議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

教育、できてますか?

2010年03月25日 23時54分54秒 | 日経エコロジー
こんにちは、議論de廃棄物の堀口です。

 日経エコロジーの3月号、4月号で、経営層向け、新任担当者向け
の廃棄物処理法の教育・研修のツボについて取り上げました。新年度に
向けて絶妙のタイミングだったのではないかと自画自賛しているところ
ですが、いかがだったでしょうか。

 内容はそれほど真新しくないと感じられたかもしれませんが、
実はこの記事の本当のメッセージは「ちゃんと教育やりましょうね」
なのです。

■やって初めて分かることがあります
 社内で廃棄物の研修を公募形式でやられたことがない企業は、
是非一度やってみてください。思いもよらない部門からの申し込み
があるかもしれません。「廃棄物って訳分からんのに、誰も教えて
くれない」という人がどこかにいるかもしれません。
 多くの場合、募集をかけた事務局の予想より多くの参加申し込み
があるようです。昨日の環境関連法セミナーでも、20名の予想を
はるかに超える40名の参加者がいらっしゃいました。

 研修後は質問が沢山やってくるかもしれません。
「質問を受けて、社内の管理状況がいかにいい加減だったかという
ことに気づいた」なんて話もあります。そういった現状認識ができるだけ
でも前進です。

 教育や研修は敷居が高いという場合は、まずは、担当者間の横の連携を
取ることを目的としてもよいと思います。
 出張が無理ならまずは電話会議からトライしてみてください。


■「私は教育担当ではないよ!!」という方でも
 このメルマガ、ブログを読まれている方が本社の教育担当でなくても、
企画を出すことはできるはずです。自治体が出している廃棄物処理法の
解説冊子がHPから無料で手に入ります。それを使って30分でも説明して、
その後はディスカッションという形式でもよいでしょう。

 例えば、東京都の「産業廃棄物適正処理ガイドブック」はこちらです
ので、ご参考ください。


 もし普段からコミュニケーションが少ないというのであれば、かえって
埋もれていたコストダウンやリサイクルのネタをたくさん掘り起こせる
かもしれません。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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 不法投棄の幇助で逮捕者が出ています。

 「不法投棄されることを知りながら、あらかじめこの区域外の土地
 (山林など)を買い、事件をほう助した」とのこと。なかなか興味深いです。

 廃棄物処理法違反:不法投棄ほう助、容疑者を逮捕--大村署など /長崎

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改正速報!!建設工事の排出事業者

2010年03月17日 06時20分20秒 | コンサル日誌
こんにちは、議論de廃棄物の堀口です。

ご存知の方も多いと思いますが先日廃棄物処理法の改正案が
閣議決定されました。


最近この改正内容について、別途記事を書いたり、セミナーの
準備をしているため、メルマガ、ブログに手がかけられていません。
本の出版も控えているため、書き物に追われています。
申し訳ありません。

そんな中、改正案の建設工事のところだけは広く皆さんに知って
頂いたほうがよいと思いましたので、以下、簡単にご説明します。

閣議決定のこのページにある、新旧対応表の41ページの
(建設工事に伴い生ずる廃棄物の処理に関する例外)第二十一条の三
をご覧ください。

まずは面倒でも、よくお読みください。特に第3項や4項は注目です。
まるで元請が排出事業者から外れるのではないかと思える表現です。



読みましたか??



実は先日環境省にヒアリングをしたのですが、それによると
第3項、第4項は、「そうすることも可能だが、その際は各種基準を
適用する」ことを定めているだけであり、元請は常に排出事業者であり
続ける、ということだそうです。

施行通知で解説が入るのでしょう。

よくよく考えるとうまい落としどころです。
建設現場としては、柔軟な運用が可能ですし、処理業界としても契約
をした相手が排出事業者だとみなせばいいのですから、すっきりします。

とはいえ、第3項で下請負人が自社運搬したとしても、その後自社処分
できるわけではない、ということなので、やはり本当にいい加減なことは
できそうにありません。今回の改正では、排出事業場外での保管の届出が
必要になるなど、工事関係の仕事をされている場合は、やり方を考え直す
必要があるかもしれません。

今からでも社内の現状把握を行い、社外の関係者とも調整しておく
ほうがよいでしょう。

ということで、取り急ぎお知らせしました。

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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頭痛がするので病院でレントゲンとCTを撮ったのですが、全く異常
なし、とのこと。デスクワークが多いからでしょう、とのこと。

確かに、今年は改正もありますし、書き物が急増中です。

セミナーならともかく、PC作業のためには現状のメガネは度が強い
ということで、このお店でもう一本作りました。
http://www.jins-jp.com/

非常に安く、しかもどんなレンズでも追加料金はないということ。
コンセプトもしっかりしているため、ちょっとお気に入りです。
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廃棄物関連の人材

