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先週の「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」とは逆に、こんな本を読みました。
本のタイトルから連想するに、経済成長の必要性について経済学者が説明しているのかと思ったのですが、そんな話はちょっとだけでした。
どちらかというと、メーンテーマは貧困問題と経済、社会保障問題についてで、その話の流れの中で「格差や貧困など現代社会の多くの問題を解決するために経済成長は不可欠です」ということでした(←ちょっと乱暴なまとめ方です)。
確かに短期的には景気が回復しないと何をするにしても厳しいでしょう。ただ、経済成長と資源消費が完全にデカップリングするのでなければ、いつか必ず経済成長はできなくなります。そのときまでに、「経済成長がなくても格差や貧困などの問題が生じない社会」に組み替なければならないと思います。
また、この本の中で普通にベーシックインカムについても軽く触れられていました。ベーシックインカムがこんなタイトルの本で取上げられているなんて、ちょっと不思議な感じでした。
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先週の「経済成長がなければ私たちは豊かになれないのだろうか」とは逆に、こんな本を読みました。
経済成長って何で必要なんだろう? (SYNODOS READINGS)芹沢 一也,荻上 チキ,飯田 泰之,岡田 靖,赤木 智弘,湯浅 誠光文社このアイテムの詳細を見る |
本のタイトルから連想するに、経済成長の必要性について経済学者が説明しているのかと思ったのですが、そんな話はちょっとだけでした。
どちらかというと、メーンテーマは貧困問題と経済、社会保障問題についてで、その話の流れの中で「格差や貧困など現代社会の多くの問題を解決するために経済成長は不可欠です」ということでした(←ちょっと乱暴なまとめ方です)。
確かに短期的には景気が回復しないと何をするにしても厳しいでしょう。ただ、経済成長と資源消費が完全にデカップリングするのでなければ、いつか必ず経済成長はできなくなります。そのときまでに、「経済成長がなくても格差や貧困などの問題が生じない社会」に組み替なければならないと思います。
また、この本の中で普通にベーシックインカムについても軽く触れられていました。ベーシックインカムがこんなタイトルの本で取上げられているなんて、ちょっと不思議な感じでした。