毎日新聞 2011年9月5日 地方版
伝統漁法で捕獲したサケを供えて豊漁を祈るアイヌ民族の伝統儀式「アシリチェップノミ」が4日、千歳市内で開かれた。北海道アイヌ協会千歳支部主催で今年で20回目。
古くからアイヌ民族にとってサケは身を食べるばかりでなく皮から靴を作るなど生活に欠かせない魚だ。
正装した男たちが千歳川を遡上(そじょう)するサケを丸木舟からマレクと呼ばれるカギの付いた漁具で仕留めた。続いて参列者は儀式用の食器を使い、厳粛な表情で濁り酒を神にささげた。
同支部長の中村吉雄さん(61)は「多くの市民にアイヌ文化は脈々と生きていることを知ってもらいたい」と話す。【写真・文 小出洋平】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110905ddlk01040115000c.html
伝統漁法で捕獲したサケを供えて豊漁を祈るアイヌ民族の伝統儀式「アシリチェップノミ」が4日、千歳市内で開かれた。北海道アイヌ協会千歳支部主催で今年で20回目。
古くからアイヌ民族にとってサケは身を食べるばかりでなく皮から靴を作るなど生活に欠かせない魚だ。
正装した男たちが千歳川を遡上(そじょう)するサケを丸木舟からマレクと呼ばれるカギの付いた漁具で仕留めた。続いて参列者は儀式用の食器を使い、厳粛な表情で濁り酒を神にささげた。
同支部長の中村吉雄さん(61)は「多くの市民にアイヌ文化は脈々と生きていることを知ってもらいたい」と話す。【写真・文 小出洋平】
http://mainichi.jp/hokkaido/shakai/news/20110905ddlk01040115000c.html