2010年03月08日 09時11分55秒 | 余談コーナー
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おはようございます。議論de廃棄物の堀口です。

私の知り合いに、このような方がいます。
処理業者との付き合いも長く、なかなか経験豊富な方です。

現在求職中でいらっしゃるので、社内で廃棄物関連のスペシャリストを
お探しのようでしたら、ご紹介します。下記にコメントください。

もちろん、紹介料など取りませんし、何のしがらみもありませんので
ご安心ください。

①食品リサイクル法の対応(報告書類、計画作成)
②廃棄物委託先格付け評価(北海道~沖縄まで全国150社程度の実績)
③廃棄処理方法別CO2比較の企画提案
④第3回CSR大賞エントリー
⑤ISO14001導入から継続までの事務局
⑥エコアクション21審査対応事務局
⑦大規模廃棄物処理に関する業務
 ・マスコミ対応、各地方自治体との調整、契約書作成

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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大手食品メーカーの本社で排出事業者としての管理、処理業者での
勤務経験もあるため、貴重な経験をお持ちです。

処理業者の方もよろしければ是非。
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廃棄物関連書類を安く一元管理

2010年03月04日 08時39分50秒 | コンサル日誌
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こんにちは、議論de廃棄物の堀口です。

私の勤務先のグループ会社でやっている、とある新サービスの
説明を聞きました。
なかなかのものですので、ちょっと共有させてください。

一般に、廃棄物関連の書類の管理方法としては、
 ・書類の原本をファイリングする
 ・ファイリングしてある書類を一覧表にまとめる
 ・各種期限管理をする
 ・一覧表を全社で共有する
 ・必要に応じて、一覧表のデータを分析・活用する
 ・原本データ(PDFなど)をアップして一覧表とリンクさせる
という感じでしょうか。

そんなもの、エクセルで管理したらいいでしょう、と思いがちですが
実際にエクセルで管理すると色々と不都合があります。

■エクセル管理の問題
例えば、データが多くなると重くなる、不特定多数の方が触るので
データや関数がおかしくなってしまう、妙に詳しい人が作りこんだ
ために後任者がメンテナンスできない、などなど、おかげで廃棄物を
管理しているはずが、エクセルの管理担当者と化している。。。

■クラウド、というか専用システムの場合
そこで、「産廃契約らくらく管理」というサービスを使うとこのトラブルが
なくなります。そりゃ、ちゃんとしたシステム使うので当たり前ですが。

「産廃契約」といいながら、廃棄物関連の書類はほとんどこれで管理
できます。具体的には、契約書、覚書、許可証、事前協議書、
現地確認報告書、行政報告書です。
分析も、普通に思いつく方法は何でもできそうです。たとえば、ある業者と
どんな契約があるのか、どの自治体の許可証が保管されているのか、
許可期限が近い順に並べ替える、とかとか。

これなら確かに「らく」に、間違いなく管理できるようになるでしょう。

■その他特徴
e-廃棄物管理というのも販売していますが、こっちはマニフェストが入って
いるなど、かなり多機能です。一方この「らくらく」はそこまでは不要
という方を対象とした、比較的軽いシステムだそうです。

流行のASP=Saas=クラウド形式(ほとんど同じですよね)ですので、
導入は簡単ですし、メンテナンスは不要とのことです。

後は値段ですね。高いような気もしたのですが、この手のサービスは
こんなもんらしいです。

せっかく宣伝してあげるんだから、パンフレットちょーだい、と言ったら
くれました。メルマガ版限定ですが、パンフレットを添付します。

よかったら、見てみてください。
関連ページはこちらです。

そうそう、無料試用キャンペーン中だったはず。

 サイボウズかんたんSaaS一覧
 
 詳細説明ページ(Aパック) 

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■□■□■□■□■□■編集後記■□■□■□■□■□■□■□
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サイボウズとの共同開発だそうです。サイボウズのホームページの
トップにFLASHで表示されるので、ちょっと驚きました。
http://cybozu.co.jp/

誰かが申し込んだら、私にバックマージンがくるという仕掛けなら、もっと
ちゃんと宣伝するんですが・・・。
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廃棄物処理法の改正案文が公表されました

2010年03月01日 09時50分10秒 | ニュースクリッピング
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おはようございます、議論de廃棄物の堀口です。

廃棄物処理法の改正案文が公表されました。
省庁間調整も終わった後のものなので、ほぼこれで決まりでしょう。

実は、事前に入手していたものを読んでいたのですが、結構すごい内容
が入っています。ちゃーんと深く読み込むと、気づきます。政省令も頭に
入ってないと分からないのですが。

長くなるので、必要な取材その他、裏を取ってからまた説明の機会を
設けたいと思います。

第12回環境省政策会議 議事次第

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