JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

6エリアでの全市全郡の感想

2009-10-17 | インポート

先日の福岡市西区(能古島)から参加した全市全郡コンテストの感想をまとめてみました。


 


[サプライズなCondx]


今回はこれに尽きると思います。


21MHzは1・2・3・6・7・8・9・0エリアと、


50MHzは1・4・5・6・7・8エリアとQSOできました。


 


いずれも5W、しかも21MHzはアンテナのスタブがちぎれてSWRが少し高い状態、50MHzは「まさか開かないだろう」と2エレだったにも関わらずです。FDや6Dに比べるとさすがに不安定でオープン時間も短かったですが有り難かったです。


 


 


[3エリアとは全然違うV/U]


九州最大の都市である福岡市ですが、コンテストでのV/Uの使われ方は3エリアとは全く違っています。


 


50MHz 少ない。50MHz専門でやっているのは数局だけ。


144MHz FM中心。SSBはほとんどいない。


430MHz きわめて少ない。たまにFMで聞こえるのみ。


 


3エリアだと430MHzはQSOsの稼ぎ場なんですが、全然違いますね。


 


 


[ちなみに他のバンドは?]


手短ですが他のバンドはこんな感じです。


7MHz そこそこだった感じですが、相変わらず混乱していました。


18MHz 国内とDXがオープンしていました。コンテスト対象外なので何もできず。


28MHz ここもオープン。1エリアとかが聞こえており、アンテナがあれば楽しめたと思います。


 


毎回の持論ですが、24MHzなんかコンテストに開放してもいいんじゃないかな?(バンド防衛のためむしろ積極的にすべき)と思いますがIARUやJARLは依然保守的ですね。


 


 


[学校系クラブ局の方へ]


50MHzで聞いていてオペレーション能力が今ひとつの学校系クラブ局が多かったです。相手には59で聞こえているであろう局のコールサインがすんなり取れない。何度も聞き返してようやくコピーできるクラブ局が特に1エリアのオープン時に目立ちました。


 


オペレーション能力の中で大切なのはワッチの力だと思います。相手のコールサインが聞き取れなければQSOは成立しません。59なのにコールサインが聞き取れないくらいであればコンテストナンバーの交換も覚束なくなります。いくらパワーを上げても聞き取る能力が低ければQSOが成り立たないのですからコンテストでは勝てません。私は呼び回りするとき、時間に余裕がない場合はこういう状態のクラブ局はパスします。他局でもそういう方がいると思います。つまり損しているのです。


 


毎日1QSOで構いません。毎日毎日QSOを続けることで確実に上達します(FMじゃダメですよ!! SSBでコンテストに参加するならSSBでQSOしてください)。根気よく続ければ弱いSでも確実にコールサインが取れるようになってきますよ。



コメント (2)    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« 福岡移動運用報告④ | トップ | 【重要なお知らせ】11月1日付... »
最新の画像もっと見る

2 コメント

コメント日が  古い順  |   新しい順
JF4CADさん、こんばんは! (JO3PSJ)
2009-10-17 21:39:04
JF4CADさん、こんばんは!
VUの地域的な差は当局もそう思いましたよ。3月に6に行った時もそうだったけど、やはり430FMが少なく、2mはFMが主でした。430でCQ出して応答なければ2mへQSYすれば確実に出るほど。
1,2,3では2mFMは衰退気味だけど、地方ではまだ有力なんだなと思いました。

あとオペ能力は、7Mの方がひどいかも。特に1エリアの局に多いけど、地方よりも激しいQRMでQRVしているから聞き返しが増えるのではと思います。別に学校クラブでなくても、入賞実績のあるコンテスターでさえも。

個人的に思ったのは、ポイントを稼ぎたいがために、聞き取れないような弱い信号に無理やり応答している局も多いのではないかということ。呼んでいる側は聞き取ってくれたものと思ってQSOする訳だし、それで何度もコールサインを聞き返されるといい加減うんざりしてしまいます。

1度、4月のオール東北で7エリアの局にこのケースに10分近く付き合わされ、結局QSO不成立。しまいに「聞こえてねえんだよ」とか言われるし。この局はJARL主催コンテストやオール東北で入賞の実績がある局だったけど、こんな局でもこのレベルではちょっと閉口しました。
聞こえていなかったら最初から当局を指名する必要はないのに、どうやって聞こえない当局を呼んだのかが不思議でならないけど(皮肉)。

本人は理解しているか分からないけど、公共の電波において、聞き返しでオペ能力の低さをアピールしているし、こっちもとばっちりを受けているし、さらに「聞こえてねえんだよ」で人間のレベルの低さもアピールしているのですね。

こっちも思うこと言ったけど、CADさんの言う通り、日ごろから1度で聞き取る訓練と、さらに弱い信号に対して応答すべきかやめるか、判断する訓練も必要ではないかと思います。
返信する
>JO3PSJ局 (JF4CAD)
2009-10-18 15:12:01
>JO3PSJ局
地方では430MHzより飛びのいい144が好まれます。1~3では業務用車の運転手が占領してしまって使えない事情があります(彼らがなぜ144を占領するかと言えばやっぱり飛ぶからですHi)。うまく使い分けるのがいいと思います。

OPについては弱いSやQRMがある場合じゃなく「明らかに59で聞こえているものが取れない」ことを指摘しています。これは単純なスキルの問題なので書いた次第です。QRMなど個々の事情により取れない件はHFなんかではよくある話だと思いますよ。
返信する

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インポート」カテゴリの最新記事