JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

徳島県鳴門市(JCC 3702)移動運用報告②

2020-02-24 | 移動運用結果報告
2/23(日)神戸→鳴門→神戸
今回は三宮朝7時40分発の高速バスで鳴門に向かいます。所要時間は1時間半ほどで朝から行けますから寒い夜間に動かなくて済むのがメリットです。

いつものミント神戸からJRバスを利用します。短い路線なので途中休憩はなく淡路島を抜けます。

ここのところ天気が雨→冬型で晴れ→春の陽気の3日パターンで変わっており今日は冬型の晴れです。このため風があり大鳴門橋が強風のため40km制限となっていました。


小鳴門海峡を通過し9時2分に高速鳴門バス停到着。降りましょう。風が強いです。設営中はいろんな機材を出すので物が吹き飛ばされないか怖いですね。

このバス停は土盛の上にあるので地平まではゴンドラがあります。これは無料だそうです。

降りたところには高速バスの待合所兼観光案内所があります。観光案内所は普通ならJRの駅にあり、鳴門にも鳴門駅がありますが、鳴門線は廃止が取りざたされるほどの状態で今は高速バスのバス停が鳴門市の実質的な玄関口となっています。バスは京阪神直結なんで鉄道から主役を奪っています。


ここから小鳴門海峡を隔てて対岸にある高島へのアクセスは2つあります。1つは小鳴門橋を渡って鳴門教育大学を経由しウチノ海公園までの徳島バス、もう1つは鳴門市営の黒崎渡船です。どっちも高島への到着時間はほぼ同じなので無料で乗れる黒崎渡船にしたいと思います。渡船場までは高速鳴門から徒歩20分なのでちょうどいい時間に着きます。

小鳴門橋のたもとが競艇場です。四国では鳴門と丸亀の2カ所のみ。鳴門は競艇の本も出している競艇好きの蛭子さんが「蛭子能収杯」を出しているほどお気に入りの競艇場だそうです。ちなみに蛭子能収杯で優勝したら蛭子さんがその場で描いた直筆イラストを副賞としてもらえるそうですhi

その先が鳴門塩業。今も鳴門の海水で塩を作っているそうです。

鳴門塩業の先が黒崎の集落になります。古い漁師町のようですね。

案内看板もなく堤防の切れ目に船が挟まるような形で停泊しています。

鳴門市営渡船は黒崎を合わせ3航路がありいずれも運賃は無料だそうです。

黒崎渡船の高島側は長い桟橋があり、狭い小鳴門海峡の1/3くらいの長さがあります。なぜかは知りませんが無駄に長いです。海峡を航行する船の邪魔にならないんですかね?

上陸用舟艇のようなランプドアを持った船です。「なると丸」といい7.3t・航海速力6ノットの船です。車は乗せられないそうで自転車も人もまとめて甲板に乗せ9時30分に出航です。

高島に到着。乗下船を済ませるとすぐに黒崎に戻ってゆきます。たぶん早発になっていますがその辺は地元客ばかりなので問題ないのでしょう。長い桟橋を歩いて上陸となります。この桟橋の下は水深が浅いようで船の航行はできないようです。小鳴門海峡って面白いですね。

移動地に向かいます。高島はご覧の通り普通に郊外の住宅地です。橋ができて四国本土といつでも行き来ができるので住宅地として開発されたみたいですね。

少し歩くと海沿いの公園があって目立たないのでよさそうな感じです。地形の関係か風を避けられるようで日差しが暖かく絶好の場所です。

伸縮ポールの設置に少々手間取り9時55分にスタート。早速コールが続きます。1エリアが開いているみたいで空振りが少ないのが有り難いです。いつもお世話になっているOMさんでも「鳴門の島のうち高島だけなかったんですよ」という方が意外と多いです。

クラスタに載せていただくとわっと呼ばれます。大票田の1エリアが開いているのが大きいです。逆に3・4エリアはほとんどかすらず。申し訳ないなぁと思うんですが何ともできないのが心苦しいです。

30分ほど呼ばれ続けて一旦収束。7・8エリア中心となります。

「これで終わりかなぁ」と思っていたのですが今度は6エリアがオープンし、一旦しぼんだ1エリアも再び入感です。2回目のクラスタアップで再び火が付いた状態です。有り難いです。

帰りを考え11時45分終了としていたのですが呼ばれ続けています。もう少し頑張りましょうか。なんとなくオープンの終わりかけなんで途切れたらそこで終了です。久々に100局の大台に乗りました!!

