火星への道

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どこまでも遠くに行くんだ!

2010-03-19 00:08:53 | ソーラーセイル
いよいよ5月18日6:44:14にH2Aロケットで「あかつき」が打上げられます。
「あかつき」は、金星の気象探査を通して惑星気象学の確率を目指します。
そのピギーバッグとして「イカロス」が同乗する予定です。

「あかつき」は、下記にて
http://www.jaxa.jp/countdown/f17/index_j.html

「イカロス」は、一辺約14.1mの太陽電池機能を備えた帆を宇宙空間で展開して、太陽光発電、加速及び軌道制御実験を予定しています。
将来は、ソーラーセイル探査機を木星に向けて飛ばす計画のようです。

「イカロス」は、下記にて
http://www.jaxa.jp/countdown/f17/overview/ikaros_j.html

より詳しく
http://www.jspec.jaxa.jp/activity/ikaros.html

同じような計画を米惑星協会が進めています。
米惑星協会の「LightSail-1」は、800km以上の高度で太陽光による加速効果を測定する計画です。
2010年後半の打上予定です。
米惑星協会は、「LightSail-1」に続いて。「LightSail-2」と「LightSail-3」も計画しています。
将来の目標に太陽と地球のラグランジェ点L1も上げてます。
また、JAXAと米惑星協会は、相互で応援キャンペーンを実施し、ソーラーセイルミッションの普及と技術的結果の共有を行うとのことですね。

以下に、イカロスとLightSail-1のデーターを記載します。

①イカロス
膜材質:ポリイミド樹脂
膜厚さ:7.5μm
膜一辺:14.1m
全重量:-
単位重量:-
実施時期:2010年5月18日打上予定のあかつきに同乗
機能:太陽電池、姿勢制御デバイス、理学観測用センサ
宇宙でのテスト:膜面の展開、太陽光発電加速実証、軌道制御

②LightSail-1
膜材質:アルミ塗装
膜厚さ:4.6μm
膜一辺:5.5m
全重量:<4.5kg
単位重量:140g/㎡
実施時期:2010年後半
機能:テレビカメラ、電波システム、コンピューター、加速度計、GPSシステム
宇宙でのテスト:800km以上の高度で太陽光による加速効果を測定

下の画像は、米惑星協会のLightSail-1です。綺麗ですね。

  

機会が有ったら金星も見てみましょう。
下記のサイトで紹介されてますので。
http://www.jaxa.jp/countdown/f17/special/venus_obs_j.html

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