[新石垣空港への中型機就航は各社予定無し]
来年3月開港予定の新石垣空港は2,000mの滑走路となり、ボーイング767などの中型機の離発着が可能になります。地元では観光客の増加や貨物輸送の利便性向上に期待を寄せているようです。
こういった声を受けて石垣市議会がJALおよびANAに対し新石垣空港への中型機乗り入れを要請していましたが、両社とも「予定無し」との回答があったようです。他に中型機を保有している会社がないことから、開港時点ではボーイング737型機を中心とした小型機だけになることが事実上確定しました。
現在の石垣空港ではボーイング737型機でさえ乗客や貨物、燃料の制限を行っていますから、新空港への移転でフル搭載での離陸が可能になれば同じ機体でも輸送力を上げることができます。加えてスカイマークの就航も予定されていることから、737型機で十分という判断は妥当だと思われます。
[新石垣空港のテナントが決定]
新石垣空港のターミナルビルに入居する土産物店やレストランのテナントが決定しています。詳細はこちら。テナントは物販が3年、レストランが5年の更新制だそうです。
現在の石垣空港に入居しているテナントに加え、離島ターミナル付近にあるお菓子のマルシェ(宮城菓子店)や海人工房、REKIO・GORESなんかも入るほか、竹富町商工会も入居するみたいです。石垣空港商事も入居するため今の空港名物のソフトクリームが新空港にも引き継がれ存続する可能性が出てきましたHi
なお、一部レストランの区画が埋まっていないようで、最悪は空きスペースのある状態で開港となる可能性があります。
[久米商船のフェリー琉球が就航]
久米商船の新造船「フェリー琉球」が14日から就航しました。これに伴い、久米商船のダイヤが改正されていますのでご注意下さい。
那覇(泊)・久米島(兼城)の出航時刻は朝8時30分と午後の14時で変更ありませんが、渡名喜を含めた到着時刻が従来の「ニューくめしま」運航便と新しい「フェリー琉球」運航便で異なることになります。直行便で25分、渡名喜経由便で40分の差が生じます。
渡名喜への寄港は双方発の朝の便と4~10月の金曜日午後の久米島発で変更ありませんが渡名喜の発着時刻が船によって変わるため、特に日帰りで渡名喜島へ行く際はダイヤの確認を怠らないようにして下さい。
ニューくめしまについても新造船への置き換えが計画されており、今回のダイヤはそれまでの暫定的なものとなりそうです。どちらの船で運航しているかは久米商船に電話をすれば教えてくれます。