豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

パーフューム

2007年03月22日 09時54分55秒 | シネレポ2007
世界45か国で発売され、1500万部の売上げを記録したパトリック・ジュースキントのベストセラー小説を映画化。
『ラン・ローラ・ラン』のトム・ティクヴァが監督を務め、美しい女性の香りを手に入れるため、
恐怖の連続殺人鬼と化していく男の物語を描く。
驚異的な嗅覚を持ち、一切の体臭を持たない主人公を演じるのは
『ブライアン・ジョーンズ ストーンズから消えた男』のベン・ウィショー。
目を疑ってしまうような、驚きの結末に注目したい。

18世紀のパリ、悪臭のたちこめる魚市場で産み落とされたジャン=バティスト・グルヌイユ(ベン・ウィショー)。
驚異的な嗅覚を持つがゆえに、奇怪な青年として周囲に疎まれている彼は、ある晩、
芳しい香りの少女に夢中になり、誤って殺してしまう。
その後、彼は少女の香りを求めて調香師になり、香水作りに没頭するが……。 (シネマトゥデイ)



まさに衝撃(笑撃?)の結末!!

マジとギャグの紙一重のラスト20分弱。
あのシーンの為に2時間以上引っ張ったのか・・・
マジ凄すぎます。
受け入れ方次第で、賛否別れるところだと思います

冒頭のジャンの悲惨な生い立ちには正直ゲンナリ。
開始早々、ウワッって感じで先が思いやられると思ったけど、
その後は意外と大丈夫でした。

その後、大量殺人へと発展していくわけですが、ほとんど殺害シーンは描かれず
残酷なシーンもないので、意外と安心して見れました。

そして迎える絞首台での処刑シーン。
ココがこの映画最大の見所。

えーーーーーーっっっ!!!っていう、凄いシーンです。
信じられないような光景を目の当たりにします。
これって・・・笑うところ?みたいな。
くちポッカ~んって開きっぱなし。
後ろから鼻で笑う音が・・・

さらにさらに、その後もっと凄い結末が待ち受けてます。
もう、うっそぉぉ~~ ん って感じ。

ある意味凄い衝撃作でした。

お奨めは・・・しないですが、見てもいいかも。
興味あるかたはどうぞ。
でも映画館出るときは、何か首をかしげながら、何だろなぁぁって気持ちで出てくることでしょう。

映像は素晴らしく綺麗でした。