(C)Institute for Biomedical Problems/NASA
上図は、2019年の閉鎖実験参加者
NASAがモスクワのIBMP(the Institute of Biomedical Problems)での男女混合・国際チームのメンバー募集を開始するそうです。
https://www.nasa.gov/feature/nasa-seeking-us-citizens-for-social-isolation-study-for-moon-and-mars-missions/
ーーーー以下、引用ーーーーーーーーーーーーーー
残念ながら、募集対象者は米国人に限るとのこと・・・
その他の条件は、「年齢30~55歳。英語とロシア語に堪能で、理系の修士号、博士号または医師の資格を持っているか、もしくは軍の士官訓練課程を修了していること。その他、学部卒業で軍や民間での実務経験がある場合も選考対象。」とのことです。
参加者は、火星への将来のミッションで経験することが予想される宇宙飛行士と同様の環境等を体験します。国際的なメンバーの乗組員が8か月間閉鎖環境で一緒に暮らし、科学研究を行います。そして、バーチャルリアリティを使用し、多くのタスクの中でロボット操作を実行します。研究は、参加者が模擬宇宙ミッションを正常に完了するために作業する際の「隔離と閉じ込めの影響」を調査するために行われます。このような地上ベースのミッションの結果は、NASAが宇宙探査の実際の課題に備えるのに役立ち、これらの問題の一部を解決して対策を開発するための重要な科学データを提供します。
今回の閉鎖実験は、2019年に実施された過去4か月の調査に基づいています。
このミッションには、参加者に報酬が用意されていて、NASAに加入しているかどうか、またはNASAの従業員または請負業者であるかどうかに応じて、さまざまなレベルの報酬があるようです。
ーーーー以上引用おわりーーーーーーーーーーー
*当ブログで520MARSのミッションを報告してますが、2015年8月16日の記事の閉鎖実験スケジュールに基づいてIBMPでの閉鎖実験が進められてきたわけですね!
8ケ月間の閉鎖実験は、2015年の当ブログ「男女混合で閉鎖実験とな!」には2018年実施となってました。
2015年時点でのスケジュールは、以下のとおりでした。
・2016年から2017年 : 14日間の実験を2回
・2017年 : 4ケ月の実験
・2018年 : 8ケ月の実験
・2019年から2020年 : 12ケ月の実験
でも、2年くらいの遅れは、現時点で問題ないと思います。
*520MARSについては、こちら
https://blog.goo.ne.jp/japanmarssociety/c/c37b017b484311cad6219b6bcb0e23de
520日間の男7名の閉鎖実験でした!!
火星への着陸模擬実験もありましたよ!
*ロシアも同じように募集をしていると思いますが、把握できてません!
Anastasiyaも頑張って!