[女川港の離島航路ターミナル再建へ]
宮城県女川町の女川港から離島の出島・江島と金華山への遊覧船の離島航路ターミナルが再建されることになり、このほど着工されました。3月には完成の見込みです。
女川港にあった旧ターミナルは2011年3月の東日本大震災による津波に巻き込まれ流失、屋内にいたシーパル女川汽船の社員4名が行方不明となっています。2015年に観光桟橋が完成、現在は仮設の待合所が設置されていますが新ターミナルの完成で観光客の増加を期待しているそうです。
[波照間空港への航路再開の動き?]
現在定期航空路線・不定期航空路線とも存在しない沖縄の波照間空港への就航の動きが出始めています。
1つは石垣市にある「GOLDentertainment1895」という会社で、KODIAK100型という6人乗りの小型プロペラ機により石垣空港との間を結ぶ路線の開設を検討している模様です。昨年末にはデモフライトを行っており八重山毎日新聞が「2019年にも開設」と報じましたが、その数日後に八重山日報が「具体化はしていないが2020年の開設を視野に検討する」と後退した内容を報じています(八重山毎日・八重山日報はともに石垣市にある別の新聞社)。GOLDentertainment1895という会社は石垣市に事務所があり社長が外国籍と分かっていますが具体的にどんな事業を行っているのか不明で、本当に就航する意思があるのか・資金が調達できるのかは不透明です。
もう一つは沖縄県で、県が購入費を負担して第一航空に貸与していたDHC-6型機が第一航空の撤退で遊休化しているため、これらを活用してもらえる会社を探すとしています。ベストな相手先はRAC(琉球エアーコミューター)ですが、かつて赤字に耐えきれず石垣-波照間線から撤退しており、当時以上の援助がなければ再就航は厳しい情勢です。他のオペレーターとしては調布-伊豆諸島を運航している新中央航空でしょうが、同社はDHC-6を保有していない(ドルニエ228)ためRACよりもハードルが高いと思われます。
[JR宇部線・小野田線のBRT化を本格的に検討へ]
山口県内を走るJR宇部線と小野田線についてBRT化の本格検討が進められることになりました。線路の路盤を舗装し連接バスが走れるようにするとのことです。BRT化はJR東日本が東北地方で既に実施していますがJR西日本としては初となります。
宇部線・小野田線とも元は石炭や石灰石、セメントの輸送のため敷設された路線ですが貨物輸送は既に廃止され、旅客輸送も低迷し一部区間はJR北海道が基準として示した維持困難路線のラインを下回る状態となっています。
JR西日本は切羽詰まった経営状況ではないものの、今後も好転が見込めないことからBRT化を持ち出したものと考えられます。また宇部線は山口宇部空港の近くを走っているためターミナルビルへ乗り入れることができれば利便性の向上も期待できます。今後は芸備線・木次線・福塩線といった維持困難路線の基準を下回る区間のBRT化も考えてゆくものとみられます。
[桜島フェリーが値上げへ]
鹿児島港-桜島で24時間運航している桜島フェリーが赤字のため運賃を値上げすることになりました。10月より適用され、大人160円→200円となる見込みです。
桜島フェリーでは桜島の人口減少により10分毎から15分毎に間引くなど経営努力を続けてきましたが赤字を解消できず値上げに踏み切るものです。
宮城県女川町の女川港から離島の出島・江島と金華山への遊覧船の離島航路ターミナルが再建されることになり、このほど着工されました。3月には完成の見込みです。
女川港にあった旧ターミナルは2011年3月の東日本大震災による津波に巻き込まれ流失、屋内にいたシーパル女川汽船の社員4名が行方不明となっています。2015年に観光桟橋が完成、現在は仮設の待合所が設置されていますが新ターミナルの完成で観光客の増加を期待しているそうです。
[波照間空港への航路再開の動き?]
現在定期航空路線・不定期航空路線とも存在しない沖縄の波照間空港への就航の動きが出始めています。
1つは石垣市にある「GOLDentertainment1895」という会社で、KODIAK100型という6人乗りの小型プロペラ機により石垣空港との間を結ぶ路線の開設を検討している模様です。昨年末にはデモフライトを行っており八重山毎日新聞が「2019年にも開設」と報じましたが、その数日後に八重山日報が「具体化はしていないが2020年の開設を視野に検討する」と後退した内容を報じています(八重山毎日・八重山日報はともに石垣市にある別の新聞社)。GOLDentertainment1895という会社は石垣市に事務所があり社長が外国籍と分かっていますが具体的にどんな事業を行っているのか不明で、本当に就航する意思があるのか・資金が調達できるのかは不透明です。
もう一つは沖縄県で、県が購入費を負担して第一航空に貸与していたDHC-6型機が第一航空の撤退で遊休化しているため、これらを活用してもらえる会社を探すとしています。ベストな相手先はRAC(琉球エアーコミューター)ですが、かつて赤字に耐えきれず石垣-波照間線から撤退しており、当時以上の援助がなければ再就航は厳しい情勢です。他のオペレーターとしては調布-伊豆諸島を運航している新中央航空でしょうが、同社はDHC-6を保有していない(ドルニエ228)ためRACよりもハードルが高いと思われます。
[JR宇部線・小野田線のBRT化を本格的に検討へ]
山口県内を走るJR宇部線と小野田線についてBRT化の本格検討が進められることになりました。線路の路盤を舗装し連接バスが走れるようにするとのことです。BRT化はJR東日本が東北地方で既に実施していますがJR西日本としては初となります。
宇部線・小野田線とも元は石炭や石灰石、セメントの輸送のため敷設された路線ですが貨物輸送は既に廃止され、旅客輸送も低迷し一部区間はJR北海道が基準として示した維持困難路線のラインを下回る状態となっています。
JR西日本は切羽詰まった経営状況ではないものの、今後も好転が見込めないことからBRT化を持ち出したものと考えられます。また宇部線は山口宇部空港の近くを走っているためターミナルビルへ乗り入れることができれば利便性の向上も期待できます。今後は芸備線・木次線・福塩線といった維持困難路線の基準を下回る区間のBRT化も考えてゆくものとみられます。
[桜島フェリーが値上げへ]
鹿児島港-桜島で24時間運航している桜島フェリーが赤字のため運賃を値上げすることになりました。10月より適用され、大人160円→200円となる見込みです。
桜島フェリーでは桜島の人口減少により10分毎から15分毎に間引くなど経営努力を続けてきましたが赤字を解消できず値上げに踏み切るものです。