JF4CADの運用日誌2.5

アマチュア無線局JF4CADの活動内容紹介ブログです。

三宅島移動運用報告③

2012-07-04 | 移動運用結果報告

6/30(土)三宅島→竹芝
起きると5時前です。夜半過ぎの揺れは弱くなり、島が近いみたいです。_

左が三宅島、右奥の島が御蔵島です。お天気はよさそうですね。まもなく三宅島到着です。

三宅島は使用港が錆ヶ浜、三池、伊ヶ谷と3つあり、海況により有利な港を使い分けています。今回移動地に予定しているのが阿古地区ですので、往復とも錆ヶ浜港がベストです。放送によるとラッキーなことに錆ヶ浜でした。

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下船すると3年前とは明らかに山の緑が違います。火山ガスで立ち枯れた木が緑に覆われて見えなくなっており、自然が回復してきています。

移動地は阿古地区の錆ヶ浜キャンプ場跡。こちらは現在もキャンプ禁止ですが、キャンプではないので問題なしです。歩いて5分かからない近さです。

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まずはアンテナの設営です。50MHzの2エレと18MHzのダイポールをセットします。ワッチしてみると18MHzはヨーロッパ祭りのようで、HB9とかも59で聞こえていましたが45W+ダイポールではパイルに勝てませんからパンとコーヒーで朝食にします。

今回は7MHzのアンテナがないのでハイバンドのオープンをひたすら待つことになります。バッテリ節約のためリニアの電源はバンドがオープンするまでは落としてあります。もちろん今回も補助バッテリを持ってきており、運用時間を長く取れるようにしています。

 

7時過ぎになって50MHzで3エリアの局が聞こえます。ビームを合わせて呼んだら栗東市移動とのことでした。よく聞こえています。ただ50のGWがはこれだけでした。

一方の18MHzはDX以外聞こえないため21MHzに張り替えてみました。最初はオープンしておらず、お隣神津島のJH1OTE局とQSOしたりしていました。神津島は錆ヶ浜からはっきり見えているのですが、定期船では直接行き来できない島です。神津島もいつか行きたいと思っています。OTE局がHF各バンドでアクティブなので行くならV/Uになると思います。

21MHzはその後国内がオープンしてきたようです。CQを出してみるといきなりHLから呼ばれました。OPはJAの方でした。その後オープンが6→4・5へと移ってきました。Sはかなり強く、「よっしゃ近距離」と期待していたのですが、いきなり7エリアへとオープンが移ってしまいました。あらあら。

 

50MHzはその後バズ音が高くなり、8エリアが入ってきました。かなり多くの局が聞こえます。とはいえ三宅島移動としては8エリアだけがオープンしてもあまり局数が伸びてくれません(大抵の8の局は呼ばれる側ですからね)。都合良く開いてはくれないものです。

その後50MHzでは御蔵島の移動局とQSOできました。先方もCondxの悪さに苦しんでいるらしく、「今日は4局目です」とのことでした。ちなみに50W+モービルホイップとのこと。渡島すら難しい御蔵島でこの局数では厳しそうです。

 

10時を回り手詰まりになってきました。どうしようもないので一旦終了にします。阿古地区は商店が多く、弁当の調達は簡単です。前回は北川商店でしたので今回は土屋商店にしました。あわせてお土産の牛乳せんべいとおやつの自家製よもぎ餅も購入。三宅島では弁当からお土産まで何でも1つの店で手に入ります。

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弁当はできたてなのかまだ暖かく、すぐに食べてみました。ミンチカツと目玉焼きのお弁当です。メンチカツの衣がサクサクしていておいしかったです。

 

後半戦に続きます。

コメント
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