JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

28MHz用軽量ダイポールの製作①

2009-02-17 | インポート

28MHz帯のダイポールアンテナを自作しました。


 


 


28MHz帯は4アマでもQRVできるバンドで、FMが使えるなどバンド幅が広いことが特徴です。太陽活動の上昇期やEs発生時にはローパワーでも簡単に飛ぶのですが、普段QRVしている方が少ないのが現状です。


 


ところが28MHzはコンテストで使える周波数であり(これが24MHz帯との最大の違い)、コンテスト時には意外に多くの局がQRVしています。JARLのメジャーコンテストはもちろんのこと、関西VHFコンテストなんかも28MHzが対象バンドであり、関Vのマルチバンドでは28MHzにQRVしないと上位に食い込むことは難しいようです。


 


また、穴場バンドでもありますから、入賞の難しいコンテストでも意外に簡単に入賞できます。昨年ですと私はオール和歌山とオール大阪の28MHz部門で優勝しています。たった5Wでも入賞できるんですから面白いバンドです。


 


 


今まで私が使ってきたのが第一電波のNR22Lです。144MHz用5/8×2段のモービルホイップですが、エレメント長がちょうど28MHzの1/4λに相当し使うことができるのです(ただし28MHz帯での使用にはアースまたはラジアルが必要)。これはこれで非常に使いやすいのですが、430MHzでのゲイン改善を目的にコメットの24KGを買ったため、144/430MHzを24KGにした場合28MHzにQRVできなくなってしまいます。そこでアンテナを作ることにしました。


 



こういう経緯ですから、
・できる限り軽いこと(重かったらNR22Lを持って行けばマシということになる)



・設営が簡単であること(現用の伸縮ポールで28~430がベター)



・QSYが簡単であること(同軸のコネクタ付け替えでのQSYが理想)


という条件で考えました。


 


 


結論としては昨年自作した18MHz用のダイポールをベースにし、
・できる限り軽いこと
 →ワイヤーアンテナなので元々軽量、2.5D-2Vを使いケーブルも軽量化


・設営簡単
 →伸縮ポールで普段使っていないステーリングにS字フックで引っかける


・QSY簡単
 →コネクタ付け替えでOK


ということで条件を満たすよう考えました。


 


 


次回は部品集めからです。



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