火星への道

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そして、人類は宇宙を飛び回る!

2016-10-01 00:48:24 | 火星への入植

SpaceXのイーロン・マスク氏が火星への移住計画を明らかにしました。
メキシコ、グアダラハラで開かれた国際宇宙会議(IAC)で、9月27日(9月28日3時30分 JST)からマスク氏がプレゼンを行いました。
詳しくは、こちらです。
http://zasshi.news.yahoo.co.jp/article?a=20160930-00010000-nknatiogeo-sctch 

原文は、こちらです。
http://news.nationalgeographic.com/2016/09/elon-musk-spacex-exploring-mars-planets-space-science/ 

 PHOTOGRAPH BY KEVORK DJANSEZIAN, GETTY IMAGES

講演の模様は、YOUTUBEにて:いろいろ画像があって楽しめますよ。
https://www.youtube.com/watch?v=H7Uyfqi_TE8

マスク氏の計画を簡単に要約すれば、地球と火星との間で数千人を輸送する事業を、今後10数年以内に始めることが可能だと言うことです。
そしてその後、おそらく40年から100年後には、火星は100万人が暮らす自給自足できる居住地を擁するかもしれないということです。
「火星へ行く動機」
人類の未来は基本的に、2つに1つです。
・多惑星に生きる種になって、宇宙を飛び回る文明人になるか、
・地球にしがみついたまま、何らかの惨事を経て絶滅に至るかです。
マスク氏は「私は、宇宙を飛び回る文明人になる方を選びたいです。」と言ってます。

「ロケット」
高さ60m、幅12mで、42基のラプターエンジンを使ったロケットの開発を進めています。
NASAがこれまで製造した最大のロケットは、アポロ計画で飛行士を月に送ったサターンVですが、スペースXのロケットは全体でその3.5倍も強力になります。

SpaceXのロケットエンジンについて詳しいのは、こちらです。
http://news.mynavi.jp/articles/2016/09/27/spacex_raptor/ 

また、マスク氏は、ロケットの再使用を重視して、
「各ロケットブースターは1000回、タンカーは100回、宇宙船は12回使えるようにしたいと期待している。不確かではあるが、初期には宇宙船1機に100人が乗り、200人超まで徐々に増やしていく構想です。」と述べています。
もちろん、 「帰還という選択肢を人々に用意するのはとても重要なことだと考えます。」と発言してます。
帰環用の燃料は、火星で製造調達する構想です。
(「メタン/酸素」エンジンですね)
ただ、「最初期の惑星間宇宙船はおそらく火星に留まり、運ぶのは大半が貨物と燃料、そして少数のクルーになるだろう。」とのことです。

「火星への道」

https://www.youtube.com/watch?v=TnY23KEkZPY

「アポロの二の舞は、避けたい」
火星行きミッションに参加する最初のメンバーの椅子をめぐって、激しい競争とお祭り騒ぎが繰り広げられるのは確実です。
一方でマスク氏は、「初めて刻まれる足跡」に過剰な注目が集まることを懸念しています。
(一時の熱情は、覚めるのも早く、目的を間違う) 
「より広い歴史的文脈の中で本当に大事なのは、多数の人々――数十万とはいかないまでも数万人を送り込み、最終的に数百万トンの貨物を届けることを可能にすることです」とマスク氏は言う。
「私は最初の数回よりも、むしろそちらをずっと気に掛けています」 とのこと。

「火星までの旅費」
火星に多くの人が行くためには、輸送費用を約20万ドル(約2000万円)にまで下げる必要があるとマスク氏は言ってます。

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*いや~とにかくぶっ飛びました。
 頭にすぐに浮かんだのは、「やってくれるな~べらんめ~」という言葉と「永遠の嘘をついてくれ!」という中島みゆきの歌でした。 
 特に「100人乗り」とか「100万人移住」とか言ってくれちゃうと「4人」とか「6人」とか言っている自分が恥ずかしくなりました。
 なんか、気楽な感じになりましたね~
 すぐにでも4人くらいなら簡単にできるかも・・・ 

 でも、マスク氏は、かなり前から一貫して動いてきたんですね。
 2014年10月24日イーロン・マスク)氏がMIT(マサチューセッツ工科大学)航空宇宙学科100周年記念イベントでの発言を見てみると、実感しますよ。
 http://logmi.jp/69130 
 知識も並外れていて、話し方も感じよくて上手ですね!


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