソン
(ショーン・ペン)も、国務省の依頼でアフリカ・ニジェールへ赴く。
イラク政府が核兵器開発に必要な濃縮ウランを密かに買い付けているとの
情報の真偽を確認するためだ。そして彼もまた、イラク政府によるウラン購入の
事実はないとの結論に達する。だがブッシュ政権はヴァレリー夫妻の報告を無視、
2003年3月20日、イラクへ宣戦布告する。
4ヶ月後、ジョーは自身の調査報告を元にイラク戦争の真実を
ニューヨーク・タイムズ紙に寄稿、ブッシュ政権を揺るがす大論争を巻き起こす。
核兵器開発計画が最初から存在しないならば、イラク戦争を始めたブッシュ政権の
正当性が疑われかねない。
ところがその直後、ワシントンの有力ジャーナリストたちに、ヴァレリーがCIAの
秘密諜報員だという情報がリークされる。
情報漏えいを指示したのは、チェイニー副大統領主席補佐官のルイス・
“スクーター”・リビー(デヴィッド・アンドリュース)だった。
身分を暴露され、たちまち世間の好奇の目に晒されるヴァレリー。
家族や各国に散らばる協力者にも危険が迫り、彼女のキャリアと私生活は
崩壊し始める。匿名で送られてくる脅迫状や無言電話、容赦ない世間の中傷……
今まで証券会社勤務だと偽っていた彼女から友人も離れていった。
ジョーは、メディアに自身の正義を論じるが、ヴァレリーは沈黙を貫く。
公の場で事実を明かすべきだと言い募るジョーと対立し、唯一の安らぎの場所だった
家庭さえもが崩れ落ちそうになったとき、彼女はいつも温かく見守ってくれた
両親のもとへ向かう。
家族との穏やかな時間を過ごす中、大切なものとは何か気付いたヴァレリーは、
自らの名誉と家族を守るため、強大な国家に戦いを挑むのだった……。
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ナオミ・ワッツが久しぶりだなぁと思ってみてみることにしたのですが、
先週末の連日の野球観戦の疲れのせいか、
始まった早々から撃沈・・・爆睡かましてしまいました。
ほとんど観てません。
お茶とポップコーンも用意してたのに、ほとんど口を付けずじまいでした。
評価をみてると結構イイからちょっと残念。
リピートのチャンスはないようです・・
もったいなかった。