議論 de 廃棄物

環境・廃棄物問題の個別課題から問題の深層に至るまで、新進気鋭の廃棄物コンサルタントが解説、持論を展開する。

産業廃棄物の混合

2006年01月31日 20時50分27秒 | 過去の疑義照会
問24
廃油の収集運搬業の許可を有している者が廃油とおがくずをブルドーザーを使って混合し、ふろ屋等へ運んでいる場合、当該者は中間処理の処分業の許可が必要であると解してよいか。


お見込みのとおり

【平成5年3月31日 衛産36】

※注意・・・[はじめての方へ]の[過去の疑義照会とは]をご一読ください。
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へい獣処理場における処理

2006年01月31日 20時49分55秒 | 過去の疑義照会
問23
地方公共団体以外の者が設置するへい獣処理場において他人の産業廃棄物の処分を業として行う者は処分業の許可が必要であると解してよいか。


お見込みのとおり。

【平成5年3月31日 衛産36】

※注意・・・[はじめての方へ]の[過去の疑義照会とは]をご一読ください。
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マニフェストのよくあるミス[1]

2006年01月31日 18時56分36秒 | コンサル日誌
 次回から、マニフェストのよくある記載ミスを紹介していきます。ここでは、主にA票への記載内容に問題があるケースをご紹介していきます。マニフェストの記載については、ここで紹介できないほど沢山の“?”が現場で見受けられますが、その一部のご紹介です。本当は、A票だけでなく、返却されるB2、D、E票もチェックすると?の数が倍以上に増えるのですが、それについてはおいおい・・・。

 今回は、基本的事項の確認です。

【マニフェストの概要】

 まずはマニフェストの概要についてです。申し訳ありませんがここでは詳しい解説はしませんが、各自治体のHPで解説がされています。例えば東京都では産業廃棄物適正処理ガイドブックでマニフェストの解説がされています。

 また、全産廃連さんからマニフェストの記載要領が出されていますので、こちらも是非ご参照ください。

 マニフェスト管理については、分かりやすくまとめたビデオセミナーを実施していますので、ご興味いただければそちらもどうぞ。




 ただ、これらの解説されたものを見るのもよいですが、必要に応じて法律に直接あたっていただくことも重要です。廃棄物処理法第12条の3に記載がありますので、そちらをご参照ください。ブックマークの法令・告示・通達から探すことができます。


■□法定記載事項の確認□■
 できれば、法第12条の3全体をを見ていただいた上で、法定記載事項を確認したいと思います。記載事項は、以下の通り法第12条の3第1項と、施行規則第8条の21に定められています。

*************************
【法第12条の3 第1項】(産業廃棄物管理票)
その事業活動に伴い産業廃棄物を生ずる事業者(中間処理業者を含む。)は、その産業廃棄物(中間処理産業廃棄物を含む。第十二条の五第一項において同じ。)の運搬又は処分を他人に委託する場合(環境省令で定める場合を除く。)には、環境省令で定めるところにより、当該委託に係る産業廃棄物の引渡しと同時に当該産業廃棄物の運搬を受託した者(当該委託が産業廃棄物の処分のみに係るものである場合にあつては、その処分を受託した者)に対し、当該委託に係る産業廃棄物の種類及び数量運搬又は処分を受託した者の氏名又は名称その他環境省令で定める事項を記載した産業廃棄物管理票(以下単に「管理票」という。)を交付しなければならない。



【施行規則第8条の21 第1項】(管理票の記載事項)
法第十二条の三第一項 の環境省令で定める事項は、次のとおりとする。
一  管理票の交付年月日及び交付番号
二  氏名又は名称及び住所
三  産業廃棄物を排出した事業場の名称及び所在地
四  管理票の交付を担当した者の氏名
五  運搬又は処分を受託した者の住所
六  運搬先の事業場の名称及び所在地並びに運搬を受託した者が産業廃棄物の積替え又は保管を行う場合には、当該積替え又は保管を行う場所の所在地
七  産業廃棄物の荷姿
八  当該産業廃棄物に係る最終処分を行う場所の所在地
九  中間処理業者(次号に規定する場合を除く。)にあつては、交付又は回付された当該産業廃棄物に係る管理票を交付した者の氏名又は名称及び管理票の交付番号
十  中間処理業者(当該産業廃棄物に係る処分を委託した者が電子情報処理組織使用事業者である場合に限る。)にあつては、当該産業廃棄物に係る処分を委託した者の氏名又は名称及び第八条の三十一第三号に規定する登録番号
*************************
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委託契約書の法定記載事項が追加されそうです

2006年01月30日 23時08分51秒 | ニュースクリッピング
また覚書を追加することになるのでしょうか。法定記載事項が追加となりそうです。以下のパブリックコメントをご覧ください。

「廃棄物の処理及び清掃に関する法律施行規則等の一部を改正する省令(案)」に関する意見募集


 いろいろな改正があるのですが、法定記載事項の追加については以下の通りとなっています。

「廃棄物処理の委託契約の有効期間中に、規則第8条の4の2第6号に掲げる廃棄物の性状等が契約締結時の内容から変更が生じた場合、変更情報が廃棄物処理業者に適切に提供されるよう、変更に関する情報の伝達方法を廃棄物処理の委託契約事項に追加する。」

 適正処理の確保にどのように寄与する改正なのか、現時点ではよくわかりませんが。。。


■□結構大変な改正かも知れません□■
 それより、処理委託契約書のよくあるミス[4]であったように、これに関連して性状等の情報提供の履歴をしっかりと保存しておく必要が出てきそうです。もちろん、性状が変化したかどうかをモニタリングする必要もあります。実はこれを管理システムとして整備をするのは、ちょっとした手間ではないかと思いますが、いかがでしょうか。



