JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

愛媛移動運用報告①

2021-03-28 | 移動運用結果報告
計画編
年1回に絞った愛媛移動、今年は新型コロナウイルスの影響が残った中での移動となりました。

飛行機の減便が続いており、1日3往復のはずの伊丹-松山のJAL便は昼の1往復だけになってしまいました。これでは船に乗る時間を考えなければならない離島からのQRVが非常に苦しくなります。かと言ってJRや高速バスでは時間がかかりすぎます。


どうするか考え、以前から構想だけ練っていた今治市沖の来島諸島を回ってみたいと思います。大阪南港から東予港まで夜行のオレンジフェリーがあります。この船は南港22時発で東予には翌6時に着きます。しかも有り難いことに東予港から今治市内まで無料のバスが接続しているのです。朝のうちに今治に着き、昼過ぎまで来島諸島を回って午後に松山に向かうことができます。

しかもオレンジフェリーは全席個室(予約可)という豪華仕様です。ジャンボフェリーみたいに早いうちから並んで良い場所を確保する必要もありません。行きの飛行機をキャンセルし試しに使ってみたいと思います。


今治市は人口約16万人。愛媛県東予地方の中心都市で、造船やタオルなどの製造業が盛んです。今治港は長年芸予諸島への玄関口となっており東予地方の商業の中心ともなっています。

「ゆるキャラグランプリ」第2代王者のバリィさんでも有名です。バリィさんが身につけている王冠らしきものは来島海峡大橋、腹巻きは今治タオル、そして腹巻きに挟んでいる船は造船を表しているそうです。

そんな今治で大手の今治造船などが造船所を構えているのが北部の波止浜地区です。波止浜は瀬戸内海の交通の要衝である来島海峡を控えた良港です。来島海峡は航路が狭く、ときに10ノット(約18km/h)という早い潮流ともなることから難所としても知られ、世界でも珍しい「潮の方向によって航路を切り替える」というルールが設定されています。

この来島海峡には馬島・小島・来島の3つの有人島(来島諸島)があります。今回はこの3島にチャレンジしてみます。今治市の離島では伯方島など車で行ける島は雑魚状態ですが、この3島はほとんど実績がありません。

㈲くるしまによる波止浜-来島-小島-馬島の連絡船があるのですが旅客のみのためモービル局には無理なのでしょう。ですが私には問題なしですし、本数はそこそこあるのでこの船を使ってみたいと思います。下調べした結果来島はアンテナを展開できる場所が見つからず、小島と馬島に絞って回ってみます。


日曜は前々から試してみたかった松山市近郊の伊予郡松前町から出てみます。バンドは7MHzのみです。
コメント
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