JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

「春期京都非公開文化財特別公開」の概要公開

2020-02-04 | 御朱印めぐり
京都古文化保存協会が毎年春に行っている特別大公開の対象寺院が公開されました。詳細はこちら

今年は16カ所が公開され会期は4/25(土)~5/10(日)までの16日間です。


今回の目玉は以下の寺院ではないかと思います。
※御朱印については過去の結果であり、会期中の授与を保証するものではありません。

・常照寺(鷹峯) 御首題:あり
鷹峯にある吉野太夫ゆかりの寺です。伝教大師作とされる秘仏の三面大黒天像などが公開されます。日蓮宗のお寺ですので御首題が頂けます。古文化保存協会の特別公開としては初公開ですが常時公開されています。

・戒光寺(泉涌寺塔頭) 御朱印:あり
泉涌寺の塔頭で「丈六さん」と親しまれる大きな釈迦如来像が公開されます。古文化保存協会の特別公開としては55年ぶりだそうですが、戒光寺の丈六さんは常に拝観可能ですし、年2回は内陣拝観(500円)も行っていますので内容としては微妙でしょうか。

・聚光院(大徳寺塔頭) 御朱印:あり(たぶん書き置き)
大徳寺の塔頭で重要文化財の方丈などを公開。京都春秋が時折公開をやっているのでまだの方は、になりそうです。

・玉林院(大徳寺塔頭) 御朱印:あり(たぶん書き置き)
こちらも大徳寺の塔頭で山中鹿之助ゆかりの寺になります。重要文化財の本堂などを公開。こちらも時折公開があります。


2019年春は山科の安祥寺など見所が多かったのですが、今年は現在開催中の「京の冬の旅」と同様に「あえてこれを目的にして京都を訪れる価値があるのかな」という感じがします。初公開の常照寺にしても普段から拝観できますので無理に行く必要があるのかかなり疑問です(普段の拝観料は400円)。

今回の「京の冬の旅」は元々今ひとつの内容だった上にコロナウイルスの影響で外国人観光客に人気の京都を避ける動きも出てきているようで、苦戦は避けられない情勢です。このままコロナウイルスの感染が連鎖するようなら古文化協会の特別公開にも暗雲が立ちこめそうですね。今年のGWはパスして代わりに日蓮宗系の十六本山巡りをやってもいいのかな、と思っています。


なお今回より拝観料が1カ所800円→1,000円に値上げされています。結構高いかなぁと思いますので「あれもこれも」ではなく対象を絞って拝観される方が多いのではないかと思われます。
コメント
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