Emillyさんが3月12日のブログで素敵な写真を紹介していました。
下図を見てください。
火星とベスタとケレスが一緒に写っています。(Mars、 Vesta、Ceres)
3月11日に Stuart Atkinsonさんによって撮影されたものです。
今年は、4月14日が火星最接近となりますが、こんな出会いもあるのかと、いつまでも見ていたい気持ちです。
その時の位置関係は、下図の通りです。
下図には、Dawnも示されていますが、画像として捉えることはできていませんね。
Dawnは、下記のとおりWikipedia情報によりますとベスタの探査を終了して2015年2月にケレスに到着予定です。
* ドーン・ミッションの目的は、太陽系初期の状態を残していると考えられる、2つの大きな原始的天体を調べることで、太陽系誕生の謎に迫ることである。ケレスとベスタは太陽系の別々の場所で誕生したと考えられており、それによる対照的な違いがいくつも見られる。ケレスはその形成段階において地下水による「冷たく湿った」状態を経験しているとされている。一方ベスタはマントルや核といった内部構造を持ち、また表面にある火山活動の形跡などから「熱く乾いた」状態を経験していると考えられている。
- 2007年9月27日:打ち上げ
- 2008年6月:小惑星帯へ突入
- 2009年2月17日:火星スイングバイ
- 2009年11月13日:再び小惑星帯へ入る
- 2011年5月3日:初めてベスタの画像を撮影
- 2011年7月16日:ベスタの周回軌道へ投入
- 2011年8月11日:約2,700km上空を3日間で1周する「概観観測軌道」(survey orbit)に入る
- 2011年9月29日:680km上空を半日に1周する「高緯度マッピング軌道」(HAMO)に入る
- 2011年12月12日:やや楕円軌道をとる「低高度マッピング軌道」(LAMO)に入る
- 2012年9月5日:ベスタ出発
- 2015年2月:ケレス到着