議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

今年の振り返り(エコプロ予告)

2013年12月04日 07時29分38秒 | コンサル日誌
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とうとう師走です。

13日の金曜日に予定しているエコプロでのセミナーコンテンツをまとめている関係で、
今年1年間の振り返りをしているところです。

以下、順不同で。

■WDSの改訂
■手元マイナス(いわゆる逆有償)の考え方の変更
WDSも手元マイナスも、後になって漢方薬のようにジワジワと効いて来るか、
もしかしたら何の効果もないか??くらいハッキリしません。でも、その
なかでも見えて来ている動きをご紹介します。狙った効果は、現れていない
わけでもなさそうです。

■特別管理産業廃棄物の1,4-ジオキサンの追加
特管の話は、エコプロでは触れないかもしれません。比較的分かりやすい
話ですし、一度対応してしまえば、あとはどうということはありませんから。

■エバークリーン事故
とすると、エバークリーンの事故が俄然目立っています。
途中経過にしかなりませんが、正面から取上げたいと思います。


さて、エコプロのセミナーは、毎年、振り返りが中心でしたが、
 「廃棄物管理の往く2013年・来る2014年」
というタイトルの通り、今回は来年の話もします。

来年の話としては、

■優良認定はどうなるか
優良認定を踏まえた、各社の現地確認・処理業者選定の考え方の変化について
紹介します。うまく使って、現地確認を合理化しようとしています。

■電子マニフェストについて
電子マニフェストは、動きというより、コンプライアンス上の注意点を
ご紹介します。ISOの審査員は、電子マニフェストといえば、ノーチェックで
パスしていることが多いようですが、それは間違いです。

薬はネット販売より対面販売が安全だというなら、廃棄物も対面引き渡しのほうが
安全に決まっている??という話です。

■埋立処分の中長期リスク
これは、今年初めて紹介したリスクで、受講者の評判の高かったものです。
来年の話というより、今後の中長期的なリスクという視点になります。


是非、ご参加ください。
http://www.amita-oshiete.jp/seminar/entry/001858.php

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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今年の環境問題の重要な話題としては、IPCCの第5次報告書が出たことかもしれません。
どのリンク先が一番いいのか分かりませんが、一応下記をリンクします。
http://www.data.kishou.go.jp/climate/cpdinfo/ipcc/ar5/index.html

人間活動の不要物の排出という意味では、廃棄物もCO2も同じ問題です。
影響の範囲が、廃棄物は固体なのでローカル、CO2は気体なのでグローバルなだけです。
CO2のReduce Reuse Recycleは、どうしたらよいのでしょうか。

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