火星への道

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マルコは、何処へ!

2019-02-07 00:22:44 | InSight

InSightの着陸を見届けたキューブサット”MarCO(Mars Cube One)”が火星から遠く離れて連絡不通になったようです。
昨年末に沈黙してしまい、1ケ月以上が経過しています。
InSightの着陸を見届けた後に、火星と木星間の調査をする予定だったそうですが、、、研究者は、がっかりです!
https://mars.nasa.gov/news/8408/beyond-mars-the-mini-marco-spacecraft-fall-silent/?site=insight

日本語の記事は、sputnikさんで、こちら
https://jp.sputniknews.com/science/201902065891313/

下図は、MarCO-B(WALL-E)がInSightと一緒に火星へ向かって接近している時に撮影した画像です。

(C)NASA / JPL-Caltech

軌道計算に基づいた推定によると、MarCO-B(WALL-E)は、現在火星を過ぎて100万マイル(160万キロメートル)以上離れており、MarCO-A(EVE)は、火星を過ぎてさらに約200万マイル(320万キロメートル)離れています。
現時点では、2機のMarCOと再び連絡がつくことはないと考えていますが、今年の夏にMarCOと連絡を取る試みをする予定です。
それまで、MarCOたちのバッテリやシステムが保つかどうかは、悲観的ですね。

しかしながら、今回のMarCOの働きのおかげで今後もキューブサットの活躍の場が広がっていくようです。
コストも格段に安くなるので、政府機関だけでなく民間企業でも宇宙開発に乗り出しやすくなるということです。

*NPO法人でも自前の探査機を飛ばせるようになるかも・・・


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