5/23(金) 伊丹→那覇→久米島→渡名喜島
準備が整いましたので沖縄に向け出発です。
今日は伊丹から那覇に行き、そのまま久米島行きに乗り継ぎます。これは渡名喜島行きのフェリー(久米商船)のダイヤにあわせたものです。渡名喜島には那覇(泊港)と久米島(兼城港)から渡れますが、基本ダイヤではいずれも朝の8時30分に出航します。午前10時35分に那覇空港に着くJAL2081便では当日の便に間に合いません。
ところが毎週金曜と土曜に限り久米島14時発のフェリーも渡名喜島に寄港するのです(那覇発の午後便は寄港しない)。JAL2081便から乗り継ぐことのできる久米島行き(JTA211便)は久米島空港に12時55分に着きますから、兼城(かねぐすく)港14時発のフェリーに間に合います。
もちろん明日(土曜)も午後便が渡名喜島に寄港しますから、この便を使えば滞在時間24時間を確保し那覇に戻ることができます。日帰りよりも長い時間を確保できます。
伊丹空港のカウンターで荷物を預かってもらいます。搭乗手続きで久米島への乗り継ぎにしておけば荷物はそのまま久米島まで送ってくれます。
那覇空港に到着。少し曇ってはいますがさすがに暑いです。久米島行きまで1時間半近い待ち時間がありますので、ゆいレールで明日宿泊予定のホテルに行き、すぐに使わない着替えとかを預かってもらいました。ついでに小禄のジャスコに立ち寄ってお茶と最低限の食糧を確保し空港に戻ります。
久米島は昨年移動運用をした場所です。今回乗るJTA211便は日本トランスオーシャン航空の運航便でボーイング737型機です。昨年乗ったRAC(琉球エアーコミューター)のプロペラ機より早く到着するそうです。
飛行時間わずか25分。空弁食ったらすぐ久米島空港に到着しました。昨年も乗った町営バスで兼城港に行きます。10分少々で兼城港に到着します。
船は「ニューくめしま」という700tと小型のフェリーで、渡名喜までは1.5時間、那覇まではさらに2.5時間かかります。700tってピンときませんが、
さるびあ丸(東海汽船) 5000t
たこフェリー(明石海峡) 1300t
宇野と高松を結ぶフェリー 800t
フェリーあぐに(粟国島) 450t
みやじま丸(広島・宮島) 250t
レインボーのこ(福岡市) 177t
ということでイメージいただけるでしょうか。
船内には座席の部屋と大部屋があり、幸い大部屋が空いていましたので毛布を借りて横になります。船酔い対策で一番いいのが横になることだそうです。昼寝を兼ねて寝ておきます。どうやら定刻通り14時に出航したようです。港を出ると時に大きく揺れてくれます。
ひとまず予約していた民宿に向かいます。渡名喜島には旅館やホテルはなく、4軒ほどの民宿があるだけです。今回は港近くのムラナカという宿に泊まります。2食で6000円。島では設備のいい民宿だそうです。荷物を降ろして一休みします。
今日は18時から夕食だそうですので短時間のQRVです。短時間ですから移動地には7/21のアンテナだけを持って行きます。
渡名喜島は沖縄で一番美しい家並みの島とも言われます。道路も必要な区間を除きあえて舗装していません。村道1号線も細かい砂を敷き詰めているだけで未舗装です。家は道路より1mほど低くしてありますが、これは台風の風除けだそうです。こんなに低くしていたら家が浸水しないか心配ですが、渡名喜の土は水はけが良く大雨でも浸水しないんだとか。さらに風除けでフクギという木が多く植えられており、村の木にも選ばれているそうです。独特の風景です。
どうせ電離層を使うので標高はいらないのですが日除けの東屋が必要ですのでここまで来ました。日差しの強い沖縄では日除けのない場所での移動運用は止めた方がいいです。(昨年の沖縄移動記録を見て頂いてもお判りかと思いますが、沖縄では全て東屋からQRVしてます)
7MHzはわずか聞こえるのみ。21MHzはといえば聞こえるのはDXだけです。細々とQRVし、7MHzは長崎県の局1局、21MHzはKH2とXV(ベトナム)の2局でした。なぜかJAとQSOできません。あまりCondxがよくない感じですね。
宿の夕食時間が近くなりましたので宿に戻ります。本日の夕食はカツオの刺身・鶏と豆腐の汁・ポーク卵などなど。分量すごかったです。早めに飯食ったのですが、この島で夜に行ける所などあるわけもなく、寝るしかありませんでした。
本日は7MHzで1局、21MHzで2局の計3局とQSOできました。各局ありがとうございました。