ゆきてかえりしひび――in the JUNeK-yard――

読書、英語、etc. jesterの気ままなおしゃべりです。(映画は「JUNeK-CINEMA」に引っ越しました。)

911

2004-09-11 | a day of my life
昨日、家族Aと華氏911をもう一回見てきました。

もう三年経ったのですね・・・・。あの時、家族Aはジャカルタ、私は家族Bの受験のために帰国してきて日本にいて、NHKニュースで、リアルタイムで飛行機がビルにつっこむのを見ました。

実は私の知り合いが何人かあのビルの中にいたのです。半年ぐらい前に海外であったばかりの人もいました。優しい笑顔の人でした。ビルの崩壊で亡くなりました。高校生の女の子を残して。その女の子が日本に帰国してきたときに会いました。
たった一言「○○さんのおじちゃんも死んだんだよ」と彼女はいいました。○○さんも共通の知人でした。なんと返事をしていいのかわからず・・・・・。なんと言ってあげたらよかったのでしょう? 彼女の優しかった父親も、○○さんも、家族を養うためにあのビルの中で一生懸命働いていただけなのに。 私に出来たのは泣くことだけ。

家族Aがあの時NYにいなかったのは偶然です。いた可能性が高かったです。しかも、あのビルの中に。彼があの時いたジャカルタでも、その頃モスリムが過激な動きをしていて、他人ごとではありませんでした。911は本当に他人事ではありません。何故あのようなことが起こってしまったのでしょう・・・・・。あのことから、何を学べばいいのでしょう?
関連の本を何冊か読んでみています。イラクでなくなったジャーナリスト、橋田信介さんの[イラクの中心で、バカと叫ぶ]も読みました。

医学が発展してお医者さんが1人の命を救おうと必死に頑張ってくださっても、人間の愚かさが簡単にたくさんの人の命を奪ってしまいます。ロシアの学校テロのニュースなどを見てもただただ悲しいです。本当にどうしたらいいのでしょうか・・・・。

911なので、鎮魂のお祈りのつもりでちょっとマジに書いてみました・・・。朝から暗い話題でごめんなさい。何回か書いたり消したりしたのですが・・・・。やっぱり載せてしまいます。