JF4CADの運用日誌2.5

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兵庫・播磨御朱印巡り②

2019-01-09 | 御朱印めぐり
兵庫県播磨地方の御朱印巡りの続きです。


花岳寺をあとに赤穂城に行ってみましょう。

城内の大石邸跡に大石神社があります。

大石内蔵助ら47人の義士に加え実家と忠義の板挟みになり討ち入り前に自害した萱野三平を祭神としており、のち浅野家・森家を祀った赤穂神社を合祀しています。主君の仇討ちを果たした大石らに因み「大願成就の神社」として赤穂の人たちの信仰を集めています。

門は同じく忠臣として知られる楠木正成を祀る神戸の湊川神社から譲り受けたものだそうです。

義士の討ち入り以降大石邸に小さな祠がありましたが、1900年にこれを神社とすることが許され1912年に本殿が完成しています。明治になり江戸幕府に遠慮することがなくなったこと、明治天皇が泉岳寺に勅使を送り義士たちを弔ったことが背景にあるそうです。

大石神社の御朱印です。

ちなみに大石内蔵助が潜伏生活を送った京都の山科にも大石神社があり、そちらでも御朱印を頂けるそうです。


姫路に戻りましょう。

お昼は赤心本店にしました。とんかつと豚汁が名物で、かつては姫路市内にいくつか支店がありましたが今はおみぞ通りの本店のみです。以前本店では店頭に揚げたカツや海老フライを並べて持ち帰り客にも対応していましたが、代が変わったのか注文を受けてから揚げているみたいです。

今回はオムライスと海老フライを頼みました。海老フライは1匹単位で頼めます。

オムライスも人気で結構出ています。オムライスの中身はとんかつに使う豚肉を細く刻んだものを使っています。洋食屋さんのオムライスとは違った庶民的なものですが美味しいんですよね。


姫路は今回ご紹介した「たこやき」「赤心の豚汁」の他にも「えきそば」「御座候」「担々麺」「ぶどうパン」「ワンタン麺」などB級グルメの宝庫で、1日では食べきれないほど様々なB級グルメが味わえます。戦時中に新日鉄広畑製鉄所ができ、戦後になると高炉が4つに増やされるなど拡張されて大きく人口が増えました。工員たちのため安くておいしい店が求められたことが姫路にB級グルメのお店が多い理由だと言われています。

西にある岡山市を追い抜きそうな勢いで「播磨に百万都市を」と鼻息の荒い時代もありましたが、オイルショック以降の鉄冷えや国際的な競争で高炉は全て火を落とし、省人化も進んだことから岡山を追い抜くことも百万都市も夢と終わりました。姫路に勢いがあった時代のB級グルメが地元で愛され続けているだけでも嬉しいことですよね。


姫路城のほうに向かいます。姫路護国神社があります。1938年に創建され、播磨地方の戦没者を祀っています。兵庫県では神戸にも護国神社があります。

数え切れないほどの提灯で埋め尽くされています。夜になると明かりがともるそうで幻想的でしょうね。

姫路護国神社の御朱印です。


このほか姫路城周辺では射楯兵主神社姫路神社でも御朱印が頂けるはずですが射楯兵主神社は混雑で朱印所の場所を聞くことすらできず、逆に姫路神社は神社の方が誰もおらずで頂けませんでした。新快速で引き上げましょう。


今回の御朱印情報です(御朱印料は特記ない限り300円)。
鶴林寺    6種を本堂内で授与。オリジナル御朱印帳あり。
花岳寺    3種を拝観受付で授与。新西国・瀬戸内観音の御朱印帳あり。
大石神社   1種を授与所で授与。オリジナル御朱印帳あり。
姫路護国神社 1種を授与所で授与。御朱印帳あり(デザイン等不明)。
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