柄目木庵

良寛さまに思いをよせながら。

施設見学会

2009年05月12日 | お出かけ
 今日は、「シニア大学同期会・あすなろエース」企画の「施設見学会」でした。

 新津駅にちょっと早めに到着したら、ちょうど「大阪」からの急行「きたぐに」が停車していました。
新津駅から新潟駅までは快速なのです。飛び乗ると発車でした。
      
 確かに早く新潟駅に着いたのはいいのだが、集合時間までに余裕ができました。
地下街の本屋さんで「キャレル5月号・特集日帰り旅行」と「相馬御風」の「続 良寛さま」の2冊を買ってしまった。
喫茶店「ヴィド フランス」に入りコーヒーを飲みながら時間調整。
結果的には結局急行券より高いものとなってしまいました。
         
 駅南から「新潟市福祉バス」で9時半出発。
40名近いシニアが、まるでバス遠足のようだと、はしゃいでいました。

 やがて、バスは「東新潟火力発電所」に到着。
この火力発電はガスタービン、蒸気タービンの組み合わせ(コンバインドサイクル発電機)で運転されています。
熱効率55%で、東北電力管内で最大の発電量「460万kW」だそうです。
ちなみに、蒸気機関車5%、自動車20%が、その大体の熱効率だとか。
   
 LNGの燃焼ガスで「ガスタービン」が何台も動いています。一台が内部点検でした。
      
 ガスタービンからの排熱で蒸気をつくり「蒸気タービン」が動きます。手前が発電機です。
         
 とにかく、何もかもが巨大で圧倒されました。

 さて、昼食は新潟市「ふるさと村」の「番屋亭」でお弁当でした。
食後、すぐに近くの「雪梁舎美術館」見学です。「木村卓央展(求道の軌跡)」でしたが、新しい日本画の表現の素晴らしさに魅せられました。
絵を見るということは、いつもながら写真表現の勉強になるなあと思いました。

 バスに再び乗って、今度は「NHK新潟放送局」でした。
いつも見ている夕方のローカルニュース「新潟610」、そのスタジオを見学できました。
    
 写真は、カメラ側から見たキャスター用のデスクです。
いつもテレビで見ているとおりのものです。
下の写真は、キャッスターの位置から見たデスクなのです。原稿などは、カメラと同じ位置に映し出される工夫がしてあり、カメラ目線で読めるようになっていました。
    
          

 今日は、盛りたくさんな見学とその内容でした。
バスで新潟駅南口に帰り着き、今度は「夏忘れ会で合いましょう」の挨拶で散会となりました。

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6 コメント

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遠足 (へなちょこ親爺)
2009-05-13 21:11:03
バス遠足のようにはしゃぐって、良いですね。
はしゃぐ事が少なくなってきています。

火力発電所の熱効率55%はあまりよく無いと思ったところ、自動車20%と聞き、すごい効率とおもいました。
発電所は、たとえば、わたしなぞが行っても見学させて
もらえるのでしょうか。

楽しい一日良かったですね。こちらまで楽しくなりました。 

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遠足気分 (DNQ)
2009-05-13 22:49:21
こんばんわ!
東新潟火力発電所は新潟地震の火災のあったところとは、違うのでしょうか?
昭和シェル石油が昭和石油だった頃、見学した記憶です。中一だったかな?沖合いのシーバースから原油が昭和石油で精製されて、隣の火力発電所で化石燃料が有効に使われる過程を教わった記憶ですが・・・。明日朝に新潟に移動します。まさに、遠足気分状態です。おやすみなさい。
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OKですよ (Q太郎)
2009-05-13 22:57:27
 広大な敷地、周辺に配慮した環境作りなど、なかなかでした。見学者を受け入れる用意もあるようです。ご家族で訪ねてもいいのではないでしょうか。
実は、コンデジしか持って行きませんでしたが、外見的にも写真になる建造物や風景がたくさんでした。どうぞ、ドライブがてらに如何でしょう。
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ややこれは! (Q太郎)
2009-05-13 23:05:18
 上のコメントを投稿したら、DNQさんのコメントがありました。
新潟火力と東新潟火力があるのです。
東新潟は「新潟東港」にあり比較的新しいことになりますね。
 明日は新潟とか、久しぶりなのでしょうね。
今晩は眠れなかったりして!
どうぞ、時間が有りましたら、電話なり連絡なりくださいね。また、柄目木庵にもどうぞ。
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発電所 (信濃池田送信所)
2009-05-14 18:44:35
確か新潟県は日本で最高の発電量を誇っている県と思いました。
 筆頭が世界最大の発電量を誇る柏崎原発でしたね、今はトラブルで停止中ですが、出入りの業者に聞くとお金のかけ方も桁違いに違うようです。

 拙宅はコンバインド発電は見たことがないのですが、火力、気力、水力、原子力と残すは地熱発電所のみとなりました。
 一番印象だったのは台湾原発の炉心上部に立てたことです、日本ではまずあり得ないですけれども。
 
 火力発電はどこでもそうですが、廃熱利用をどうするかで効率が決まります、
蒸気タービンの二次側を冷やすと効率は上がりますが
復水の温度も下がりここでエネルギーを必要とします、
要は温水状態のエネルギーをどう利用するかにかかってきます。
 100度弱の温水で発電できる装置があればもっと上がりますが、今のところは開発されていません。

 ご存じのように蒸気機関車の効率が悪いのは、蒸気を大気放出してしまい復水しないのと、
保温が悪い、スタートアップの時、水張りから行わなければならないためで、
今新しく設計すればもっと良くなるはずです。

 拙宅の会社でも一時買電を止めてコージェネという案も出ましたが、止めて正解でした。
 昨今の石油価格高騰でやっていた工場はあっという間に廃止したそうで、メーカーも廃業に追い込まれました。
 LNGも大変魅力ですが、何せ山奥・・ 海岸端のタンカー横付けのような場所でないと輸送コストが合わず
いまだに中部電力さんのお世話になっています。

 ところで、近所の大町市に東京電力の新高瀬発電所、出力120万kW(4発)があります、
10人以上のグループでしたら、現地制御所からマイクロバスで、
発電所「なんと山の地下」に無料送迎見学会をやっているので是非来てください。(事前要予約)

 私も2回ほど行きました。
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エネルギー (Q太郎)
2009-05-14 22:38:47
 矢口さんは、いろいろと知識・体験が豊富ですね。
私は「福島県柳津の地熱発電所」は見学したことがありました。
 発電所見学では、いつも「ファラディー」に感謝しなければ、なんて思います。
それと地球破滅にならない程度のエネルギー消費のことを真剣に考えるべきだとも思ったりしますね。発電所の集中的な、あまりに巨大なエネルギー消費と生産。まあ、すべては我々が消費しているわけですが。
せめて分散して小型発電・消費をめざすべきかな。
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