豚骨劇場

東北地方大地震により被災された方々に対し、心よりお見舞い申し上げます。一日も早い復興を心からお祈り申し上げます。

とかげの可愛い嘘

2007年03月12日 19時32分27秒 | シネレポ2007
互いに惹かれ合いながら、なかなか一緒にいられない男女のおとぎ話のような恋物語。
20年の間に3度も別れを繰り返す不器用な男女の純愛を描く。
ひたすら初恋の人を思い続ける主人公を演じるのは『マラソン』のチョ・スンウ。
いつももっともらしいうそをついて相手を煙に巻くヒロイン役を、
『トンマッコルへようこそ』のカン・ヘジョンがチャーミングに演じている。
彼女のうその理由が明かされる美しく切ないラストシーンは必見。

いつも黄色のレインコートを着て、ポケットにはとかげを入れている転校生のアリは、
いつも嘘ばかりついている不思議な少女。
純朴な少年ジョガンは、アリとふたりで雨に濡れて帰宅した翌日、はしかにかかってしまった。
それと同時にアリは姿を消してしまう。
それから10年、高校生になったジョガンの前にアリが現れる。
美しく成長した彼女に心ときめくジョガンだったが、アリは相変わらず嘘をついてばかり……。
ある日、またもや彼女は忽然と姿を消してしまう。
時は流れて8年後……。



久々やられました・・・
号泣でした
韓流でこんなに泣いたのは「ラストプレゼント」以来。

最初は子役の子達が可愛いなぁと思いながら見てて
それから10年後の再会では、初々しい恋の話に。
さらに8年後の再会。
ここで明かされる彼女の驚愕の秘密

そこからは行間が伝わってくるというか、主演の二人と気持ちがシンクロしてしまってました。
二人の色んな思いが、バンバン伝わってきて後半は終始涙がボロボロ。
先はある程度読めるものの、そんな自分の予想でまた涙あふれてしまう始末。

チョ・スンウかなり演技派ですね。「マラソン」でも凄かったけど、改めて見直しました。
やはりここまではまれたのも演技力のなせる技といえるでしょう。
カン・ヘギョンも決して美人とは言えないけど、非常に魅力的な女優さん。
不思議な存在感のある人です。

ラストはファンタジックな展開だったけど、不思議と受け入れられて
またボロボロ。
もう後半は泣きっぱなしでした。

しかし、モーニングショーだというのに意外と客が多かった。
それも女性7割くらい。
泣いてるのを悟られまいと涙も鼻水も垂れ流し状態。
そういえば「ラストプレゼント」もこのミニシアターだった

久々、ピュアな気持ちに浸れた気分でした。