JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

機材紹介(144MHz用DP-NR22L)

2007-09-06 | インポート

機材紹介の10回目は144MHz用のモービルホイップDP-NR22Lです。





第一電波工業のノンラジアルモービルホイップで、144MHzの5/8λ2段のホイップです。詳細はこちら。固定のGPで一世を風靡した5/8λ2段GPと同じ性能ということになります。利得は6.5dBiだそうです。2エレのHB9CVとほぼ同じなんですね。それでいて無指向性ですからビームを気にせずCQが出せます。


 


ここまで実際に使ってみた感じでは144/430MHz用の1.5m級アンテナであるSG7900よりも飛びは良い感じです。同じ局ならS1~2違う感じですし、200km前後までは飛んでいってくれます。私のように144MHzがメインではないが手軽に楽しんでみたいという場合にはFBです。


 


もちろん高性能の裏返しでエレメントが長く、2.46mあります。普通の車ならちょっと取り付けが難しいですね。私のように移動でしか使わない、と割り切れば全く苦になりません。しかも重量が500gと軽く、担ぎ上げにも十分対応できます。


 


 


さらにこのアンテナがすごいのは28MHzでも使えるということです。28MHz(10m)の1/4λは約2.5mですから、NR22Lのエレメント長と合うのです。中央に位相コイルがありますが、これは144MHzでは影響するものの周波数の低い28MHzではほとんど影響しないと考えられます。ノンラジアル機構も28MHzでは効いていないと思われます(従ってアースやラジアルがあると安心)。私の場合は50MHzのアンテナと一緒に取り付けますので50MHzのアンテナのエレメントがラジアル代わりになっているみたいです。


 


どうもこの「28MHzで使える」という裏技は違法CB機を28MHz用に改造して使っている局や10mのFM局の間では有名みたいです。このバンドはコンディションが開けばこのような簡単なアンテナでも飛びますから(逆にコンディションが悪いと全然ダメです)、これでいいのかも知れませんね。


 


移動運用中に他バンドで行き詰まったとき、50MHzのEsオープンの予測にと意外と使えます。これからSSNが上がってコンディションが良くなればDXも…と期待させてくれますねHi



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« オールJAの結果が出ています | トップ | 9/9 兵庫県宝塚市移動 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

インポート」カテゴリの最新記事