ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

鼻から胃カメラ・・・ やっぱりいや・・・ ピロリ菌診療・保険適応に。

2013-02-28 | Health & Beauty
万民がすなるという『胃カメラ』をしてきました。

胃もたれはミントティにお世話になっているのですが、それにしてもミントティなしでは暮らせない『ミントティ・アディクト』では困る…

というので、ピロリ菌退治が保険適応になったことだし、それもかねてやってもらおうと、しぶしぶ出かけました。

ピロリ菌はまずいるかどうかを検査しなくてはいけません。

これまでは胃潰瘍などがない限り、ピロリ菌がいても退治は自費で数万円かかっていましたが、最近、胃炎があれば保険適応で治療できるようになりました。

50歳以上の日本人の45%が飼っているというピロリ菌ですから、われもわれもと駆除する人が増えると保険システムが崩壊しそうですが、ピロリ菌を放置すると、将来胃がんになる可能性が高いというので、
「もしいるなら、退治したい」とわたくしも思っていたのです。


しかし、とにもかくにも痛みに弱いjester、人から
「胃カメラ飲むの、つらいよ!!」と聞くたびにびくびく。

大体、バリウム飲んでXrayとるのだって、発泡剤を飲んだ途端

「ではゲップしないでくださいね」
「は~い、・・・ゲッップ!」
「ゲップ、我慢してくださいね!」
「は~・・・・・ ゲップゲップゲエエエップ!!

「・・・・・・・これ(発泡剤)飲み直してください・・・」
    

というわけで、ゲップしないのがあんなにつらいとは!というぐらい苦しんじゃうので(大げさですが・・・) 
おえ~~となるのを我慢して胃カメラ飲むなんて絶対無理!と思っていました。

最近開発された、大きいカプセル大の小型の金魚みたいなカメラを飲めば、胃カメラ金魚がふらふらと胃の中を泳ぎまわってくれるという、「ミクロの決死圏」みたいなのがあると聞き、それをやりたいなと思っていましたが、小腸を見るのにはいいけれど、胃の画像はいまいちということで、泣く泣く、『口から飲むよりは楽な、鼻から胃カメラ』をやることにしました。

ネットの口コミ情報を読むと、鼻からだととても楽といううわさ。

最近口から胃カメラをした家族Aは
「鼻からなんて絶対痛いはず。口からのほうがきっと楽だ」
といいましたが、はなから彼の言うことを信じてないわたくしは(殴
鼻から胃カメラに挑戦いたしました。


結論から言うと…

嫌だったです・・・

口からのものより細いチューブで、しかも鼻の中を麻酔をしているとはいえ、鼻の中をずるずるチューブが出たり入ったりするという経験は、かなり不快でした。

のどの辺を通るときはちょっとおえ!っとなったし。

口からやったことがないので、苦痛の度合いを比較しようがないのですが、とりあえず、もうしたくない・・・

(しかし口からと比較した人は、鼻からのほうが楽だといっていますが・・・口からってあれより嫌なの???)


利点としては、口が空いてますから、検査中も医者と喋れます。

「綺麗ですね~~!」とほめられ
「いや~それほどでも」と謙遜。もちろん胃の中が、です。
あんまりうれしくないし。


とりあえず、ポリープとか潰瘍とかなく、
「この状態だと、ピロリ菌もいなさそうですよ」と言われましたが、それでは清水の舞台から飛び降りる覚悟で鼻からチューブを入れた甲斐もないとおもい(そういう問題なのだろうか…

「ピロリ菌検査もぜひお願いします!」というと、

おお! Be Hold!(見よ!!)

胃カメラの先端から、ちっこい蛇の頭のような細い管がするすると伸び、胃の壁をパックんちょ。

ギュッと引っ張ると、胃の壁が少しちぎれて、血がにじんでます。
や~~ん、痛そうだよ?? (痛くなかったけど・・・)
せっかくピンク色で綺麗なほめられた胃壁に、真紅の血がたらたらと流れてます。

「先生、あの血の出てるところが潰瘍のもとになったりしませんか?」
「大丈夫ですよ~すぐに血は止まりますよ~」

(ほんとだろうか・・・・)

これだったら呼気検査(袋にふ~~っとやってやるピロリ菌検査)にしとけばよかった。

(ピロリ菌検査は、胃カメラによるもの、呼気によるもの、血液によるものの3種類があります)

その後、一刻も早くカメラの野郎を出してほしいのに、

「ではゆっくり観察しながら抜いていきますよ~」

とお医者さんはゆっくりとお楽しみになられ(殴


やっと解放された時は、涙が出ました・・・・


マンモグラフィーでも
「なんでも懺悔します! もうやめて~」
と言いそうになったほど意気地なしのわたくし、次に胃カメラに挑戦するのは、

・・・100年後ぐらいにしときたい気分になったのでした。


(なら、食べ過ぎを慎もうね、自分!)