火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

本気です!

2010-03-24 23:26:15 | 520MARS


3月22日月曜日にESAの4人の候補者の記者会見がありました。
場所は、オランダのNoordwijkにあるESAの Technology Centre(ESTEC)でした。
ESAのHuman Spaceflightの責任者のSimonetta Di Pippoさんが「火星は全人類の探検プログラムの究極の目標です。」と発言してます。
火星は人類の宇宙進出の最初の取っ掛かりと思ってますので、火星が究極の目標というのは、違和感ありますが、現状を考えれば力強い発言だと思います。

4人は、2月24日にロシアで始まったトレーニングを一旦やめて今回の会見に臨んでるとのことです。
その4名は、Jerome Cleversさん(ベルギー)、Arc’hanmael Gaillardさん と Romain Charlesさん(フランス)、Diego Urbinaさん(Colombian-Italian)です。
この中から2名が今年の夏に始まる520日に及ぶ閉鎖実験に参加することとなります。
あと中国人が1人とロシア人が3人の合計6人が予定されています。

候補者のプロフィールです。
http://www.esa.int/images/01all.jpg

いよいよ始まるんですね。
2007年11月に行われた14日間の実験から始まって、昨年105日間をやり遂げ、実績を積み重ねてきていよいよ本番を迎える訳ですね。
2日のオフを入れて7日間サイクルでいろいろな実験を繰り返すこととなります。
30日間の火星での模擬探査も計画に入っています。
520日とは、過酷でタフな実験ですが、火星に行って無事に帰ってくるためのデータが蓄積されることとなります。
将来、本当に人類が火星の地を踏むときMARS500のパイオニアの人たちのことを覚えていることでしょう!とこの記事は言ってます。
全く同感です。

詳しくは、下記にて
http://www.esa.int/esaCP/SEM4VFFKZ6G_index_0.html



コメント    この記事についてブログを書く
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする
« どこまでも遠くに行くんだ! | トップ | 北半球は、夏間近です。 »
最新の画像もっと見る

コメントを投稿

ブログ作成者から承認されるまでコメントは反映されません。

520MARS」カテゴリの最新記事