・・・他の改正・・・
ここでは、以前より話題となっていた製品中の有害物質に起因する環境負荷の低減方策に関する調査検討報告書が早くも反映されているようです。廃棄物にMSDSが付くとかいった話です。これについても業界内では物議をかもしているようですが。。。


いずれにしても、皆さん、パブリックコメントを出しましょう。
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有価物取扱業者

2006年01月29日 20時05分36秒 | 過去の疑義照会
問22
銀含有写真廃液を排出事業者より有償購入して銀回収を行っている者Aが、「処分業者Bより『たとえ有価物であっても事業場より排出される物を処分業者でない物が取り扱えば法に違反する』という風説を流されて事業を妨害されているので許可をとりたい。」としてAより許可申請がなされた場合、許可することはできるか。


許可が不要なケースであり、許可することはできない。

【平成5年3月31日 衛産36】

※注意・・・[はじめての方へ]の[過去の疑義照会とは]をご一読ください。
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有価物取扱業者

2006年01月29日 20時04分17秒 | 過去の疑義照会
問21
購入した被覆電線を焼却し銅線を取り出し売却する者は処分業の許可が必要か。


当該被覆電線が有価物であれば、処分業の許可は不要である。

【平成5年3月31日 衛産36】

※注意・・・[はじめての方へ]の[過去の疑義照会とは]をご一読ください。
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市況変動

2006年01月27日 21時18分53秒 | 過去の疑義照会
問19
金属含有物を排出事業者より有償購入して金属回収を行う者が、金属の市況が低下したために排出事業者より処理料金を受領する場合、当該者は処分業の許可が必要であると解してよいか。


お見込みのとおり。

問20
規則第10条の3第2号の指定を受けた再生利用業者が、再生後に得られる有価物の市況が低下したために排出事業者より再生輸送費以上の金額の処理料金を受領することとなった場合、当該者は処分業の許可が必要であると解してよいか。


お見込みのとおり。

【平成5年3月31日 衛産36】

※注意・・・[はじめての方へ]の[過去の疑義照会とは]をご一読ください。
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専ら再生利用物の処分

2006年01月27日 21時17分46秒 | 過去の疑義照会
問18
専ら再生利用の目的となる産業廃棄物を取り扱っている業者であっても、これらの産業廃棄物を再生せずに直接埋立処分しているような場合には、処分業の許可の対象となると解してよいか。


お見込みのとおり。

【平成5年3月31日 衛産36】

※注意・・・[はじめての方へ]の[過去の疑義照会とは]をご一読ください。
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勘違い集_パソコンリサイクル法

2006年01月27日 17時39分59秒 | 余談コーナー
 勘違い集では、廃棄物の仕事をしていくうえでよくある勘違いやそれに近いものをご紹介しています。

■□パソコンリサイクル法□■
 パソコンリサイクル法という法律はありません!!

 事業所から出てくるパソコンと家庭から出てくるパソコンのいずれについても、リサイクルの制度があるのはご存知の通りです。でもこれは、家電リサイクル法のような回収方法を詳細に定めた法律があるのではありません。資源有効利用促進法でメーカーに回収、リサイクルが義務付けられており、メーカーは具体的な回収方法として廃棄物処理法の特例制度である「広域認定*」を活用しているのです。
 したがって、パソコンリサイクル法というものはないのですが、、、、


・・・白状します。
 私は1回言ってしまったことがあります。恥ずかしさを隠すために、即自分自身に突っ込みをいれて、次の話題に移ったことを覚えています。。。。もし言うのであれば、パソコンリサイクル制度あたりが適切でしょう。

 ◎パソコンのリサイクルについてはパソコン3R推進センターへお問合せください。

 ◎広域認定については、こちらを参照してください。


* 広域認定とは=メーカーが自社製品が使用済みになったものをユーザーから回収、リサイクルする際に、収集運搬業や処分業の許可が不要となり、さらにマニフェストの運用も免除されるということです。管理が少し楽になるわけです(とはいえまだまだ煩雑な手続きがあるということで批判があります)が、その代わり回収システム全体の管理をしっかり行うことが求められています。
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化学繊維と天然繊維の混紡物は産業廃棄物か一般廃棄物か[問題]

2006年01月26日 19時41分00秒 | コンサル日誌
 昨日の木くずの話に引き続き、一般廃棄物の業種限定がいかに現場に混乱をきたしているのかの紹介をもうひとつしたいと思います。

 繊維くずは木くず同様、以下のように特定の業種から出てくるのでなければ、一般廃棄物扱いになります。

****************
【施行令第2条第3号】 産業廃棄物の定義
繊維くず(建設業に係るもの(工作物の新築、改築又は除去に伴って生じたものに限る。)、繊維工業(衣服その他の繊維製品製造業を除く。)に係るもの及びポリ塩化ビフェニルが染み込んだものに限る。
****************

 ここでいう繊維くずとは、天然繊維のことで、合成繊維は廃プラスチック類に該当します。例えば上記業種と違う販売店が衣服を捨てる場合、絹、木綿、ウール、麻などは一般廃棄物になり、ナイロン、ポリエステルなどは産業廃棄物になります。

■□さて問題です□■
 以下の混紡率の衣料品が小売店から廃棄される場合は、産業廃棄物でしょうか、一般廃棄物でしょうか。
 1.ポリエステル20% 綿80%
 2.ポリエステル50% 綿50%
 3.ポリエステル70% 綿30%
 4.綿100%で、金属のファスナー付き

正解は、すぐ下の記事です。
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