コールが途切れた12時前で終了。撤収しましょう。


この高島、移動地を調べた際に気づいたのですが某新興宗教団体の施設が多くあります。調べたら教祖(総裁)が徳島県の吉野川市の生まれだそうでなるほど、と思いました。

もう一つ高島には鳴門うどんの「舩本うどん」というお店があるので試しに行ってみます。・・・が行列です(涙)人の気配があまりないのに「舩本うどん」にだけやたら車が集まっているという地方あるあるです。渡船の時間までに店を出ることはできないでしょう。泣く泣く断念です。

四国本土に戻りましょう。帰りも黒崎渡船を利用します。12時35分発となっていますが黒崎12時30分発の船が着発で折り返すため30分には桟橋の突端にいないと危ないです。

帰りの「なると丸」が来ました。高島には徳島教育大学、狭い水路を挟んで大毛島には鳴門中学校があるので自転車の利用が多いです。小鳴門橋は歩道がなく危ないため黒崎渡船は重宝されているようです。黒崎の渡船場の至近にマルナカ鳴門店があって買い物にも便利なようです。船は2分弱で対岸に到着。なかなか面白かったです。

この鳴門市営渡船、元は民営だったものを1947年に市が買い上げ1956年からは無料で運航を続けています。鳴門競艇の収益金還元事業であったようですが、近年は競艇の収益が落ち込んでいるため民間に委託する形を取っています。100円くらい徴収してもいいのかも知れませんね。

黒崎に「ことらや」というお菓子屋さんがあります。名物は「あん巻き」とのこと。またしても車が集まってお客で賑わっている「地方あるある」です。何とか完売寸前の「あん巻き」を確保。帰りのバスのおやつに良さそうです。


このまま帰るのも惜しいので少しひねってみましょう。徳島バスの路線バスで板東を目指します。板東には四国霊場一番の霊山寺をはじめ寺社が多く御朱印を頂いてみます。板東には鳴門西PAがあり高松発の神戸行き高速バスに乗れますから、高速鳴門に戻らなくても神戸まで戻れるのです。

「以下御朱印巡りになるので別記事とします」


鳴門西15時59分発のバスで神戸に戻りましょう。自動販売機くらいしかない寂しいPAです。10分ほど遅れてバスが来ました。フットバスなので3列の快適仕様です。予約の際は余裕があったはずですがほぼ一杯でした。

帰りのバスでは「あん巻き」を頬張りつつ杏里さんの1991年のアルバム「NEUTRAL」を聞いてみます。これまでで最も売れたオリジナルアルバムで、「Back to the BASIC」や「Sweet Emotion」、「嘘ならやさしく」といった後にスタンダードナンバーとなる曲が収録されています。

一方で「Sweet Emotion」はなんだか訳が分からないリミックスが施されていますし、「Back to the BASIC」も本来のイントロに入る前に1分17秒もの長い演出がされていて「明らかな時間稼ぎ」が見て取れます。1つ前のオリジナルアルバムである「MIND CRUSIN'」も2曲のインストが入っており初めて聴くときには面白い演出だと思うでしょうが何回か聴くと邪魔になってくる訳で、これが人気の足を引っ張ってゆく一因になったと言われています。

当時の杏里さんはアメリカからダンサーを呼んでツアーを開くなどまさに絶頂期だったわけですが、どこかに緩みがあったのかも知れませんね。


明石海峡を渡って神戸に戻ってきました。三宮到着は7分遅れの17時42分。新快速で帰宅しましょう。


今回は103局でした。Condxにも恵まれ楽しい移動でした。ありがとうございました。鳴門で面白そうな移動地を見つけたこと、「舩本うどん」訪問が失敗に終わりましたのでいつか再挑戦したいと思います。
コメント
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