火星への道

有人火星探査の実現を夢見て!火星ミッションの情報を提供しています。

Zubrin会長怒ってます。

2010-04-24 00:29:53 | 火星協会
アメリカ火星協会のMars Society Newsletterによりますと「Obama's Failure to Launch」という表題で4月19日のNew York Daily NewsにZubrin会長が声明を出しています。
「Obama's Failure to Launch」とは、翻訳ソフトだと「オバマが始めないこと」と出ました。内容と合っていますね。

Zubrinさんの意見は、とにかく目標達成の期日が遠すぎると言うことです。
オバマさんは、綺麗なことを言いながら何もしないで済まそうとしていると批判しており、コンステレーションを全て破棄せず、アレス5やオリオンを生かせば2016年には小惑星ミッションを実行出来ると言ってます。
オバマさんの科学アドバイザーのHoldrenさんが火星に短期間で到達するためにイオンエンジンなどの開発をする必要を主張していることも、結局は火星に行かない言い訳をするもので、アメリカ国民は遠い先の夢物語ではなく、今現在の実際に動いていく宇宙計画を求めていると指摘して、オバマさんのインチキを止めるべきだと言ってます。

詳細は、下記にて
http://www.marssociety.org/portal/obamas-failure-to-launch/

やはり、Zubrin会長はすごいな~と思いました。
日本で考えていると「火星を目指す」と言ってくれるだけで、結構嬉しく感激ものですが・・・。
計画が甘いと言って新聞で意見表明するんですから、火星有人探査を含む宇宙開発の背景がかなり違うのでしょうね。
コメント
  • X
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする