議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

世帯数を減らしてエネルギー消費を減らす

2008年08月28日 23時46分43秒 | ベーシックインカム
 家庭でのエネルギー消費の増加の一因として、世帯数の増加が挙げられます。人口は増えていませんが、一人暮らしや二人暮らしが増えたために世帯数が増えたのです。

**以下、「20年度版 環境/循環型社会白書」より抜粋**
我が国の家庭用エネルギー消費は、家庭でのエネルギー利用による様々な利便性や快適性の向上に起因する[1]世帯当たりのエネルギー需要の増加(家庭用エネルギー消費原単位の増加)と、[2]世帯数の増加により大幅に増えてきたといえます。
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 ベーシックインカムを個人に支払うのであれば(というのが一般的なアイデアのようです)、大家族のほうが世帯収入は多くなります。ですから、ベーシックインカムは大家族化を促進する=世帯数が減少することになります。でも、今日においても大家族のほうが経済的には有利なはずですから、状況は変わらないかもしれません。
 一方、ベーシックインカムを導入することで、夫や親の収入に頼っているため独立(離婚?)できないという事情を緩和することができます。つまり、ベーシックインカムは個人の独立を促すので、世帯数が増えるという現象も引き起こすはずです。

 さて、どちらの影響が大きく働くのでしょうか。私は、今の仕事にしがみつくために、住むところを変えにくいという方がかなり多いと思います。ベーシックインカムによって、転職リスクが低くなりますし、賃労働よりほかの事(家族の問題など)を優先しやすくなりますので、住みかの変更は容易になると思います。ですから、どちらかというと大家族化が促進されると思っていますが、いかがでしょうか。。。。
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憧れの職種

2008年08月28日 05時30分34秒 | 余談コーナー
 就職活動中の学生や新人が入ってくると、よく同僚とこんな話をします。「学生さんは環境部で仕事や就職をしたがっているけど、うちの取引先はほとんど環境部やCSR部だよね」

 そうです、環境部とか廃棄物の3Rとか、温暖化対策とか、学生からみたら超花形職種なんです。何しろ、こんな高校生(→eicネットへ)もいるくらいですから。もちろん、環境部を相手に仕事ができるアミタも人気があります

 このブログの読者の多くは、その花形職種で働いていらっしゃるのだと思います。憧れの先輩や上司になるのですから、お互いそのつもりで頑張りましょう。それに、今の時代に企業で環境関連の仕事をしているというのは、責任重大です。「お父さん(おじいちゃん?)は環境の仕事をしてたんだよ~」「へぇ、だからこんな地球環境になっちゃったんだね」ということにならないようにしなければなりません。
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立入の通知が新しくなりました

2008年08月27日 05時55分53秒 | ニュースクリッピング
 そういえば、ご紹介しわすれていました。立入検査の通知が見直されていました。今年の5月16日の通知で、平成2年の古いものは廃止されます。平成17年に、総務省から最新版を出すように勧告が出されていましたが、これを受けてのものでしょう。

 Googleでこの通知の名称を検索したら、なぜか石川県にアップされているファイルが最初にヒットしたので、ここにリンクしました。どうも環境省のHPにはまだアップされておらず、廃止されたはずの平成2年のものがまだ現役です。何故なのでしょう???

産業廃棄物に関わる立入検査及び指導の強化について(通知)

 注目は立入検査票(チェックリスト)です。行政が処理業者への立入検査の際に用いるものだけでなく、排出事業者への立入の際にも使われるものですので、要注意です。といっても、法定要件ばかりなんですけどね。

 内容は、
 ・排出事業者用
 ・収集運搬業者用
 ・処分業者用
 ・焼却施設用
 ・最終処分場用
 に分かれています。

 皆さん自身のチェックリスト作りの参考にしてください。
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行政書士の費用一覧

2008年08月26日 05時39分52秒 | コンサル日誌
 行政書士に仕事を依頼される方はいらっしゃるでしょうか。処理業者の方は依頼されることがあるかもしれませんね。排出事業者の方でも、自社で処理施設を設置する場合には依頼されることもあるでしょう。

 行政書士の報酬額を調べようとすると、様々な行政書士の先生のHPが上位で検索されます。ところが、ヒットしにくいのですが、日本行政書士会で作成されている下記の報酬額統計調査を見たほうが、価格の目安としては分かりやすいと思います。

 報酬額統計調査

 これだけ費用に差があるのは、施設の種類や規模、立地、住民説明会のサポートなどの付帯業務が入っているかどうかを反映しているからでしょう。もちろんここには、ミニアセス(生活環境影響評価)の費用は含まれていません。
 いずれにせよ安かろう、悪かろうでは意味がありません。廃棄物の処理委託と同じですね。相手と直接話しをして、信頼できるか、十分なスキルと経験、知識があるか、さらに人脈、仕事のスピード、正確さなども評価したいところです。合い見積もりをされると、そのあたりも良くわかると思います。なお、行政書士は、各先生のHPだけでなく各県にある行政書士会で紹介してもらうこともできます。
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オフ会の日程を変更します

2008年08月25日 05時25分20秒 | ウィークリー・トピックス
申し訳ありませんが、先週ご案内した第3回オフ会の日程を変更したいと思います。
【旧日程】2008年10月3日(金)
【新日程】2008年10月10日(金)
詳しくは、こちらをご覧ください。

 さて、先週は火曜にコンサル、水曜はセミナーの内容についてクライアントと打合せ、木曜はセミナー実施、金曜はセミナーの内容についてまたまた別のクライアントと打合せでした。やはり、セミナー・研修の案件が多いですね。

最近のセミナーの傾向は、

 ①直接実務に関係ない方に対しての啓蒙を目的としたものが増えてきた
 ②地球温暖化関係のコンテンツが増えてきた
 ③アミタ単独ではなく、共同実施することが増えてきた

という点が挙げられます。

 廃棄物処理法の専門教育だけでなく、②のように一般の方(?)を対象としたコンテンツが増えたということは、①の啓蒙目的が増えたということと関係があるのでしょう。
 ②については、主に温暖化の問題概要、省エネ法、温対法(地球暖化策の推進に関する律)を解説しています。

 最後の③は、こちらが意識して共同実施に動いていることもありますが、「手伝ってくれないか」と声を掛けられることも増えてきました。講師派遣のような感じです。実務に即した専門的なコンテンツがいろいろなところで求められ始めている、ということなのかもしれません。①とは逆の傾向ですね。

 一般向けのコンテンツだけでなく、専門性を求められるという2極化現象ともいえますが、それだけ要求水準が高くなっているということでもあります。これからもご期待にこたえることができるよう、頑張ります。
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管理が簡単なベーシックインカム

2008年08月22日 06時11分25秒 | ベーシックインカム
 年金特別便、皆さんのお手元に届いたでしょうか。これを印刷、発送するだけでも膨大なコストですが、修正や問い合わせ対応でさらに手間がかかります。
 ちなみに、私と私の同期入社の同僚の記録とでは、微妙に表記が異なっています。私のには旧社名のスミエイトが記載されており、同僚のものには新社名のアミタしか書かれていません。謎です。

 さて、ベーシックインカムにすると、、、

・年金のように加入記録を40年以上にわたって管理し、それを踏まえて年金給付額を計算する必要はありません。記録が違う、違わないの水掛け論で社会保険事務所でもめる事もなくなるでしょう。
・失業保険では、勤続年数や給与水準を踏まえて給付水準を計算することはありません。
・生活保護では、身辺調査を行う必要はありません。

 なぜなら、上記制度はベーシックインカムに統合され、相手が誰であろうと一律で給付されるからです。管理がとっても簡単になります。面倒で間違いやすい仕事はなくしたほうがいいのです。

 逆に言うと、行政コストが下がります。社会保険庁(日本年金機構とやらになるようですが)の仕事がなくなります。

 もちろん、会社が総務あたりでやっている社会保障関連業務が減ります。

 みんな、仕事が減って楽になります。

 え?仕事が減ると困る人がいる?いや、それは、社会の生産性、効率が上がっているということで、喜ばしいことのはずです。
 仕事が減っても、これまでと同等のサービスが提供されるのですから、社会全体としても問題なしのはずです。特定の方の仕事が減ることもあるでしょうから、その方のためにも、ベーシックインカムを導入するのです。
 そうして仕事が減ったら、そのエネルギーを人類の文化の向上に役立てればいいのです。

 さぁ、ベーシックインカムを導入して、あまったエネルギーをもっと重要なこと(沢山あるはずです)に振り向けましょう。
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すみません、日程変更です。→第3回オフ会を行います!!!

2008年08月21日 05時26分16秒 | 余談コーナー
「議論de廃棄物」読者の皆様

申し訳ありません、日程を変更いたします。
旧日程が10/3(金)でしたが、これを10/10(金)にしたいと思います。

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お待たせしました!!第3回のオフ会を実施します。「オフ会は定期的にやって欲しい」という声を、第2回のときにいただいたので、その気になっています(笑)。

今回は、「廃掃法のココを変えて!!」をメインテーマとしたいと思います。

■名称
廃棄物情報交換会

■開催日時/場所
2008年10月10日(金)
第一部:15時~17時   千代田区立千代田図書館 研修室1・2
下記ページの千代田図書館までお越しください。
http://www.library.chiyoda.tokyo.jp/guidance/access.html
第二部:17時半~19時半 九段下周辺の飲食店(未定)

■内容
第一部:その場で無記名アンケートを取り、参加者の「実は・・なので、廃棄物処理法のココを変えて欲しい」を共有しディスカッションする
第二部:交流会

第一部では、会社名を明かさずに自己紹介をする予定です。

■参加資格
「議論de廃棄物」を読んだことがある排出事業者さんの交流を目的としています。
・廃棄物の管理に直接/間接的に関わっている方
・廃棄物管理についての日々の疑問を共有し、何らかのヒントを得たい方
・廃棄物処理法に疑問、不満がある方
のお申込をお待ちしております。

■参加人数
交流を深めることを目的とするため、最大12名までとします。基本的に先着順です。
なお1社で複数名お申込の場合、申込多数の際に1社1名のご参加とさせていただくこともありますので、ご了承ください。

■参加費用
第一部:会場代5200円÷参加者数(当日徴収します)。
第二部:当日実費を徴収します。

■無記名アンケートの結果について
アンケート結果は回答社名・個人が特定されない形で集計し、場合によっては関係機関と共有、日経エコロジーの記事の中で紹介するかもしれません。当然オフ会参加者名は非公表です。

■参加申込方法
下記メールアドレス宛に、申込事項を記載の上メールでお申し込ください。折り返し参加受付のメールをいたします。
会場、資料の関係がございますので、必ず事前にお申込ください。
なお、頂いた個人情報は、堀口もしくはパートナーのチビローからのご連絡のために使用するものとし、無断で第三者に提供することはありません。

※申込はオフ会予定日の3日前までの受付とさせていただきます。


メールアドレス:jizokukanou@goo.jp

申込事項
・氏名
・勤務先/所属
・主な担当業務
・電話番号
・FAX番号
・メールアドレス
・勤務先の管轄自治体名
・本ブログの閲覧頻度(ほぼ毎日、2~3日に1回、1週間に1回、毎月1回以下)
・無記名アンケート項目の希望(下記“□改正案募集”参照)
・その他オフ会に望むこと


■無記名アンケート案
廃棄物処理法の改正案を幾つかこちらで用意します。そして、「そこを改正してもらえたら、今困っているこんなことが解決できる」という事例を記載していただくという形式を考えています。

□改正案募集
そこで、廃棄物処理法の改正案をお寄せいただければと思います。アンケートに採用するかどうかは私が判断しますので、その点はご了承ください。
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「排出事業者は誰か」の3回シリーズでした

2008年08月20日 05時20分41秒 | 日経エコロジー
 日経エコロジーの「廃棄物処理法Q&A」では、「排出事業者は誰か」というテーマを、2008年7月~9月号の3回シリーズで取上げました。

 このテーマは、廃棄物処理法関連の質問の中でも1、2を争うくらいよく出てきます。しかし明確な判断基準はどこにも示されていません。したがって条文、通知、判例を参考にし、自社の状況に当てはめて考えることになります。
 現場の方がその都度この判断をするのであれば、現場ですぐに使える簡易な判断基準に一般化しなければならないでしょう。日経エコロジーの記事を単に現場に紹介しただけでは、個別の事例についてどう解釈したらよいか迷ってしまいます。

 廃棄物処理法は、もっと簡単で守りやくしなければならないと思います。「この基準を守っていれば、適正処理が確保でき、行政の監視もしやすい」という法律を作ってしまうと、「実は難しすぎて多くの方が守れていない」という法律ができてしまう恐れがあります。ここで、難しいというのは、「理解が難しい」ということと「現実的に守ることが難しい」の両方があります。

 事業活動を行っているのであれば、一人の個人も廃棄物処理法の規制対象となります。そんな人でも理解できて、現実的に守ることが可能な法律に変えて行かなければならないと思います。
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大阪、名古屋開催のセミナーのご案内

2008年08月19日 05時35分56秒 | 余談コーナー
 皆さんからよく「やっぱり堀口さんはセミナーで全国を飛び回っているのですか?」と聞かれるのですが、実はセミナーは東京開催が最も多いのです。おそらく8割近いです。考えてみれば当然で、交通の便がよく、人を集めるならとりあえず東京で、ということになります。

 という状況だからでしょう、公開セミナーを大阪や名古屋でたまに開催すると、思いのほか参加者が集まります。時期によって波があるので、困るのですが。直近では9月に開催します。

廃棄物管理・環境CSRについてのスキルアップセミナー

大阪開催
【現地確認編】
 2008年9月19日(金)

名古屋開催
【基礎編】
 2008年9月4日(木)
【現地確認編】
 2008年9月5日(金)

 特に名古屋の現地確認編については、愛知県が現地確認を条例化しているということもあり、皆さん興味をお持ちのはずです。名古屋ではそう頻繁にやりませんので、是非ご検討ください。
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現地確認のコツ??セミナー

2008年08月18日 06時17分25秒 | ウィークリー・トピックス
 先週はお盆ということもあり、社内の資料作成が中心でした。世の中うまくできているもので、8月末~9月にあるセミナーは少々資料の準備、その他モロモロ時間が必要で、そのための時間に当てることができました。

 その中でも、現地確認のコツについてのセミナーのコンテンツを準備しています。やはりニーズの多いところです。アミタで現地確認編というセミナーをやっていますが、いわゆる“暗黙知”化してしまいがちな所をまとめています。チェックリストの一歩先の内容で、聞き方や見所、チェックリストに通常含まれていないポイントをまとめています。

 現地確認のセミナーのご要望をいただけば、今後はそのコンテンツもご提供できるかと思います。


 それにしても、昨日、今日と突然涼しいですね。このまま秋になってくれればいいのですが。。。
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