火星への道

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収まった!地震計SEIS

2019-02-06 00:33:25 | InSight

Insightの地震計SEISが収まるべき場所に収まったと・・・
昨年の12月19日に地震計を火星の地表面に設置して調整を続けてきましたが、計器が正確なデータを集めるのを助けるために地震計を「Wind and Thermal Shield」で下図のように覆いました。
これで、火星の風と気温変化に影響されないで火星内部の調査に専念できますね!
詳しくは、下記サイトにて
https://mars.nasa.gov/news/8407/insights-seismometer-now-has-a-cozy-shelter-on-mars/?site=insight

(C)NASA / JPL-Caltech

地球で地震計は、地下約1.2 mに埋められていることが多いようで、温度を安定させるのに役立ちます。
InSightは火星上で、その地震計を保護するためにいくつかの対策をします。
風と熱のシールドは防御の第一線です。
防御の2番目のラインは、火星表面の野生の気温の変動を補正するために特別に設計されたSEISそのものです。
地震計は、一部の部品が伸縮するにつれて、他の部品が反対方向に伸縮してこれらの影響を部分的に相殺するように設計されています。さらに、この機器はチタン製の球体に真空シールされています。
この球体は敏感な内部を断熱し、温度の影響を軽減します。
しかし、それだけでは十分ではありません。球体はさらに別の断熱容器 - SEISの展開中に見える銅色の六角形の箱 - に囲まれています。
この箱の壁は、空気を閉じ込めて動かないようにするセルでハニカム構造になっています。火星はこの断熱材に優れたガスを供給します。その薄い雰囲気は主に二酸化炭素で構成されており、低圧では特に熱伝導が遅くなります。

これら3つの絶縁バリアにより、SEISはデータに入り込むノイズから十分に保護されています。
最後に、火星環境からのさらなる干渉の大部分は、InSightの気象センサーによって検出され、その後ミッション科学者によって修正されます。

InSightのチームは、次のステップの準備をしています。
熱流と物理特性パッケージ(
HP 3と呼ばれる熱流プローブを火星表面に配置することです。
それは来週やってくれるようです。

*着々と準備が進められてますね!


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