JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

福岡移動運用報告④

2012-07-19 | 移動運用結果報告

7/15(日)福岡市内→田川市→粕屋町→福岡市内(続き)

田川から引き上げましょう。後藤寺からの列車は1時間に1本と少ないので西鉄の後藤寺バスセンターから飯塚までバスに乗ります。

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後藤寺のバスセンターです。一般によく知られているのがこの「ターミナル会館」という看板が上がっている側です。随分古い建物で、バスマニアには有名みたいです。

反対側から写真を撮ろうとしたらタクシーの運転手さんが「うちの営業所の敷地から撮っていいよ」と言ってくれたので撮影していろいろ話を聞きました。

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このバスセンターは50年くらい前に西鉄が建設し、外観はできた頃からほとんど変わっていないとのこと。昔は2階より上に映画館があり、地下には飲食街があったそうです。「よく見てみてよ タイルが痛んでないでしょ? 相当いいタイルを使ってるんだろうね」との言葉通り、壁面のタイルがほぼ完全な形で残っています。50年も経てばはがれ落ちたりタイルにひびが入るのが普通なんですが、そういったタイルがないのです。

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改めて見てみると乗り場は9つもあり、最盛期でも人口10万人だった田川の玄関口にしては十分すぎるというか大きすぎるバスセンターです。なぜ西鉄がこれだけ大きくて作りのいいバスセンターを作ったのか、なぜ改装がほとんど行われず時が過ぎたのかよく分かりませんが、産業遺産級の存在になっているのは確かだと思います。上っ面だけ見て「寂れた筑豊の象徴」とか言うのは誰でも言えますが、タクシーの運転手さんに話を聞けて見方が変わりました。よかったです。

乗り場のいくつかが空きバースになっている中で唯一盛況なのが福岡への特急バスです。これで飯塚まで向かいます。

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新飯塚の駅前で降り、福北ゆたか線の電車に乗ります。山を越えて糟屋郡内にはいると天気がよい感じです。それなら、と途中の長者原駅で下車して粕屋町の移動運用をすることにしました。

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長者原駅は粕屋町役場近くにあり付近には商店などもあります。役場の先に大きな池があり、このほとりを整備して駕与丁公園という公園にしています。ここが本日の運用地です。駅から1kmも離れてないのに暑くてなかなか大変です。

粕屋町の人口は約4.2万人。旧産炭地で、福岡市の政令市への昇格後は急速に人口が増え、わずか40年で2.3倍以上という急激な発展をしています。それでも単独で市制を敷ける5万人には達しておらず、周辺との合併話もまとまらなかったため町のままです。プロ野球の村田修一選手やプロレスの獣神サンダーライガー選手の出身地だそうです。
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いい具合に東屋を見つけて設営です。18MHzのアンテナを立てています。14時から再スタートです。

バンド内はCWのCQが聞こえる程度で静かです。CQは7の局で開いているようですからねばり強くCQを出してみたところコールが返ってきました。ところが後が続きません。

オープンしているのは間違いないのですが聴いている局がいないみたいです。21MHzはIARUのコンテストに出ているBYしか聞こえず、50MHzに至っては全く何も聞こえません。池からの風があって過ごしやすいんですが30分ほど粘っても全然ダメ。ロケーションは悪くないんですけどCondxがこれではお手上げですから諦めて引き上げましょう。

 
今夜も中洲のバーで少し飲んでから屋台にします。暑いのでライムを搾った冷たいジンがおいしいです!! 軽く飲んで屋台でラーメンにしました。

 

本日は田川市・粕屋町あわせて18MHzで3局、21MHzで2局、50MHzで29局の計34局でした。ありがとうございました。

コメント
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