私がいつも沖縄でお世話になっていた「白ヒゲのおじさんの店」こと「じんじん」が閉店することになったとの手紙を頂きました。
「じんじん」は沖縄でも古参の居酒屋で、国際通りのドンキ向かいにひっそり目立たずあるお店です。沖縄の家庭料理と大きな一石甕に入った咲元の古酒が名物でした。
前オーナーの知念さんとは粟国島でたまたま同宿となり、その後ずっと通い詰め長い間お世話になりました。平日などはお客がいなくなると「今日はこれで終わりだから一緒に飲みに行こう」と店を早めに切り上げご夫妻にバーに連れて行ってもらったりコーヒー飲みに行ったり深夜の2時や3時頃まで楽しくゆんたくしていました。2015年頃からはご高齢のため弟さんに店を譲られていましたが、その後も元気な限り店に顔を出しお客さんの話し相手を務められていました。しかしながら2017年4月にお亡くなりになりました。
弟さんが店を守ってきたものの、お店の場所が再開発でいずれ取り壊されること、弟さんも高齢になった上に息子さん世代が後を継がなかったこともあり、今回の新型コロナもあって店を閉めることになったそうです。最後の営業にはほんの少し間に合いませんでした。
古酒の復興に生涯を捧げた「うりずん」の土屋實幸さん、安里の老舗バー「DAH NAH」の當山さんといった復帰前後から頑張ってきた世代が次々と亡くなられましたが、両店とも今も営業を続けているだけに残念です。昼間頑張って一日をこの店でのんびり終えることができたからこそ重い荷物を担いでQRVをつづけることができたのでしょうね。人の縁を大切にする沖縄ですから、知念さんに取り持って頂いたウチナーの人たちとの人脈を大切にすることが何よりの感謝になるのだと思っています。
「じんじん」は沖縄でも古参の居酒屋で、国際通りのドンキ向かいにひっそり目立たずあるお店です。沖縄の家庭料理と大きな一石甕に入った咲元の古酒が名物でした。
前オーナーの知念さんとは粟国島でたまたま同宿となり、その後ずっと通い詰め長い間お世話になりました。平日などはお客がいなくなると「今日はこれで終わりだから一緒に飲みに行こう」と店を早めに切り上げご夫妻にバーに連れて行ってもらったりコーヒー飲みに行ったり深夜の2時や3時頃まで楽しくゆんたくしていました。2015年頃からはご高齢のため弟さんに店を譲られていましたが、その後も元気な限り店に顔を出しお客さんの話し相手を務められていました。しかしながら2017年4月にお亡くなりになりました。
弟さんが店を守ってきたものの、お店の場所が再開発でいずれ取り壊されること、弟さんも高齢になった上に息子さん世代が後を継がなかったこともあり、今回の新型コロナもあって店を閉めることになったそうです。最後の営業にはほんの少し間に合いませんでした。
古酒の復興に生涯を捧げた「うりずん」の土屋實幸さん、安里の老舗バー「DAH NAH」の當山さんといった復帰前後から頑張ってきた世代が次々と亡くなられましたが、両店とも今も営業を続けているだけに残念です。昼間頑張って一日をこの店でのんびり終えることができたからこそ重い荷物を担いでQRVをつづけることができたのでしょうね。人の縁を大切にする沖縄ですから、知念さんに取り持って頂いたウチナーの人たちとの人脈を大切にすることが何よりの感謝になるのだと思っています。