毎日いろんなことで頭を悩ましながらも、明日のために頑張ろうと自分を励ましています。
疲れるけど、頑張ろう!
初とろろ
熟柿も栗も松茸さえも自然薯にはかなわない。秋の風味と言えばとろろに勝るものはない。自然薯を食べなければ、秋が来たとは言えない。私の体内時計にとろろは秋の象徴としてしっかりと組み込まれている・・。だが、私は自分で自然薯を掘ったことがない。自然薯の蔓さえも判別できない男であるから、とろろを食べたいからと言って自分で掘りに行くことなどできない。父が掘ってきてくれるのを待つしかない。年々自然薯が少なくなっているのは父から聞いているし、頼みの父も高齢で無理はさせられないので、黙って待っているしかないのだが、父自身がこの季節になるといてもたってもいられなくなるようで、わずかばかりではあるが、今年初めての収穫を見せてくれた。
細くてあまりおいしそうには見えなかったが、たわしで洗ったらそれなりに見えた。この芋をすり鉢ですって下準備をする。今我が家には3人しかいないのでこれだけあれば十分だ。かつおだしの醤油のおつゆも出来上がってあとはゆっくりすりこぎでのばしていくだけだ。
ある程度のばしたら卵と酒を入れる。たぶんこれが味付けのみそなんだろう・・。
おつゆを入れながら、すりこぎでのばしていくのだが、おつゆの入れ方にもこだわりがある。すり鉢のすみにおたまを当てて、ゆっくり少しずつ入れていく。そうすることによって自然薯とおつゆがよりしっかりと混ざり合う、というのが父の持論だ。
おつゆを入れてある程度のばしたら、山かけ用におたまですくう。マグロの刺身は買ってきてあったが、この時知り合いから電話が入って、釣って来たばかりのはまちをおすそ分けしてくれると言う。なんてグッドタイミング!!
届けてくれたはまちを妻が刺身におろして山かけにして食べた。う~~ん、新鮮でおいしい!!
その後もおつゆを入れながら、ひたすらこねていったら見事にあわ立ち始めた。すっていくうちにかなりのびた。おいしそうだ!!
ここ数年は贅沢に濃い目のとろろを食べている。子供の頃はおつゆでかなりのばしたのだろう、ご飯にかけるとさっとご飯にしみこんでいく音がした。それはとろろ好きの私には至福の音だったが、濃いとろろではそんな音は立たない。濃いとろろのおいしさを味わい尽くしている今の私には、もう昔の懐かしい音になってしまっている。
今年初めてのとろろは天然ものの持つ荒々しさはなかったものの、自然薯の上品な味わいがでていて、これはこれでおいしかった。少々物足りなさも感じたが、それは生まれてからずっととろろを食べ続けてきた「とろろグルメ」の私ならではの贅沢な思いなのかもしれない。
細くてあまりおいしそうには見えなかったが、たわしで洗ったらそれなりに見えた。この芋をすり鉢ですって下準備をする。今我が家には3人しかいないのでこれだけあれば十分だ。かつおだしの醤油のおつゆも出来上がってあとはゆっくりすりこぎでのばしていくだけだ。
ある程度のばしたら卵と酒を入れる。たぶんこれが味付けのみそなんだろう・・。
おつゆを入れながら、すりこぎでのばしていくのだが、おつゆの入れ方にもこだわりがある。すり鉢のすみにおたまを当てて、ゆっくり少しずつ入れていく。そうすることによって自然薯とおつゆがよりしっかりと混ざり合う、というのが父の持論だ。
おつゆを入れてある程度のばしたら、山かけ用におたまですくう。マグロの刺身は買ってきてあったが、この時知り合いから電話が入って、釣って来たばかりのはまちをおすそ分けしてくれると言う。なんてグッドタイミング!!
届けてくれたはまちを妻が刺身におろして山かけにして食べた。う~~ん、新鮮でおいしい!!
その後もおつゆを入れながら、ひたすらこねていったら見事にあわ立ち始めた。すっていくうちにかなりのびた。おいしそうだ!!
ここ数年は贅沢に濃い目のとろろを食べている。子供の頃はおつゆでかなりのばしたのだろう、ご飯にかけるとさっとご飯にしみこんでいく音がした。それはとろろ好きの私には至福の音だったが、濃いとろろではそんな音は立たない。濃いとろろのおいしさを味わい尽くしている今の私には、もう昔の懐かしい音になってしまっている。
今年初めてのとろろは天然ものの持つ荒々しさはなかったものの、自然薯の上品な味わいがでていて、これはこれでおいしかった。少々物足りなさも感じたが、それは生まれてからずっととろろを食べ続けてきた「とろろグルメ」の私ならではの贅沢な思いなのかもしれない。
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